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大麻の学名は「Cannabis Sativa L」ですが、最初にある「カンナビス」の命名にはどんな背景があるのでしょうか? 語源は何でしょうか?

A 回答 (2件)

直接の語源はギリシャ語κανναβιs(=cannabis)で大麻草の意味です。



ヘロドトス(紀元前5世紀)が書いたペルシャ戦争を題材にした歴史書にκανναβιs(=cannabis)の綴りで出てきます。ペルシャ人がテントのような小さな建物の中で大麻の種子蒸し焼きにした煙を吸っていい気持ちになるところを見た、とかそんな場面があります。

英語ではhemp、古代インドのサンスクリットではcana(cは下にヒゲのような記号、nは下に小さい黒丸付き)。

ギリシャ語  kannab-
英語     hemp
サンスクリットcana

語頭の子音に【k:h:c】という音韻対応が認められることから分かるのは、歴史時代よりはるか以前から大麻が各民族に知られていたということです。
(参考 「100」:希(he)katon-、英hundred、Skt.catem)

No.1さんのお答えにあるKanbはギリシャ語ではありません。W.W.Skeatの語源辞書にペルシャ語kanabとありましたからおそらくこの系統でしょう。
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属名Cannabisはギリシャ語のアサの古名「Kanb」から、種小名のsativaは「栽培されている」

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