プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

今の会社に移って、よくあるのですが。。
たとえば、会社に不在のAさん宛てにお客さんから電話がかかってきた場合「折り返しAから連絡させます」とか、他にも「担当の者にFAXさせるようにします」などという、使役の言葉を使うのはどうなんでしょうか?

以前の会社では、こういう人に「~させる」というのは相手からすると「自分でしろよ!」という感情を持たせるし、会社として「~させていただきます」という返答のほうが好ましいと教えられていたので。。

ご意見よろしくおねがいします。

A 回答 (6件)

「専門家」さんが「させていただく」を推奨していらっしゃるようですので、誤解のないよう補足しておきます。




まず、敬語表現を取り払って「する」と「させてもらう」を比較します。

「する」は自発的な行為、対して「させてもらう」は、【相手に許可を得て】することです。
「する」では相手の意向には言及していませんから、相手は必要ならば行為をやめてくれと言えます。
しかし「させてもらう」では、本当か嘘か、とにかく「許可を得ている」という前提に立っていますから、相手が今更嫌がってもするつもりだとわかります。


次に「させてくれ」「させてもらいたい」と「させてもらう」を比較します。

「させてくれ」「させてもらいたい」は相手に【今】許可を求めていますから、相手は必要ならば断ることができます。これが【既に許可を貰っている】「させてもらう」との違いです。


これを実際の会話に当てはめると、「ご連絡いたしますが、いかがでしょうか」「ご連絡させてください」であれば、相手は「いいですよ」とも「いやそれは困る」とも受け答えが可能です。

しかし「ご連絡させていただきます」には、上記のとおり、有無を言わせない強さがあります。これでは、丁寧な言葉のようでこちらの意向を押し付けることになります。却って相手を不快にしかねません。

むろん、相手の許可を明確に得ている事柄であればなんら差し支えありませんが、そうでなければ、「させていただく」はみだりに使うべきではない、ということです。



では、相手が「連絡を下さい」と言った場合の応答はどうでしょうか。
相手が連絡を希望しているのだから、連絡する許可を貰えた、という解釈も可能ですから、「ご連絡させていただきます」も誤りではありません。
しかし、一般的には「ください」に対しては「さしあげます」で受けますから、「ご連絡を差し上げます」がより適切です。敢えて「させていただく」を使うことはありません。



相手の明確な許可なしに「させていただく」を正しく使うためには、「もし許可がもらえるのであれば」という接頭辞をつけるべきです。

例えば「よろしければご連絡させていただきますがいかがでしょうか」などです。



かくの如く、「させていただく」が正しく活躍する場面はとても少ないのです。
残念ながら誤用のほうがはるかに多いのが現状です。


そこまで踏み込んで正しく使い分けるのでなければ、つまり「させていただく」は使わないほうが無難なのです。
    • good
    • 6

表現というのは、習慣もあるので、違和感を覚えられるのも、当然かと存じます。


ビジネスマナー講師です。マナー講師の立場からご回答します。

企業や組織、部署、団体、業界、職種などで、そうした「~させる」、「~させていただく」に関しては、かなり意見が異なります。
そのため、前職の組織様で使わない表現が、現職で頻繁に聞こえてくると、違和感を覚えられるのも、本当に無理がないと存じます。

大切なのは、外部とのより良い関係形成、社内でのより良い関係形成のための言葉選び、表現選びです。
どの表現がベストであるかは、以下のようなことをチェックして、都度、選ばれることをおすすめします。

例)「自分でしろよ」と、相手に思われるのではないか、と思ったとき
→ 例)「〇〇様、この件は△△が担当いたしております。よろしければ、〇〇様へFAXをお送りするように、△△へ、私××が責任をもって申し伝えます。いかがでしょうか」

POINT
・相手のお名前をしっかり言う
・担当が誰なのか、会社としてしっかり伝える
・誰が何をするのか、明確に提案する
・それでよいか、お客様にご意向を確認する

上記であれば、決めるのはお客様(相手)ですので、失礼には至らないと存じます。いかがでしょうか。口調にも気をつけてみておだやかにお伝えいただければ、より良いと存じます。
    • good
    • 1

名指し人や担当者が自分の会社=身内と考えれば


「~させていただきます」という言い方をする方が自然ですし、
やわらかい感じになりますので相手にも好感を持たれます。
「~させます」は使うことを控えた方が好ましいでしょう。

別の言い方に替えるという方法もあります。
「~するよう申し伝えます」という言い回しは
確かに自分がその件を責任を持って伝えると表現することで、
相手に安心感を持ってもらえる利点があります。
    • good
    • 2

「させます」も「させる」でもなく、


「折り返しAからご連絡致します」にすれば
あまり違和感がないと思いますが。

「させていただく」は私の中では論外。
これを聞くと寒気がします。
    • good
    • 3

>>相手からすると「自分でしろよ!」という感情を持たせる



これが間違っています。

現実に担当者が別にいて、彼もしくは彼女に連絡「させる」のですから、「させる」と言ってなんの問題もありません。
相手にしても、はっきりとわかる担当者から連絡を受けるほうがいいですよね。
したがって「自分でしろよ!」と思うことはありません。

むしろ「させていただきます」のほうが、過剰敬語、慇懃無礼と受け取られる惧れがあります。

「より回りくどいほうが丁寧」ではありません。
「担当の○○より連絡いたします」(または「…連絡させます」)で十分です。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

ありがとうございます。

参考になりました。

お礼日時:2006/01/26 13:08

「○○させていただきます。

」はよく聞きます。
こちらの用件でこちらからかけるなら「いただきます」で不思議はないですが、相手からかかってきた電話の返答を「させていただく」とはあまりにへりくだりすぎて好きではありません。
「折り返しAから連絡させます。お電話有難うございました。」くらいが丁度いいのでは?
    • good
    • 1
この回答へのお礼

ありがとうございます。

そうですね、私もあまり「させていただく」の多用は好きではありませんでした。

会社の電話の殆どが連絡というより、クレーム受付だったので上記のような問答が多くなってしまっています。

いろいろ気をつけて考えたいと思います。

ご意見ありがとうございます。

お礼日時:2006/01/26 12:54

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!