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童謡作家として有名な北原白秋の和歌としては有名な作品です。
「照る月の冷(ひえ)さだかなるあかり戸に 眼は凝らしつつ盲ひてゆくなり」
白秋はまさに現実を生きる人間そのものを歌ったのです。本人が視力を失いつつあるその病床にて詠んだもので、【月明かりは感じられるものの はっきりとは見えない。見えないがあかり戸を照らす冷え冷えとした月光の冴えは感じられる。】 月の光を身体全体で感じているということではないでしょうか。
同じ病をテーマに もっと叙情的に歌ったものもあるが、闇と光のコントラスト、冷たい感触、匂う様な月夜、そんなものを感じさせるのがこの歌だということです。
五感全てに訴える歌人であると評されている白秋の、最も白秋らしい歌との評価の高いものらしいです。
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