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飼ってるペットで性格診断できますか?

犬=指導的
猫=自由気まま

などは比較的よくいわれてますが、その他の動物でも知りたいです。フェレット、ハムスター、たぬき、とかげ、カメ、インコなど。

A 回答 (4件)

こんにちは。





質問:飼ってるペットで性格診断できますか?

回答:できません。

   「犬=指導的」「猫=自由気まま」
   という当てはめが科学的に正しいとはとても思えませんし、
   飼っているペットと飼い主の性格に関係があるかどうかなんて
   科学的には一切わかりませんし(まあ関係ないでしょう)、
   ペットが飼い主の性格を表現しているなんてあり得ません。


>  犬=指導的
>  猫=自由気まま
> などは比較的よくいわれてますが、


夢判断や血液型性格判断と同じ理屈なのですが、

 「○○の夢」→「~~を表わす」
 「A型」→「~~しやすい」
 「犬」→「指導的」

といったように、
夢や血液型や動物に、性格の一側面を表わす表現を当てはめても
それが科学的に正しい保障はどこにもありません。

さらに、それが飼い主の性格を表わすかということになれば、
もはや全く関係ないといっても良いでしょう。

ペットのどの部分に注目して(気に入って)飼っているかという
ペット選択の基準は人それぞれであって、
その人の性格を表わしているわけではないのです。

あくまでも、会話で場を盛り上げる場合の話題のひとつ、
飲み会でネタにする話題のひとつ、ぐらいの適当な話ですよ。



「ペット占い」として「占い」カテゴリあたりで話題にして、
皆さんで楽しむというだけなら、
私もこうしてケチをつけたりはしません。

しかし、
「心理学」という言葉を誤解していらっしゃるかもしれませんが、
ここは学問・教育のカテゴリであって、
物事を科学的・論理的に考えて疑問を解決しようとする場所です。

何も関連のない、しかし何となくそれっぽいイメージのある表現を
動物に適当に当てはめて、
「性格判断はできますか?」と学問のカテゴリに質問なさるなら、

 ペットは飼い主の性格なんて表わしていません。

と反論しなければならないかと。



> その他の動物でも知りたいです。
> フェレット、ハムスター、たぬき、とかげ、カメ、インコなど。

この内容を質問なさりたいのなら、
「ペット」カテゴリか、「占い」カテゴリに再質問すると、
こういう話題がお好きな方々が教えてくださるかと思われます。
  
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます

犬の社会は序列的、猫の社会は並列的というのも科学的にわかってるし、飼い主はそれに応じた飼い方をするものです。そこから飼い主が心理的に影響をうけることは十分に考えられると思います。

また、飼ってるペットとそれに応じた心理テストを飼い主にして相関を取れば性格分類もできるのではないでしょうか?

ペットで性格分類=非科学的と判断するのは、ちょっと早計では?

お礼日時:2006/02/04 20:33

プロの心理屋の立場から(3流ですが)。

パーソナリティー論に関する本も昔にですが書いています(専門書なのであんまり売れてませんが・・・笑) 乱文はご容赦下さい。

心理学って、そんなに都合のいいもんじゃないんです。1度、心理学を学んだものであれば、#1さんのような回答になるでしょう。結論から言うと「できません」。

私も自身の研究で、心理尺度をしばしば使用します。しかし、我々専門家が使用する心理尺度は、雑誌などに書かれている「占い」とか「性格診断」のようなものとは大きく異なります。我々の目からすると、雑誌などに書かれているような「性格診断」というのは、あまりにいい加減で、実用に耐えないどころか、弊害さえ感じています。実際に、心理学に対する誤解も生まれますしね。

さて、我々が使用している心理尺度では、何度の試行錯誤しながら項目を作成し、一連の項目に妥当性があるかどうか統計学的な処理を施しながらチェックしていきます。その中で、使用できる項目、使用できない項目とを分類したり、時にはライスケール(うそつき項目)と呼ばれる項目を配置し、回答者が嘘を言っていないかどうか、いい加減な回答をしていないか検討します。

以前、私が作成した尺度は、概ね使用できるようになるまで約5年の月日がかかりました。それでも、人間の性格を十分測定できるかと言えば残念ながら「No」です。

もちろん、統計的な妥当性を持って、ある一定水準の性格特性を分類することは可能です。しかし、それはあくまでも我々人間の性格特性のほんの一部を切り取ったものにしか過ぎませんから。

雑誌などに紹介されているような性格診断の多くは、実は雑誌の編集部の方が勝手に項目を作成していたりすることも多く、科学的な視点から見ると妥当性、信頼性に欠けます。ペットの性格診断?というものが仮にあるとしても、我々、心理学の専門家から見ると、科学的根拠があるとは言うことはできません。別の視点に移りましょう。

例えば、
 犬を飼っている=指導的
と言えるのでしょうか? 犬にも大型犬から小型犬までいますし、その種類によっても様々でしょう。例えば、ビーグル犬と言っても、やんちゃな犬、大人しい犬と様々でしょう。1種の犬種をとっただけでも様々な性格があることが分かりますよね(※犬種による性格分類表をみた場合、我々は 明るい性格と、陽気な性格と表示されていた場合、両者にどの程度の違いがあるのかまで考えます。その程度が示されていなければ、科学的根拠は無く、主観的判断と見なします)。
 次に、ビーグル犬の飼い主のことを考えてみます。例えば、すべての人が、陽気で明るく、遊び好きと言えるでしょうか?ペットショップで買ってきた人もいれば、友人から譲り受けた人もいるでしょう。
 さらに、このビーグル犬の飼い主にも様々な性格があることは容易に想像できないでしょうか?

また、犬を家で飼っているから誰もが犬好きとは限りません。子どもが好きだから仕方なくというご家庭もあるでしょうね。(仮に、犬の世界が順序的と言っても、飼い主が犬のことをどう考えているかによっても、大きく異なってくるでしょう)。

 次に、同じ犬でも柴犬を考えてみましょう・・・永遠に続く。同じように、猫、フェレット、ハムスター、たぬき・・・と考えてみて下さい。

 飼っているペットで、性格診断はできるでしょうか?

 相関を取ろうにも、まず、どうやって犬や猫、たぬきの性格傾向を数値化していくのか疑問が残ります。明るい、暗い、外交的な(笑)など、どうやって数値化することができるのでしょうか?仮に数値化できたとしても、使えるものにするには、統計学的には標準化という作業が必要です(ビーグル犬の年齢: 0歳~3ケ月、3ケ月~6ケ月、6ケ月から1年、1年から2年・・・10年 あたりの雄、雌各500匹づつ検査し、次は柴犬を・・・永遠に続く)
 この作業を仮に遂行できたとしても、残念ながら、測定したのは人間で、ビーグル犬の性格を推測したに過ぎません。残念ながら、ここで人間の「主観」が入ることにより、大変だった標準化の作業も無意味になってしまいます。なぜなら、科学は、「客観的」である必要があるのですから。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます
統計的処理のテクニカルな話とカテゴリの細分化の問題ですね。

お礼日時:2006/02/05 08:55

お返事ありがとうございます。




以下の文章は、No.1の回答に対しての質問者さんの御意見に対する再回答です。本質問に対する回答とは内容がズレておりますが、御容赦。


> 犬の社会は序列的、猫の社会は並列的というのも科学的にわかってるし、
> 飼い主はそれに応じた飼い方をするものです。
> そこから飼い主が心理的に影響をうけることは
> 十分に考えられると思います。

う~ん、私は頭が良いわけではないので、
ここの文章の論理が思いっきり飛躍しているか、
話のなかにbougainvilleaさんの脳内の勝手な仮定が含まれているか、
どちらかとしか読み取れないのですが。

> 犬の社会は序列的、猫の社会は並列的というのも科学的にわかってるし、

動物のその種の集団の研究から得られた知見があるとして
この話は認めるとしても、

 ○犬の社会は序列的 = 犬は指導的な特徴を示す
 ○猫の社会は並列的 = ネコは自由気ままという特徴を示す

あるいは

 ○犬の社会は序列的 →(なので) 犬は指導的な特徴を示す
 ○猫の社会は並列的 →(なので) ネコは自由気ままという特徴を示す

というところが、
bougainvilleaさんの(あるいは動物の性格判断を信じる人々の)
の勝手な解釈か、思い込みにしか思えません。

「=」あるいは「→」では結べないですよね?
動物集団の一特徴と、性格のひとつが
一対一対応しているはずもないですし。


> 犬の社会は序列的、猫の社会は並列的というのも科学的にわかってるし、
> 飼い主はそれに応じた飼い方をするものです。

飼い主全員が本当にその動物の集団生活特徴に応じた飼い方をする
と言い切れますか?

応じた飼い方をまったくしていないだろうとは申しませんが、
飼い主にとってみれば、
飼う場所(家その他)など、他にもさまざまな制約条件があるはずです。
完全にその動物種の特徴に応じた飼い方をしているとは思えません。

さらに、

> 飼い主はそれに応じた飼い方をするものです。
> そこから飼い主が心理的に影響をうけることは
> 十分に考えられると思います。

飼い主はその動物の集団生活特徴に応じた飼い方をする
 → 飼い主は心理的影響を受けることは十分に考えられる

という論理のところで、
「何らかの心理的影響を受ける」ことは私も認めますが、
どんな心理的影響を受けるかはわからないでしょう?

「飼い主がその動物の特徴と全く同じ心理状態になる」
というのは、
bougainvilleaさんの(あるいは動物の性格判断を信じる人々の)
の勝手な前提か、勝手な解釈か、思い込みにしか思えません。

また、
犬にも「序列的」「指導的」以外に多くの特徴があるわけで、
心理的影響を受けるにしても、そのうちのどれかかと。
必ずしも、
「指導的」なんていう特定の一特徴の影響を受けるわけではないでしょう?



> また、飼ってるペットとそれに応じた心理テストを飼い主にして
> 相関を取れば性格分類もできるのではないでしょうか?
> ペットで性格分類=非科学的と判断するのは、ちょっと早計では?

じゃあ、相関があることを示すデータを持ってきて下さい。
もちろん「心理テスト」に使った質問紙と結果のローデータもつけて。

私も、「心理学カテゴリは科学的データをもとに議論する場です」
と主張している人間ですから、
ちゃんとしたデータが出されたら、自説を撤回いたしますので。

 「ペットの性格診断が科学的に正しいかどうかを証明するのは
  心理学という学問の側だろう」

という反論に対しては、お断り致しております。
上の文章のように否定意見を考えていくだけで、
 「ペットで性格分類=非科学的」
というのがわかりきっているからです。

bougainvilleaさん、あるいは動物の性格判断を信じるどなたかが
 「ペットで性格分類ができ、それは正しい」
というデータを出していただけるのなら、ぜひみてみたいです。
嫌みではなく、非常に興味がありますので。
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この回答へのお礼

重ねての回答ありがとうございます

動物~飼い主でどれくらいの影響があるか、飼ってる動物の種類によって飼い主の性格に有意な差は検出されるか、測定しないとわかんないんじゃ?
回答者さんは一概に否定的なご意見のようですが、否定するなら無相関である統計的なデータを見たいです。

お礼日時:2006/02/05 09:09

人間と動物の間に血縁関係は全くないのに縁あって無償で家族同様に暮らすというのは博愛精神だと思います。

食物連鎖上の優位において人間が頂点でありながら、自由を欲する本能というのは人間って最低な動物かもしれない。

自由を好む性質とは、立場が逆転しても耐えうる自立能力があるかということですが、人間が動物に媚びを売って一喜一憂、感謝したり生き甲斐にしたりするのは、その動物の自由度に共感・依存するからかなと思います。

捕食されやすく寿命が短い小動物でも多産であったり、群れることで種を存続させていけます。寿命の長い個体は自ら多く自由を経験して引き換えに多様性を確保しようとします。

人間は長生きしたし、進んで不自由に甘えたし。育った環境もあるかもですが、本来の自分らしさを仲間とするペットに投影してるのかもしれませんね。

家にハムスターが一匹いるのですが、あのよわっちい有り様は、子供でも立場逆転されない安心感・優越感があるでしょうね。でもアルジャーノンに花束をのネズミは賢くて主人公と同じくらい自由を好んだネズミでした。だから主人公も理性ではなく本能的に花を捧げたのでしょうね。

ちゃんとした回答になってなくてすみません。
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この回答へのお礼

いろいろと面白い意見ですね
回答ありがとうございます!

お礼日時:2006/02/25 15:52

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