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クロアチアやトルコでは国民国家としての求心力を高めるために外国語由来の語彙を自国のものに置き換えた、という話を聞きました。
このような例が散見される国は他にどこがあるのでしょうか?
ソース(書籍・URLなど)がある場合は併せてお教え頂けるとうれしいです。

A 回答 (7件)

ベトナム語についてですが、ベトナムが75年に統一国家となってから、特に南ベトナムで使われていた漢字由来の語彙が純ベトナム語の単語にいい直されているという話は聞いたことがあります。

ちょっと今すぐはあまり思い浮かばないのですが、たとえば飛行機はベトナム語でmay bay というのですが、これなんかは昔は phi co といわれていました。may bay の may は機械という意味の純越語、bay は飛ぶ。phi co は漢字にすると「飛機」です。ドイモイというのは1986年(だったかな?)に採用されたベトナムの社会主義自由市場経済を指す政策として知られていますが、これはベトナム語で書くと doi moi で、doi も moi も純越語の範疇としてベトナムではとらえられている語です。

このような形でもベトナム語の言語純化は見えますし、また旧南ベトナムのベトナム語に漢語が多いなあといういう印象は、アメリカなどに移り住んだ旧南ベトナム人(ボートピープルと呼ばれる人も含めて)が作った様々のウェブサイトを見ると感じられます。
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ドイツ語でも19世紀から20世紀にかけて出来る限り、外来語をドイツ語へ置き換える動きがありましたよ。

また、北欧やいわゆるバルト3国では、ドイツ語/低地ドイツ語からの言葉を自国語へ置き換える運動が過去にあり、言語純化は特別珍しい出来事ではないと思います。民族/国家意識が高まった時代に見られる現象と思います。
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韓国がそうです。


具体例が思い出せませんが、日本語から借用した漢語(といっても日本製ですが)を韓国語を発明?して置き換える動きがあるそうです。
置き換えではありませんが、地下鉄の新しい駅に漢語由来でない駅名「エオゲ」を付けています。「アヒョン」とか「トゥクソム」もそうでしょう。
そもそも首都「ソウル」は朝鮮王国時代の「漢城」でも日本統治時代の「京城」でもない古語を持ってきたものですね。
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♯2です。



ごめん、勘違いしてました。

中国でテレビのことを「電視台」と言ったり、戦時下の日本で野球のアウトを「駄目」と言ったりした例についての質問ですよね。

(_.ヾ
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普通は言語純化の範疇に入れられませんが、代表的なものはベトナムにおけるローマ字の採用でしょう。

漢字文化もベトナムにとっては言語純化だったのですが、こともあろうにフランスが行ったということはどういうことだったのでしょう。植民地化が悪意であるとすればこれは最大の罪悪だったと思います。ある意味では純化とは抹殺のことのようです。実に大きな問題につながることだと思います。ずれているかもしれませんが・・・
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それは正に日本語がそうでしょう。


古くは曽我野うまこが政治的に仏教を導入し、現在でも『道具』など仏教由来の言葉はかなりたくさん使われています。
また、近年では欧米外来語の氾濫がありますね。『サボる』ドイツ語のサボタージュを省略動詞活用したもの。カッパ、テンプラ、カステラ、バッテラ………
キリがない、あっ!このピンキリも外来語ですよ。
あと、漢字の使用など日本語は外来語の集大成なんですよ。
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有名なところではフランスですね。

DJ を animateur に置き換えたり。自国語に誇りを持つ国だからでしょう。アイスランドも外来語が極端に少ないです。
テレビ= sionvarp(絵投げ)、コンピュータ=toelva (数の魔法使い、oe はいわゆるoウムラウト)など。もっともアイスランド語は変化が複雑で外来語は変化パターンにあてはまらず変化させられないということもありますが。
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