dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

『源氏物語』の原文を速く音読するトレーニングをしているのですが[御]が多数でて参りまして、その都度、正しい読み方に迷うことが多く、困惑しています。正しく読むコツをお教えください。

ご回答は『源氏物語』の研究者か古典文の愛読者に限定します。
他の人はご遠慮ください。お互いの時間のムダになります。

A 回答 (2件)

基本的には、


 やまとことばは「おほん[ohom]」か「み[mi]」、
 漢字の字音語は「ご[go]」、
になります。(現代語も同じですよね)

やまとことばは「おほん」と読む場合が多いのですが、御息所のように決まって「み」がつくことばもいろいろあります。「御心」「御子」「御局」「御蔭」など。

「ご」と読むのは「御覧ず」(もっとも、これは「御」+「覧ず」ではなく「御覧ず」一語とされていますが)や「御本性」などがあります。

↓のサイトを参考にされたらいかがでしょうか。
本文とローマ字の両方がありますので音を確認することができます。

参考URL:http://www.sainet.or.jp/~eshibuya/
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。

助かりました。

お礼日時:2006/04/11 15:44

御禊(ごけい)、御衣(おんぞ)などの特定の語を除いて、


「御○○」というときの「御」のかな書き表記例は「おほむ」または「おほん」です。
現在、古典を音読するとき、語頭意外に位置する「はひふへほ」は「ワイウエオ」と読みますから、「御」は「オオン」(実際には「オーン」も可)と音読することになるでしょう。「オン」ではいけません。

例の「いづれの御時にか」の部分について、岩波書店の「日本古典文学大系源氏物語一」の注を見ると、
  「御時」は「おおんとき」と読む。
とあります。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

明解なご回答、誠にありがとうございました。

お礼日時:2006/04/06 11:24

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

関連するカテゴリからQ&Aを探す