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日本地図をみていると、
薄い字と線ではありますが、
旧国名と旧国境が書いてありますよね。

確かにみているだけなら、
「なるほど昔この県は○○国と●●国だったんだな」とか、
「××県は♂♂国と♀♀国の一部からなっているんだな」
ということが分かります。

でもよく考えてみると、
地図帳に旧国名と旧国境を書いておく必要があるのでしょうか?。
歴史の時間で地図帳を使った記憶がないので、
これらを記述しておく意味が分かりません。

誰かご存じの方、
教えて下さい

A 回答 (3件)

社会科の学習指導要領に、そうしたことも記述して置くようにあるからではないでしょうか。


ソースは見つけられませんでしたが、理由はあってのことだと思います。

いづれにせよ、載っていたから困るというものではないと思います。
それに、今でも旧国名や、江戸時代の藩体制のなごりの地名や風習などに由来する
ものがあるのではないでしょうか?

なぜ近畿というのか、なぜ房総半島というのか、そういう由来も知ることができるのでは。
教育的観点からも、そうした郷土史や地理の学習にとって有用だとは思います。
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なるほど、確かに地図に載っていても「昔はこういう名前だったんだ」以上にはなかなか話が進まないですね。

さりとて、旧国名や区分が現代の生活に全く関係していないかと言うとそうでもないのはご承知の通りです。

例えば
- 市名で、既にある市名と重複する場合に旧国名を冠して区別する。(会津若松、常陸太田、陸前高田など・・・最近は大阪狭山や京田辺といった市名もありますが)
- 駅名ではこの例はさらに多い。(越前大野、相模金子、肥前山口、紀伊勝浦など)
- 特産品などは旧国名を冠するものも多い。(讃岐うどん、信州りんご、加賀友禅など)

があるのはご存じの通りです。地図から旧国名を消してしまうとそのうちに「讃岐うどんの讃岐とはなんですか」という質問がこのサイトに寄せられることになりそうです(笑)。
旧国名や国境が地図に載っていてもさして邪魔になるわけでなし、地域の成り立ちや文化を考える上でそれなりの役目を果たしている、と考えるのではどうでしょうか。
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 旧国名の表記が法律上廃止されていないからです。

明治・大正時代は市・郡は府県と同じく旧国に所属するものとされ、同一県内でも国を異にする合併はほとんどありませんでした。郡制の廃止でこの制度はなくなりましたが、区分としては現在でも廃止されずに残っています。昭和40年前後まで、全ての地図の基本である国土地理院の基本地図である五万分の一(当時)にも記載されていました。現在でも同院の20万分の一の地図には旧国境の表示が残っています。正式に廃止されていないため、地図の上で省略する機会がなかったためからと思います。
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