
No.4ベストアンサー
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#3さんを補足しますに、奥の細道の中で、芭蕉は松島の絶景に感極まり、ついに句を詠むことができなかったのです。
「抑ことふりにたれど、松島は扶桑第一の好風にして、凡洞庭・西湖を恥ず。東南より海を入て、江の中三里、浙江の潮をたゝふ。島々の数を尽して、欹ものは天を指、ふすものは波に匍匐。あるは二重にかさなり、三重に畳みて、左にわかれ右につらなる。負るあり抱るあり、児孫愛すがごとし。松の緑こまやかに、枝葉汐風に吹たはめて、屈曲をのづからためたるがごとし。其気色、よう然として美人の顔を粧ふ。ちはや振神のむかし、大山ずみのなせるわざにや。造化の天工、いづれの人か筆をふるひ、詞を尽さむ。」
このことを詠ったのが「松島や」です。季語がないので俳句とは見なしがたいでしょう。
弟子の曽良は次の句を残しています。
松島や鶴に身をかれほとゝぎす
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