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国家の品格を読みました。
同意できるところが全然ありませんでした。藤原さんが言うには、政策も文化も何もかも、欧米は日本よりも劣っていて、日本こそが世界一である、とのことです。他国を否定しなければ日本の良さがわからないのでしょうか?藤原さんは、自分が一番欧米に劣等感を持っていていてただ悪口を言いたいだけ、というように感じました。また、国益主義を否定していましたが、色々なフレーズから彼がまさに国益主義なのでは?と思いました。この本はちょっと右寄りですか?それとも私が左に寄りすぎなのでしょうか。

わたしは、欧米には欧米なりの、日本には日本なりの良さがあって、それは特に否定すべきことではなく、それぞれが自国に誇りを持ってお互いを認め合うのが一番良い付き合い方だと思っています。(でもわたしはまだ国についての理解などが浅くて感情論的になっているだけなのかもしれません)むかし外国に住んでいた経験も影響して、世界中が仲良くなれば良いな、と、思っています、これは理想論なのでしょうか、、


私の周りの人達もこの本を褒めていましたが、私には良さが全くわかりませんでした。
何故こんなにも話題になったのでしょうか?
表面的な政策(英語教育や武士道)ではなく、国民が彼の考えに対してどう賛成したか、が聞きたいです。なるべく、中立で第三者的な意見だとうれしいです。

うまくまとまらなくてすみません;
長文失礼しました。

A 回答 (3件)

私も本やでチラ読みしましたが、あまり感心できる内容ではありませんでしたね。



この本がヒットした理由は、2つあると思います。
1つは、単にマスコミや新聞でかなり話題になった(あるいは意図的にそうしむけたかも)本だったので、言い方は悪いですが猫も杓子もとりあえず買ってみた、ということです。
2つ目は、よく言われることですが、ここ数年日本人の意識の中に、日中関係や日韓関係の悪化に端を発する、ナショナリズムの高まりがみられました。だからそれに呼応する形で、こういう論調の本を割と抵抗なく、素直に受け入れる素地ができていたからだと思います。

この本は極端だとしても、日本人は自分の国に対して誇りがなさ過ぎるという批判は以前からありますので、何かと元気のない現代人が、多少なりとも自信を取り戻すためには、まんざら無駄でもない本のような気がしました。

先日も、朝日新聞の「声」欄にこの本に疑問を呈する投稿が載っていましたので、興味深く読んだところでした。
人の意見は様々なので、自分ひとりが浮いているように思えても何ら気にすることはありませんよ。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます!
とても納得しました。話題性で買った人が多そうですね。そういえばうちの母もそうだった気が^^;(でも話題になる、ということは多少人気があることに繋がるのでしょうか?)また、確かに中国、韓国、北朝鮮との関係はとても関係がありそうですね。ニュースでも否定的に報道をしていますし。

確かにここ数年、日本を見直そう、という流れが流行っている気がします。ラストサムライあたりでしょうか? でも間違ってもこの本では誇りが持てない気が、、(というのは私のとても私的な意見ですが)

周りの人が皆褒めるので、自分は左に寄りすぎているのか、とちょっと思っていましたが 結構賛成では無い人も多いみたいですね。安心しました。

結局、私みたいな人が深く考えすぎなだけであり、世の中の人達はあまり考えずに読んでいるのでしょうか?でもそういった人たちが、この本の内容を気軽に受け入れられるというのは、ちょっとこれからの日本が不安になったり、、思ってしまいます。(なんだか自分が一番正しいと思ってしまいたくなる年代です笑)

ありがとうございました!

お礼日時:2006/05/29 21:28

>外国に敵対心をもつ日本人が減るといいな、と思います。



もし「国家の品格」を読んで藤原さんを「外国に敵対心をもつ日本人」というように理解されているなら、多分それは違うのではないかと思います。

>その影響もあって、我に返ってきた今、逆に劣等感を感じているのかな、なんて思いました。

これも違うと思います。藤原さんは「日本人のよさ」を認識しているのだと思います。ただ「日本人のよさ」にあまりにも無頓着な今の日本人に苛立ちを感じているのでしょう。

>9歳ごろまで4年間ロサンゼルスに住んでいました。

ということですと質問者さんが「日本のよさ」はどれだけ理解できるかは正直わかりませんが、下記について何か思うことはありますか。

お年玉、豆まき、お花見、卒業式、入学式、鯉のぼり、七夕、プール開き、夏休み、海水浴、カブト虫、すいか、花火、盆踊り、お墓参り、栗、梨、ぶどう、運動会、北風、たき火、雪だるま、大晦日

多くの日本人はこうしたことに何らかの思いがあると思います。でも今の日本ではこうした思いが共有できなくなりつつあるように思います。なぜそうなってしまったのかを考えたとき、藤原さんは苛立ちを感じているのかもしれません。

質問者さんはどうですか?何か感じることはありますか?ちなみに私はお盆の提灯には思うところがありますが、ハロウィンのかぼちゃには何の思いもありません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます!
論点は大分違うのですが、あまりこういう意見を聞く機会が回りに無いので興味深く読ませていただきました。わたしは藤原さんは外国を敵対視しているのだと思っていました。日本の良さを説明するのに、外国をけなすのがちょっと私には合わないみたいです。先ほどの回答もそうですが、それを違うという"理由"を聞いてみたかったです。

でも、私はなんだか日本の良さを何も知らない、日本に何の思い入れも無い、と言われているように感じ、そのことにとてもショックを受けました。勿論gatt_mkさんの言う項目それぞれに深い思い入れはあります。私も日本人です。ロスにいたときも、日本人として生活していました。家では靴も脱ぎ、土曜の日本語学校はランドセルで通い、鯉幟もお年玉もおせち料理も、普通に日本人として暮らしていました。毎年お盆になると祖母のいる田舎へ帰りました。ただ4~8、9歳の4年間、少しの間、ロスという場所に住んでいただけです。小学生の6年間のうち、日本で過ごしたほうが長いです。また外国に行ったことで、それぞれの文化を尊重する気持ちがついたのかもしれません。

(ハロウィンに何の思い入れもないのは、gatt_mkさんの場合経験が無いので当たり前だと思います、、)

アメリカや、外国に対する偏見を持っている人がいるからこの本が売れたのかもしれないですね。確かに最近アメリカへ行く人には、そういう偏見を持たれるようなただの憧れで行く人も少なくないかもしれません。


私事失礼しました。
意見を言い合ったところで、お互いの何が変わるわけでも無いのに、ちょっと卑屈になってしまいました、、未熟ですみません。でも、対立がなくならない理由が少しわかった気がしました。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/05/30 00:13

>むかし外国に住んでいた経験も影響して、世界中が仲良くなれば良いな、と、思っています



とありますが、質問者さんはどこの国の人でしょうか?また、育った過程でどのくらいの期間、どこの国で過ごしてきたのか、回答する側はまったくわかりません。
こうした質問されても、個人毎にその生い立ちによって考え方は変わるのではないでしょうか?藤原正彦さんの考え方に同意できなくてもまったく問題ないと思います。

ただ私個人の考え方としては「世界中が仲良くなれば良いな」と言う考え方は、非常に危険で独善的な考え方のような気がします。

ちなみに藤原正彦さんは若いときにアメリカで生活しており、帰国後はかなりアメリカかぶれの人だったそうです。

こちらの本にその辺のことがエッセイとして書かれています。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101248 …

考え方について理解できる部分があるかもしれません。

この回答への補足

すみません、自分の話はあくまで補足のつもりだったので軽く書いてしまいました;
私は今19歳なのですが、9歳ごろまで4年間ロサンゼルスに住んでいました。ロスは結構色々な国の人が住んでいるので学校の半分くらいがアメリカ人で、あとは他の国からの子が多かったです。だから外国人にあまり抵抗がないのかもです。(でもあくまで子供の頃なので、これが私の考えをつくる全て、では無いです。)

補足日時:2006/05/29 21:01
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます!
私は多分これからも同意できないと思いますし、そこは大丈夫なのですが、何故国民は支持したのか、というところが理解できなくて質問をしてみました。

世界中が仲良くなれば良いな、というのは、そうですね。独善的かもしれないですね。ちょっと言い換えると、外国に敵対心をもつ日本人が減るといいな、と思います。日本人の心のあり方について考えたとき、そう思いました。gatt_mkさんは何故そう思ったのですか?ちょっと気になります。

藤原さんがアメリカかぶれだったのは本文中にも書いてありましたね!その影響もあって、我に返ってきた今、逆に劣等感を感じているのかな、なんて思いました。アメリカの方が日本より良い、と思ったのでしょうか。ちょっとその本も借りて読んでみようかと思います。
ありがとうございました!

お礼日時:2006/05/29 21:03

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