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荷捌き(通関の前作業)の仕事をしながら、通関士の勉強をしています。英語を生かせるからと、今の職にいますが、通関士が英語を使っているのを見たことがありません。お金の計算ばかりです。通関士にとって話す英語は関係ないものなのですか?

A 回答 (2件)

元通関士です。


全く関係ないとはいえませんが、英語力がなくても一般的にはつとまります。
通関自体は税関職員相手なので英会話は必要ないですが、業務の一環で使う会社だってあるでしょう。
通関をしている会社自体、英語を使うところも多々あるので切っても切り離せない関係かもしれません。
通関書類は英文なので英語ができると思われ、派遣会社から英文事務や貿易事務を何度も紹介されました。通関→貿易事務→英語、英会話と解釈されるからです。

英語が好き=通関士でも私はありだと思います。業界としては充分関係あるからです。
私も英語というよりも海外にとにかく関わりたいというので選びました。
ただ英語を本当に使いたいのであれば通関自体は違うかなという気がしないでもないですが、でも英語を使った仕事を希望する上で先につなげるものとして通関士試験をとるのはいいことだと思います。実情はどうあれ、やはり履歴書にのっているとある程度説得力を持ちます。

税理士などの試験ならその関係の職につかない場合、勉強した年数分を人生をむだにする危険性がありますが、通関士試験自体は半年ほどでとるのも可能ですし(もちろん働きながら)、いつも言うのですがほんとうに損やマイナスはほとんどないと思うのです。だから迷うくらいなら通関士試験合格をとりあえずめざしたらよいと思います。
きっと先につながっていくと思います。
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通関士は、INVOICEやB/L等英文書類を取り扱いますから、確かに英語は無関係でありません。

ただ自分で英文書類を作成する必要はほとんどありません。NACCSの入力も英語といえば英語かもしれませんが---英語苦手でもそのうち慣れるでしょうから。

質問者さんは仕事をされているのでよくお分かりでしょうが、学生や、貿易業界就職前の方は、よく勘違いをします。
通関士=貿易の仕事=唯一の貿易国家資格であり、
自分は英語が好き(留学経験?)→英語使ええる仕事をしたい→通関士という資格・職業に気が付いた。
従い、自分は通関士を目指す----というのは典型的な誤解です。

貿易は、非常に範囲の広い業種・会社から成り立っています。
1つは、自分の会社が直接輸出者・輸入者になるケース、典型的には貿易商社です。(最近はメーカーや大手スーパーや外食産業でも直接輸入輸出をやる時代ですが)
部門によるでしょうが、海外と売買等のやり取りがありますから、英語は必須能力でしょうね、

他方、上記のような貿易当事者を、サポート・アシストするような業種・会社があります。
質問者さんのよな通関業者、海貨業者、船社、SEA/AIRのFORAWRDER、保険会社等々です。通関士は、通関業者に籍を置き通関の仕事をしますが、貿易の流れからいくと1つ通関という工程に携わるに過ぎません。(もちろん重要な仕事です)
先に述べた直接貿易当事者と比較すると、これらの業種では、一般論ですが、英語を使うチャンスは少ないと思います。
ただ、通関業・FORWARDERとかは、総合的に物流サービスをする会社が増える傾向にあります。海外駐在になれば英語は必要。また外資系船社等ならやはり英語は必要。

業界におられるので、冷静に考えてみればお分かりいただけるはずです。
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