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生物を構成する個々の小さい部品が突然変異と自然淘汰の積み重ねで進化できるのは、わかるような気がしますが、多数の部品が統合されて、全体がシステムとして働いているようなものは、進化論ではどのような説明が可能なのでしょうか?

たとえば、「目でモノを見る働き」などが、進化の結果として実現されるためには、眼球のレンズ、レンズを動かす筋肉、網膜、視神経、視覚像を処理するための脳細胞、涙腺、瞼の条件反射などなど、ものすごく多くの部分が全体として調和されて進化して初めて可能だと思います。

しかし、これらのシステムを構成する個々の部品は、それぞれ、別の遺伝子が管理しているでのではないのでしょうか?もし、そうだとすると、レンズができても、レンズの筋肉ができなかったり、たまたま、両方できても、網膜ができなかったり、あるいは、視神経ができなかったりすると思います。

これらの個別部品が、「同時期に一気」に全体が調和するように進化する理由がよくわかりません。また、「同時期に一気」にではなく、「別々の時期に、少ずつ」だとすると、まだ、レンズの筋肉ができていなかったときのレンズは、どうやって体内に固定していたのかとか、そもそも、「見る」という「有益な機能」に至る前の「ただのレンズ」などは、「自然淘汰」の過程で、存続し続ける必然性がないのではないかと思うのです。

ということで、進化論では、個別部品を統合したシステムとしての進化をどのように説明可能なのかを教えてください。

A 回答 (27件中21~27件)

回答には全くなっておりませんが。

。。。
私(門外漢)も同様の疑問を持っております。
ダーウィンが進化論を発表して後その真偽についての論争にあたり(当時は突然変異はわかっていませんでしたが、それはともかくとして)、同様の問題点指摘があり、これに進化論支持者達は十分に答えることができなかったということです。数10年前に読んだ本です。未解決の問題点として指摘したものだったようなおぼろげな記憶。(本は一応専門書と言えるものでいわゆるトンデモ本ではありません。)

次のようなものです。
「鯨がヒレを獲得して海中生物として成功するまでに、陸上歩行用の足とも遊泳用のヒレともつかない中途半端な段階があったはずである。うまく歩くこともできずうまく泳ぐこともできない進化途上の形態は生存競争に決定的に不利である。完成版の鯨に至らず、淘汰されてしまうはずである。」

そりゃそうだよなあと同感でした。遊泳システムとして未完成の体、部分的にヒレ、部分的に足、これは不利。一発で完成版のヒレができたとしてもそれをうまく機能させるための駆動骨格、筋肉、腱その他周辺も含めたシステムとして完成するには何世代かかるのだろう、その間、種として生き延びることができるとは、どうもわからない。

わりと古典的な問題のように思え、解決はついているんだろうと思うのですが、いまのところまだ説明に遭遇していません。また、専門家に出会ったらいつか聞いてみようと思っているのですが、まだ出会っていません。
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この回答へのお礼

そうなんですよね。比較的、単純な疑問だと思うのですが、どうも、すっきりしたわかりやすい説明に出会ったことがないのが、不思議なくらいです。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/06/13 08:28

> そこで一部の生物は『光を感じる』器官を獲得したのだと思います



光を感じる器官を必要とした、ないし欲したからといって、それを獲得することはできません。

この部分は日本人の門外漢の人に特に誤解が多いので、慎重に。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/06/13 08:26

進化論関係の本はいろいろ読みましたが、結局、だれもよくわかってないようですね。


変異と自然淘汰説もそうとう無理がありますよね。
結局だれかが、完成されたパーツの設計図を遺伝子の中に書き込んだんだと思いますけど。
(これより先は素人の相当勝手な推測です。)
で、その誰かと言うのはDNAだと、私は推測しています。
DNAは体を作るための設計図だと聞いたことがありますが、
私の勝手な推測では、設計図としてのDATAはごく一部で、
大部分は、思考プログラムだと思います。
でなければ、単純な細胞分裂を繰り返したって、
巨大なアメーバーができあがるぐらいで、人や他の動物の形になるように、緻密に細胞を増やして行くには、必ず完成度のたかい命令系統が必要だと思います。
 DNAの一部またはまだ発見されていない何かが、パソコンのCPUの様な働きをして、それが桁違いに計算能力がよく、また、必要に応じて自分自身を書き換えて成長していくようなのを想像しています。
 それが、各細胞にあって、細胞の数だけの高性能CPUが並んだようなかんじでしょうか?
 と、私の勝手な推測で恐縮です。

この回答への補足

おもしろいお考えありがとうございます。

DNAはあくまでデータで、そのデータを使って生物を作り出すのは、別の制御プログラムの働きだということですね。

その制御プログラムはどこにあるんでしょうね。
DNAの中には、有効な部分が少なく、実際に使われていないと思われている部分の方が多いと聞きましたが、そのような部分が実は、制御プログラムかもしれないし、あるいは、現在の科学では、なだ、発見されていない、DNAに影響を及ぼす、未知の作用が潜んでいるのかも知れませんね。

補足日時:2006/06/13 08:21
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全てのパーツが都合よく偶然に揃うという可能性が余りにも低いのは確かでしょう。



しかし、例えば目の場合で言えば(実際はどのような順序で進化したか知りませんので、適当に考えた過程ですが)、

・明暗を認識できる神経がたまたまできる
・光を集めてくるレンズの働きをする原始的な組織がたまたま出来る(必ずしも筋肉を持っていなくても、皮下組織なら、固定はされていますね。)
・その組織の周りにたまたま筋肉ができる・またはもともと筋肉を持っている組織がレンズ様の働きを獲得する
・筋肉が、レンズの焦点を調整する機能を持つ
・随時、視神経そのもの・レンズ・筋肉の能力が高まる

といった過程を経ながら徐々に高度化したシステムとして発展したというふうに考えれば、それほど不自然でもないでしょう。ポイントは、最初からフル機能で揃っていなくても構わないということです。

この回答への補足

ご回答ありがとうございました。

「たまたま」できるというところが、あまりよく理解できませんでした。もし、時間が十分に長ければ、「たまたま」できるというのであれば、サルがでたらめにタイプを打ったら、「たまたま」、聖書全文になっちゃったというよくある話と同じ気がします。

サル問題に対する一般的説明は、サルの例では、自然淘汰のプロセスがないので、実際の進化の説明にはならないということだと思います。

しかし、たとえ、自然淘汰を考慮したとしても、わからないことがあります。それは、「現在の機能は生存に対してニュートラル(有益でも有害でもない)でも、将来、はじめて有効になるような機能が、なぜ、都合よく準備され、かつ、途中で消滅もせずに、保存され続けるのか」という疑問です。

補足日時:2006/06/13 08:16
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生物の進化に関しては謎の多い分野ですので、『これが正解』と言う回答は難しいと思います。


とりあえず、私の仮説としては…

自分の周りの情報を得るということは、生存競争を生き抜く上で、大変重要なことです。触覚だけでは触れてからしか情報がわかりませんよね?
そこで一部の生物は『光を感じる』器官を獲得したのだと思います。皮膚が輻射熱の『熱い』『冷たい』と感じるように、離れた位置にある光を感じて『明るい』『暗い』程度に。
しかし、他の生物が光を感じる器官を得ると、次はいかに効率的に感じるかが重要になってきます。そのために一部の生物は網膜を獲得します。
そして他の生物が網膜を得ると、さらに効率を上げるためにレンズが…レンズを動かす筋肉が…

というように、一気に視覚系統を得たと考えるより、効率の上昇を目指して、徐々に新機能を得たと考える方が自然だと思います。

ただしこれはあくまで私の仮説です。
この質問に対して明確な答えを得ることは、現時点では難しいと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/06/13 08:01

それから



× 突然変異
○ 変異

です。
「突然」などをつける理由が不明です。
ええ、検索すれば「突然変異」は腐るほど引っかかりますが、あれらは全部「突然」は不要ですね。「突然」が必要であるものはないと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/06/13 08:00

> 「見る」という「有益な機能」に至る前の「ただのレンズ」などは、「自然淘汰」の過程で、存続し続ける必然性がないのではないか



相変わらず多岐にわたる誤解が多い分野ではありますが、進化の過程で「必要ないからなくなる」ということはありえませんし、逆に「必要であるから生まれてくる」ということもありません。レンズだけしかできなかったものは(あるとすれば)、うまく生き残り子孫を残せず、絶滅したに過ぎません。

目というサブシステムができ上がって現在に至るのは、サブシステムを構成する各パーツが(それぞれ何かから変化するなどして)「たまたまそろった」からなのです。たまたまそろわなかった個体は進化の過程で恐らくかなり生じたかもしれませんが、絶滅しただけです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/06/13 08:00

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