プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

映画や、テレビドラマを観ていると、飛行機の中の場面で、急病人やケガ人が出て、スチュワーデスが、「お客さまの中に、お医者さまはいらっしゃいませんでしょうか?」と機内アナウンスすると、
かならず、「わたしは医者です。」 と名乗り出る乗客が出てきますが、
あれは、現実的なシーンと考えてよいのでしょうか。

つまり、飛行機の乗客の中に、医者がいる可能性は、100%に近いのでしょうか?
どんな飛行機にも、ほぼ必ず医者が乗っていると考えて、まちがいないでしょうか?

A 回答 (10件)

 私はこれまで記憶しているだけで「 お医者様はいませんか? 」


に2回遭遇しています。初めてこのアナウンスを聞いたときは
「 本当にあるんだなあ 」とちょっと感動しました。国際線と
国内線でそれぞれ体験しています。

 次に大雑把な計算ですが、日本には約 26 万人の医師がいます。
日本の人口は 約 1億2700万人なので、約 488 人にひとりは医師
という計算になります。そう考えると、500 人乗りのジャンボ機
なら、1人は医師が乗っていても何の不思議もありません。

 出張が多い営業マンなどとは違い、医師は旅行か学会参加が
飛行機に乗る主な理由でしょうが、専門を問わなければさほど
稀有な存在ではないでしょうね。たしか私が遭遇したケースの
うち、1件では名乗り出た医師がいたと記憶しています。

 また、呼び出しのときは「 医師か看護士 」と言っていたよう
な気もします。発作を抑えるといった判断であれば、看護士で
対応できるケースも多いでしょう。看護士も含めるならその
可能性は何倍にも増えることでしょう。

この回答への補足

お礼の書き込みが遅くなって申し訳ありませんでした。

大変多くのご返答をいただき、まことにありがとうございました。
どの方のご意見も、参考になりました。

補足日時:2006/07/05 15:39
    • good
    • 0
この回答へのお礼

お礼の書き込みが遅くなって申し訳ありませんでした。
貴重な体験談の御回答、大変参考になります。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/07/05 15:39

○年目の内科医です。


様々な御意見・回答がでていますが、皆さんとは ちょっと違った視点から 回答させて頂きます。


まず初めに言いたい事は、
「 医師が同乗している確率 」 と 「 医師が名乗り出る確率 」 は まったく異なる!
という点です。

【 善意のサマリア人法 ( または、善きサマリア人の方 ) 】 という法律を 御存知でしょうか?
これは 『 窮地の人を救うために 善意の行動をとった人には、過失責任を問わない。 』 という法律です。
つまり、飛行機内など十分な医療設備が整っていない環境で急病人が出て、
たまたま居合わせた医師が診療行為を行なったが 不運にも助けられなかった場合、
その医師には 責任を問いません!
というもの。

日本には、この 【 善意のサマリア人法 】 が ありません!

逆に言えば、 『 医師に責任を問われる可能性が大きい 』 という事です。
すぐに訴訟問題に発展し、これでは医師免許がいくつあっても足りません。

航空会社の 『一部』 には、 「 医師には責任を問わない 」 と 明言している会社もありますが、
『 すべての航空会社 』 が それを保障しているワケではありません。
( 確か、 JAL と ANA は 保障していなかったはず。 )


自分には まったく無関係であったはずの事件に (善意で) 首を突っ込み、その結果 全責任を任され、
かつ、事態が最悪の結果を迎えた場合には その責任を問われる可能性がある …。
この恐怖のため、医師であっても 名乗り出ない事が少なくないのです。

ソースは忘れましたが、
「 上記のようなケースで 『 自分は名乗り出る! 』 と回答した医師は、 全体の 3分の1 程度 」
という統計がありました。

私の周りの医師にも聞いてみましたが、搭乗の際、職業欄に 『 医師 』 と明記する人は 誰もいませんでした。
また 『 「 必ず 」 名乗り出る 』 と答えた医師も ゼロ でした。
私自身は 飛行機にはほとんど乗らないので、このようなケースに遭遇した経験はありません。
もし遭遇したとしても 名乗り出るか、正直、自信がないです。
( どんな病気でも必ず治せ! と迫られるなんて、恐ろしい話です。 )



医師が同乗している確率そのものは、他の方の回答に任せます。

しかし、 「 同乗していても、名乗り出ない可能性が 高い 」 という事実を 加味すると、
質問内容にある状況に遭遇するのは 『 極めて非現実的 』 と 言わざるを得ないでしょう。
    • good
    • 2
この回答へのお礼

お礼の書き込みが遅くなって申し訳ありませんでした。
ご返答の内容は、わたしにはとても新しい知見で、大変興味深かったです。
善きサマリア人とは聖書のエピソードでしょうか。
非常にユニークなご意見を感謝いたします。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/07/05 15:37

かれこれ10年程前の話ですが、公務で内科医に同行、ロンドンのヒースローに飛びました。



案の定、急病人が出ました。席が近かったので、すぐに異変に気付き応急処置で事なきを得ました。極度の緊張から来る軽い心筋梗塞の様でした。

これは、500人近く搭乗できる747型機で国際線と言う事情を考慮しても、ラッキーなケースで有ったと思います。

ホテルに着いてから、高級スコッチをご馳走になりました。ドクターは、その乗客から謝礼に貰ったものだと笑っていました。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

お礼の書き込みが遅くなって申し訳ありませんでした。
大変貴重な体験談をありがとうございました。
非常に参考になりました。

お礼日時:2006/07/05 15:34

飛行機の中に医師や医学関係者が乗っている確率も低いとおもうのですが、


それ以上に医師を呼ぶほどの病人けが人が出るかどうかも、
とても低いと思います。

機内のケガや事故に関しては、航空会社側を起因とするものは、極端に無くそうと努力していますし、
搭乗客も、それぞれのフライト時間にあわせて体調を整えようと努力するとしたら、
危ない場面が起こる確率と、医療関係者が乗っている確率がマッチするのことは
皆無に近いのかもしれないですね。

ただ、もし危ない場面に乗客が出会った場合、そこには神の配慮か、偶然性か、
医師が乗り合わせているものなのかもしれません。

英語で「偶然性」を表す coincident, coincidence が
co- 共通の + incident 事件,偶発的な出来事
というのもおもしろいと思います。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

お礼の書き込みが遅くなって申し訳ありませんでした。
見方を変えたご意見で、大変参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/07/05 15:33

これまでにおそらく100フライト(海外旅行では乗継があれば一回の往復で4フライト以上になることがあります)を超えていると思いますが、「お客さまの中に、お医者さまはいらっしゃいませんか?」


というアナウンスを聞いたことは、そういえば一度もありません。

香港からサウジアラビア経由でヨーロッパに行く便で隣のサウジアラビアの人がsurgeonだと言っていました。そのときはその単語がわからなかったので外科医のことだと知ったのはあとのことです。

5%以上の確率で乗っているというくらいでしょう。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

お礼の書き込みが遅くなって申し訳ありませんでした。
大変参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/07/05 15:32

以前は空港に勤務していました。


客室乗員のマニュアルでは機内で急病人が発生した場合、まず機長に報告します。機長は旅客の状態が重篤か否かを判断しフライトプランを決めなければなりませんが、この判断を間違わない為に機内に医師か看護師が搭乗していないかを探すよう指示します。
つまり「判断をするために最善の策を施したか?」が後々重要となるファクターで、決して医師か看護師がたまたま搭乗していることを期待している訳ではありません。 「自分の代わりに旅客の容体を判断してくれる人物がいればラッキー」という程度の理由で一応、医師か看護師を捜してみますが、仮に名乗り出る人物がいたとしても治療行為までは頼みませんし、またその様な状況で責任を押しつけられるのがイヤで、名乗り出る人物がいないことも承知しています。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

お礼の書き込みが遅くなって申し訳ありませんでした。
経験者の方の貴重なご意見に感謝いたします。
大変に参考になりました。

お礼日時:2006/07/05 15:31

根拠はありませんが、飛行機で通勤している医師はそんなにいないと思います。


また、学会などの移動で使う場合もあると思いますが、羽田の場合1日、1700便近くの運行数があります。
必ず医師が乗っているとなると、それだけでも1700名必要です。
羽田だけでもこの数ですから、日本全国の運行数を考えると、100%近くというのは、まず考えられません。
むしろ、どちらかというと100%近く乗っていないと考えた方が自然ではないでしょうか。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

お礼の書き込みが遅くなって申し訳ありませんでした。
大変参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/07/05 15:30

こんにちわ



いやー!面白い質問ですねー。
結論から言えばNO.1さんのおっしゃるとおりでしょうね。
日本限定で考えてみると、
日本の人口が1億2千万人強、医者の数が25万人位ですから、約480人に一人ですよね。
飛行機も小型機からジャンボまでピンキリありますが、平均して定員を200人、平均搭乗率70%で計算(こんなに高くないでしょうが)すると1台の飛行機に140人くらい載っていると。
そうなると飛行機に3~4回乗ると1回は医者の乗っている飛行機にのれる計算になりますね。(めちゃくちゃ粗い計算ですが)
最初に言った通り、NO.1さんのおっしゃるとおり「医者はそれほど飛行機に乗る職業ではない」ことを考えると実際はこの数字より全然下がると思いますしね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

お礼の書き込みが遅くなって申し訳ありませんでした。
大変参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/07/05 15:29

確率の問題ではないでしょうか。


医師の数は日本ですと大体1万人に16人程度です。
ジャンボ機が400人以上の定員ですから、確率から言えば64%以上の確率で、医師が乗っていることになります。
ただ、医者といっても様々で、私の知っている先生は自家用車に応急処置のセットを持っていますが、専門外ではまず名乗り出ません。
目医者なので、「生まれそう~」とか「心臓が~」といわれても、どうしてよいのか困るということのようです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

お礼の書き込みが遅くなって申し訳ありませんでした。
名乗り出る人が少ない、というのは初めて知りました。
大変参考になりました。

お礼日時:2006/07/05 15:28

>ほぼ必ず医者が乗っていると考えて、まちがいないでしょうか?



何を根拠に? むしろ逆です。
医者の勤務時間・実態などを考えてみて下さい。

飛行機に居合わせる可能性は、完全なプライベート(旅行など)か
学会などの出張だけで、学会の有る様な都市の飛行機は
日に何便も有るので、更に確率は下がりますよね?
    • good
    • 0
この回答へのお礼

お礼の書き込みが遅くなって申し訳ありませんでした。
大変参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/07/05 15:26

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!