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ふと疑問に思っていることがあります。もしご存知の方がいらっしゃいましたら教えていただけるとありがたいです。

排卵日計算薬や基礎体温等から排卵日がわかり、その前後に仲良くしたとします。もし妊娠していなかったら通常はその2週間後に生理が訪れると思うのですが、生理が遅れている場合などは、排卵日が遅れているのか、排卵日は合っていたけれども生理のみが遅れているのか、どちらの可能性が高いのでしょうか?

「排卵日の2週間後に生理」というのは通説のように理解しているのですが、ストレスや精神的な要因等で生理が遅れることはよくあることですよね。この場合でも、本当は生理が遅れているのではなく、排卵日自体が遅れていると解釈するべきなのでしょうか?排卵がおこれば、ほぼ2週間後に生理がくる、というのは、どれくらいの確率なのか、疑問に思っております。

どうぞよろしくお願いします。

A 回答 (1件)

こんにちは。



>「排卵日の2週間後に生理」というのは通説のように理解しているのですが、

通説...(^_^;) 通説というか、、生物学的な事実なので。
排卵すると、排卵後の卵胞に「黄体」というものが形成されます。黄体からは黄体ホルモンが分泌され、子宮内膜に作用して受精卵が着床可能な状態に保ちます。この「黄体」の寿命が約14日間なのです。排卵と同時に黄体ホルモンが分泌されはじめ、14日間ほど経つと寿命が尽きて黄体ホルモンは分泌されなくなります。黄体ホルモン濃度が急激に下がるために、子宮内膜は保たれなくなり剥がれて生理が起こります。
黄体の寿命が約14日間というのは、ヒトの他、多くの哺乳類に共通しています。(もっと長い動物も、黄体期のない動物もいます)

>生理が遅れている場合などは、排卵日が遅れているのか、排卵日は合っていたけれども生理のみが遅れているのか、どちらの可能性が高いのでしょうか?

排卵が遅れるから生理も遅れるのです。排卵後に黄体期(高温期)が14日間より大幅に延長することもあり得なくはないのですが、黄体存続症、閉鎖卵胞が存続している状態などの特別な場合で、稀です。

>ストレスや精神的な要因等で生理が遅れることはよくあることですよね。この場合でも、本当は生理が遅れているのではなく、排卵日自体が遅れていると解釈するべきなのでしょうか?

排卵が遅れるのです。排卵が起こるメカニズムは、子宮・卵巣などの生殖器だけで独立しているのではなく、脳にある下垂体や視床下部といった身体の中でもストレスや精神的なことに影響を受けやすい部分と連動しているので、それらが原因でホルモンバランスを崩し排卵が遅れたりなかったりすることは日常ありがちなのです。

>排卵がおこれば、ほぼ2週間後に生理がくる、というのは、どれくらいの確率なのか、疑問に思っております。

上記に書いた特別の場合以外は100%です。ちなみに、特別なケースはどんな時に起こるかと言うと、不妊治療などで排卵誘発をした場合などです。
ただし、2週間より短縮することはいくらでもありますよ(^_^;) 黄体機能が良くないと2週間もたないで黄体が力尽きてしまうのです。
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この回答へのお礼

わかりやすいご説明ありがとうございました。
私は1児の母ですが、幸い1人目が簡単に妊娠できたため妊娠に至るまでの知識が乏しくてお恥ずかしいですが、現在二人目の妊娠を計画しております(*^。^*)
なるほど、やはり生理ではなく排卵が遅れるのですね。
メカニズムがよくわかりました。ありがとうございました。

お礼日時:2006/07/17 12:33

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