
先ほど教育テレビの「わくわく授業」を見ていました。
http://www.nhk.or.jp/wakuwaku/jugyo/060416.html
内容はろうそくの炎についてでした。
ろうそくの炎って不思議ですね。
<手がかりとなる事実>
1. ロウソクは、炎心、内炎、外炎という3層に分かれている。
2. 明るく輝くのは内炎。
3. 内炎にはススが多く含まれている。
4. 一番熱いのは外炎。
5. ロウソクの芯に近い炎心では、気化したロウがそのままの状態で存在する。
(webより)
私も生徒と同じ不思議な気持ちになって、
炎芯ではろうを気化するためにエネルギーが使われ、
内炎では光を発生するためにエネルギーが使われ、
外炎では温度を発生するためにエネルギーが使われるのかなあと思いながら聞いていました。
何かが燃えると光エネルギーになったり熱エネルギーになったりするのかな、と(全然根拠なし)
授業で、「内炎は不完全燃焼でCがCOになり、外炎はそれがCO2になるので内炎と外炎では温度差がある」
と発表した生徒がいました。
なるほど、と思いました。
ところが聞いていた生徒から、内炎にガラスをかざすとススがつくので
COじゃなくてCなんじゃないか?」と質問があり、発表した生徒もそれに答えられませんでした。
授業は謎を残したまま終わりました。
ろうそくの炎の中でどんな事が起きているのか、
続きを知りたいと思いました。
どなたか易しく教えてくださいませんか?
ヒントだけで「後は考えてね」でも結構です。
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
理科の実験でガスバーナーを使用したことはありませんか。
ガスの種類は変わらないのに、空気量を調節して空気の量が少ないと赤い火(燃焼温度は低い)、多くすると青い火(燃焼温度も高い)になりますね。ロウソクも一緒です。外炎は周囲の空気に触れるので燃焼に必要な酸素が十分にあります。だから燃焼温度も高いし、色温度が上がるので内炎ほど色が目立ちません。
内炎は外炎より酸素量が少ないので燃焼温度は低く、不完全燃焼のためC(すす)やCOが発生します。これらは外炎を通る際に再燃焼しますが、風で炎が揺らいだりすると再燃焼できずに、炎の外に出てきます。
回答をありがとうございます。そういえば授業でもガスバーナーの空気量を調節して観察していました。空気量が少ないと炎はろうそくの内炎のように光りました。
> これらは外炎を通る際に再燃焼しますが、
再燃焼するのですね。
> 風で炎が揺らいだりすると再燃焼できずに、炎の外に出てきます。
なるほど!
No.3
- 回答日時:
内縁にあるのは炭化水素化合物の気体です。
炭化水素が酸素が不十分な状態で燃焼するとき、先に水素が燃焼して、のこったCがグラファイト化してガラスに固着したものと考えられます。お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
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