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A 回答 (7件)
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No.7
- 回答日時:
勿論、イスラエルとアラブの対立の構図が根底にありますが、もうすこし直接的な原因をお答えします。
ヒズボラのバックにはシリアがあり、シリアのバックにはイランがあります。日本の報道ではそのような視点が欠落していますが、今回の衝突はイラン問題と密接に関わっています。
イランは対抗勢力であるイラクが崩壊したこともあり、着々と地域大国として影響力を伸ばしています。現在推し進めている核開発が成功するかどうかが分岐点になるでしょう。アメリカはそれを阻止しようとロシアや中国をなんとか説得し包囲網を構築しようとしていました。そこでイランは、(1)イランの核問題から注意をそらす(2)アメリカを中心とした連携に楔をうつ(3)アラブの結束を固める、ためにヒズボラをたきつけて紛争を起こしました。
No.6
- 回答日時:
直接の原因は、ヒズボラのイスラエル兵拉致が原因ですがただのきっかけです。
その証拠にヒズボラの幹部を拘束するために特殊部隊を送っても兵士の救助のためには部隊を送っていません。また、本当に救助する気があるならもっと空爆の規模は小規模になっているはずです。ヒズボラの拠点=兵士が拉致されている可能性のある場所ですから。おそらく、本当の原因はアラブ諸国(イラク以外)がそれなりに安定してきたことでしょう。不安定な状況下では国力が上昇しづらいですが、国情が安定すれば、国力も上昇しやすくなり、軍事力も強化しやすくなります。それは相対的にイスラエルの経済的、軍事的な弱体化を招くからだと思います。
No.5の方、極端な話ですね。確かにそういった面も少なからずあるでしょうし、実際にアメリカが今のところまだ覇権を握っていますが、アメリカといえど自国の経済に必要不可欠な資源を完全に自給自足できるわけでもないし、人口も移民が減っている状況ではそのうち他の先進国が迎えているように少子高齢化による国力の減少が起きるでしょう。実際にアメリカの影響力は確実に落ちてきていますよ。半世紀もしたら今度はアメリカの代わりにロシアや中国が言われるようになるかもしれませんね。歴史上、覇権を握る国は常に揺れ動いてますから。それと平和と人権を侵害と言うなら大戦終戦後に独立を宣言したアジア諸国に植民地を復活のために軍隊を送ったのはヨーロッパ諸国ですし、ベトナムに中国は戦争を仕掛けたことがありますし、いまだにロシアは北方4島を返さない、アフリカの植民地が独立したのは60、70年代で経済的にはまだまだヨーロッパ国家の影響があります。また、日本では国際連合と言われていますが、同時に大戦の戦勝国連合といった側面もあるのです。敗戦国条項が未だに残っているが証拠です。・・・何で陸軍国家である中国が海軍を整えつつあるか考えたことありますか?
No.5
- 回答日時:
アメリカとイスラエルの軍需産業の金儲けのためです。
アメリカとイスラエルは軍需産業の金儲けのために脅威をデッチ上げて戦争を仕掛けます。
アメリカは最大の産業の軍需産業と軍産複合体に支配された国で
戦争と搾取をしなければ成り立たない国で世界各国と共生できない国です。
核兵器や戦争や搾取の根絶のためにはアメリカを打倒しなければなりません。
核兵器の軍拡競争はアメリカが核兵器を作ったからでアメリカのせいです。
世界の軍拡競争もアメリカが軍拡をするからでアメリカのせいです。
世界各国が国連中心主義で平和を守ってきたのに
アメリカとイギリスとイスラエルと日本だけが国連を無視して戦争をしてます。
核兵器と軍隊の廃絶や戦争の根絶や搾取の根絶のためには
アメリカを打倒しなければならないという考えから
世界各地で反アメリカ戦線が作られ大部分の国が反アメリカ戦線に参加してます。
NHKスペシャルベネズエラ革命で紹介したように
中南米ではベネズエラ、ヨーロッパはEU、アフリカはAU
中東はイラン、アジアは中国がリーダーになって反アメリカ戦線を作って
アメリカの戦争や搾取にNOを突きつけアメリカ打倒のために戦ってます。
アメリカとイギリスとイスラエルと日本は世界各国の市民から
平和と人権を侵害し世界と共生できない国と評価され軽蔑され孤立してます。
このままでは日本はアメリカとイギリスとイスラエルと道連れで滅びます。
日本はアメリカ盲従をやめ中国が指導するアジアの反アメリカ戦線に参加すべきです。
日本は世界各国と協力してアメリカ打倒に立ち上がるべきです。
No.4
- 回答日時:
形式上は、ヒズボラが、イスラエル兵士を拉致した事ですが、実際は、レバノン内戦が収まってしまった事です。
レバノンは、マロン派キリスト教徒、イスラム教スンニ派、イスラム教シーア派が、3つ巴の内戦をしていました。
マロン派をイスラエルが、スンニ派をシリアが、シーア派をイランが支援していました。
シリア軍がレバノンに進駐し、内戦は下火になります。
シリアでは、辣腕のアサド大統領の死後、息子のアサドが大統領を継ぎますが、父親ほどのカリスマ性が無く、駐留経費の増大による国民の不満、レバノン内部での反シリア感情から、シリア軍のレバノン撤退が行われます。(2004年)
シリア軍撤退後、レバノンでは、挙国一致政権を目指します。
当然挙国一致ですから、シーア派のヒズボラも政権に参加します。
ヒズボラは、レバノン内戦時、レバノンに侵攻したイスラエル軍と激しく戦い、撃退した経緯があるため、イスラエルとしては、それにガマンできませんでした。
ちょうどパレスチナでハマスが合法的に政権の座についたのに対し、イスラエルが激しく反発し、パレスチナ人の虐殺に乗り出します。
それに呼応して、ヒズボラは、イスラエル人兵士の誘拐を行い、捕虜交換をイスラエルにもちかけ、イスラエルが拒否して、ヒズボラの拠点攻撃を開始します。
イスラエル軍は、レバノンのマロン派キリスト教徒の協力を得るつもりのようで、レバノンのキリスト教徒地区には、爆撃はしていません。
しかし、マロン派住民は、イスラム系住民との連携、支援に向かい、イスラエルの思惑が完全に外れています。
レバノンでは、マロン派キリスト教徒 38%
イスラム教シーア派34%、スンニ派21%となっています。
No.3
- 回答日時:
背景は非常に複雑ですが、
イスラエルとアラブ諸国は互いに憎悪の歴史です。
あなたの隣にあなたの親愛なる人をあやめた人が住み続けたら・・・
きっと殺意がわいてくるでしょ
実際に互いに毎年のように殺される人がいるのです。
停戦とは名ばかり、ミサイルを打ち込んだり戦車が動かないだけです。
イスラエルの兵士は国境を越えて人を殺しに行きますし、
パレスチナの兵士がイスラエルの女子児童に乱射して大量殺戮をした事件もありました。
ということでいつ戦争になってもおかしくないのです。
今回の戦争はイラクの形骸化も一役買っているとの見方もあります。
前回の戦争のときはヒスボラとイラク国内の勢力が共闘していましたが、
幸か不幸か、アメリカの当初のもくろみは崩れ、イラクは不安定な地域になっています。
毎週、何百人単位で犠牲者が出るのです。とても共闘どころではありません。
当然、イスラエルの情報局はこういった動きは読んでいますから、
それも計算に入れているといわれています。
それにしても今回、エルサレムにミサイルが飛んでいくことがあれば
第三次世界大戦に入ったとみてもいい状況がつくられるでしょう。
首都が攻撃されれば、イスラエルはもう後に引けませんし、
イスラエルが強行すれば、黙認状態のサウジやエジプトまで敵にまわります。
そうなったら日本も対岸の火事では済まなくなりますね。
アラブ諸国との対立に巻き込まれる懸念は勿論のこと、
北朝鮮からミサイルが飛んでくる危険性も考慮しなくてはいけません。
なぜかって?、イラクが形骸化したのと同じ現象ですよ。
No.2
- 回答日時:
こんばんは。
きっかけはレバノンのシーア派武装組織ヒズボラが
イスラエルを攻撃したことです。
しかし、イスラエルにも非があると言うか…泥沼ですね。
一言では片付けられません。
http://tanakanews.com/g0719israel.htm
そもそもイスラエルとアラブ諸国の不和は、
現在のイスラエル共和国建国時にさかのぼります。
イスラエル人(ユダヤ人)は、
キリストの時代の直後、自国を失い世界中に散らばりました。
それ以後、古代イスラエルのあった土地には
周辺のアラブ民族が居住するようになりました。
ところが20世紀になって、欧米諸国の力を借りて、
今のイスラエル共和国が建国されました。
当然、今まで住んでいた人達は追い出されます。
そこで意見(利害)の対立が起こりますよね。
ユダヤ人からしてみたら、
「流浪の身の上から、やっと先祖の地に戻った~!」
でもアラブ人から見れば、
「約2000年も経って戻って来て、何が先祖の地だ。
今じゃここは俺らの土地だ~!」ってことに。
その上、米英のバックアップを受けていることも
アラブ諸国は気に入らない。
「アラブやパレスチナが植民地化されてるんじゃないか」
との危惧、反発を招いてしまいました。
その憎悪が、イスラエルにも米英にも向けられている。
そんな状態がず~っと続いていて、
悪循環を生み出しているのです。
No.1
- 回答日時:
レバノン国内にいるヒズボラという集団がイスラエル兵をイスラエル領内に侵入して拉致したというのが、一般的に言われる原因です。
でも、人によっては「イスラエルとパレスチナの問題が・・」という人がほかの質問欄でもいますが、今回のレバノン侵攻の直接の原因は「イスラエル兵拉致」です。
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