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植物(花など)を食塩水・砂糖水・普通の水道水につける実験をしてみました。
食塩水と砂糖水は濃度は同じです。

結果は、
食塩水は何分かたつとしぼんでしまいました。
砂糖水は普通の水道水よりも元気になりました。

濃度以外の条件は全て同じにしました。

こうなる訳を、植物に詳しい方、お教えください!
(自分こういう系は苦手なので・・・)
よろしくおねがいします。

A 回答 (2件)

こんにちは。


砂糖は植物にとって栄養になります。
ただし、濃度にもよります。

濃度の高い(つまり濃い)溶液は、水分を通す膜を隔てて濃度が薄い溶液があると、水分を引きずり込むという働きがあります。

これは解けてる物の種類じゃなくて、解けている粒の数によりますので、砂糖でも濃いのを使うと同じ事になります。

この理屈は化学の知識が必要で、「浸透圧」という物を調べてください。
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 NO1の方がおっしゃるように浸透圧が関係しています。

この食塩水によって植物がしおれてしまうというのは、現在世界的な問題です。土壌塩類の蓄積というものです。灌漑農業を行なう際、水の量が中途半端であると水が蒸発する際に土壌の塩分ごと土壌表面に集めてしまいます。これにより高濃度の食塩水ができてしまい農作物がしおれて死んでしまいます。また、地球温暖化で海水面の上昇が起こり今まで真水が出ていた井戸などで塩水が出てきてそのまま植物に与えることで植物が死んでしまうということもおきています。

 植物だけではなく、人間も海で遭難した際海水を飲むと死んでしまいます。海水に水分を奪われて人間がしおれてしまうからです。

 大学などの研究機関ではこの塩ストレス耐性というものを良く研究しています。植物の遺伝子を操作したり、塩に強い植物を交配して選抜しています。こういった塩に強い植物を砂漠地帯や海の近く(干潟)などで育てることができれば食糧の増産につながります。塩ストレスという言葉で調べるとたくさん出てきます。

 砂糖水で元気になったのは、砂糖の成分スクロースが植物にとっての栄養源だからです。あまり砂糖水を上げすぎたり放置しすぎるとこれはカビや細菌の栄養源でもありますのでかびにやられて植物が死んでしまいます。

 
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