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以下の試薬を調製したいのですが、どのようにすればよいのか教えてください。
(1)0.5Mリン酸-ナトリウム液(pH4.0)
(2)0.5Mリン酸緩衝液(pH7.0)
(3)0.5Mリン酸二ナトリウム液(pH9.0)

また、「リジン」と「リシン」は同じものですか?
そして、「L-リシン」と「L-リシン一塩酸塩」はどのように違うのでしょうか?
値段も随分違いますが・・・
アミノ・カルボニル反応の実験をするとき「L-リシン」の代わりに「L-リシン一塩酸塩」を使用することは可能でしょうか?

よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

◆試薬の調整について


0.5Mというのは、0.5mol/Lの事ですから、溶質0.5molが溶液1Lの中に溶けている状態のことを言います。
よって、調整の仕方は、
(1)リン酸一ナトリウム(NaH2PO4)0.5mol、つまり119.98(分子量)×0.5=59.99(g)に純水を加えて1Lにします。そうするとpHが4.0になるということです。
他も同様に、
(2)リン酸(H3PO4)0.5mol(98×0.5=49(g))に純水を加えて1Lにします。
(3)リン酸二ナトリウム(Na2HPO4)0.5mol(141.96×0.5=70.98(g))に純水を加えて1Lにします。

◆リシンについて
L-リシン:H2N(CH2)4CH(NH2)COOH
L-リシン一塩酸塩:H2N(CH2)4CH(NH2)COOH・HCl

L-リシン、L-リシン一塩酸塩ともは必須アミノ酸の一種で有害性はありません。
見た目も白色結晶粉末で同じですし、溶ける溶媒も同じです。
精製過程で塩酸塩になって、そこからHClをとってリシンにするので、リシンの方が値段が高いのかな??と思います(私の推測なので自信はありません)。
しかし値段の高い安いは、単純に手間がかかるかどうかだけで決まらないので(輸送費、需要度も大きく作用)、なんとも言えません。

リシン(lysine) が正式名称ですが、リジンと言うこともあるそうです。
No.1さんのおっしゃられている「リシンは猛毒」のリシンはricinで、これはタンパク質ですが、おそらく質問者さんのおっしゃっているリシンはlysineの方でしょう。
◆アミノカルボニル反応について
アミノカルボニル反応は、アミノ基 (-NH2) のカルボニル炭素 (-CO-) への求核反応による縮合反応なので、塩酸がくっついていても大丈夫だと思います。
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この回答へのお礼

ご丁寧に有難うございます。とても分かりやすく、助かりました!!

お礼日時:2006/09/08 09:28

リジンは、アミノ酸で、リシンは、猛毒です。

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