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金魚の飼育に適しているのは、弱アルカリ性と言われますが、実際はよほど酸性に傾いた水質はともかく、
普通に中性や弱酸性でも問題ありません。
水質の急変ということでなければ、弱酸性~弱アルカリ性まで適応していますが、
何故「弱アルカリ性が適している」と言われるのでしょうか?

※日本メダカも、専門店では弱アルカリ性が適しているとありますが、同じように理由が分かりません。

A 回答 (3件)

これは昔の飼育書によく出ていましたね。

高名なランチュウの飼育家が書いたものをそそまま現在に至っているものと思います。
当時の愛好家は戸外の池やタタキで金魚を飼育する事が当たり前で、今のように水槽で飼育される方では、とても本を出版できるほど世間に認知されていなかったようです。

池やタタキで金魚を飼育すると当然グリーンウォーターとなります。逆に言うとアオコ水になるということは水量に適した濾過槽がついていないということで、水の浄化は植物性のプランクトンか、池の底や周りにつくコケが活躍します。生物濾過が機能していなければ水を酸性にする硝酸塩は発生しません。日光によってコケや植物性のプランクトンは盛んに光合成をして水中の二酸化炭素が消費されpHは上がる傾向にあります。
この様な条件で金魚を飼育していた為、金魚の専門店では弱アルカリ性が適していると言われる筈です。

一方趣味で金魚を飼育される方は殆どが水槽飼育ですから、濾過器を付け透明な水を当たり前としますので、アオコが発生しないように生物濾過をします。この結果硝酸塩の発生によって水の水質は徐々に酸性に傾きます。

このように生物濾過を利用するか、アオコ水とコケを利用するかで水質はかなり違ってきます。金魚の専門家はあまりpHなどは気にせずアオコ水の色の濃さで経験上、金魚を殺さず繁殖までしてしまいますからね。

私はpH6.5前後の水質が金魚には最適と思っています。
弱アルカリ性の水は濾過不足になるとアンモニアの弊害を強く受けます。室内ではアオコ水になりにくいので、特にこの事が金魚の飼育を難しくしています。
アンモニアはpHが低いとアンモニウムとなり毒性は極端に低くなりますので安心して濾過不足に対応できます。
但し、pH5.0を下回ってくると明らかに調子は悪くなります。

日本のメダカの同様かと思います。
参考まで。
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この回答へのお礼

昔の飼育書は読んだことがありませんので、飼育書にあるようなこととは知りませんでした。
何だか専門サイトや専門店などで聞かれますし、金魚のブリーダーさん(だったと思います)の
お話でも聞いたことがありましたので、最近の飼育書くらいしか知らない私は「?」でした。

そういえば、プラ舟やプランター等の屋外飼育の金魚の水質を測ったことはありませんでした。
今度、明るい時間に測ってみます。(今は暗くて金魚たちも寝ているでしょうから)

塩水浴の水で体調を良くする金魚やメダカですから、
そういう意味でも弱アルカリ性の水で調子が良くなると思われたのかもしれませんね。
納得のいくご回答、どうもありがとうございました。

お礼日時:2006/10/12 19:18

病気になり難いと聞いた事があります。

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この回答へのお礼

アドバイス、どうもありがとうございました。

お礼日時:2006/10/12 19:10

>金魚の飼育に適しているのは、弱アルカリ性と言われますが



そうなんですか?
私は「弱酸性~弱アルカリ性」と書かれているのをよく見た気がしますが・・・
(土佐金やランチュウなど一部の金魚は、水質にとても気を使うそうですが)

飼育魚に適した水質は、一般に生息地の水質を元にしてあります。
でも水質ってサイトによってマチマチです。

金魚はフナを観賞用に品種改良したものですから、河川と同じ位のpHが合ってる、水質の適応範囲が広い魚、という意味で「弱酸性~弱アルカリ性」だと思ってました。

弱アルカリ性を推奨される理由・・・水草水槽だとソイルを使って、弱酸性に傾きすぎている場合がある。飼育始めはバクテリアが繁殖しておらず、アンモニアや硝酸塩が溜まり(水質は酸性に傾く)魚には危険だから。酸性だとバクテリアの働きが弱まるので、大食漢で水を汚す金魚には向かない。とか??
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
ランチュウはそれほど水質にうるさくないと思いますが、よく金魚や日本メダカには
弱アルカリ性が適していると言われることがあります。

すべての金魚は長江のあるエリアのフナと同じDNAだそうですが、
水質が弱アルカリ性かどうかは怪しいと思っています。
飼育改良の歴史の長い金魚ですので、川ではなく池での暮らしに適応したり、
流れる川の水とは違って、グリーンウォーターが最適と言われますし、
長江のフナとは随分違ってきているのかな?と思います。

普通金魚はサンゴ砂では飼いませんが、大磯砂は今でもよく使われています。
逆に弱酸性の環境でも元気でいますので、何故「弱アルカリ性」なのか、
理解に苦しんで質問をさせていただきました。

お礼日時:2006/10/12 19:09

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