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癌は無限に増殖して宿り主である固体を死に至らしめることで、他の個体の生存空間を作り出す利他的行動だとウィキペディアに書かれていました。
この場合、利他的行動を行っているのは癌細胞ではなく、癌細胞を自発的に作り出している宿り主の遺伝子なのですか?
生物の利他的行動に興味があるので、どなたか教えてください。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (6件)

> 癌は無限に増殖して宿り主である固体を死に至らしめることで、他の個体の生存空間を作り出す利他的行動だと



こういうのを「屁理屈」というのではないでしょうか?
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ソースは下のリンクですね?確かに、首を傾げるような説ですね。


無限に増殖して宿り主である固体を死に至らしめる事が目的というより、癌は進化の失敗の形であると考えた方がわかりやすいと思います。うまく変異すると進化できるが、本当に希です。たいがいの変異は癌などの失敗の結果に終わり、有害なものです。遺伝子は基本的に、利己的行動をとっていますよ。そして、ウイルスならともかく、ヒトなどの遺伝子は癌を自発的に作り出すことはありません。何重ものDNA修復、調節機構を突破して、癌は起こるものです。遺伝子は癌を引き起こさないように細心の注意を払っています。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A4%BE%E4%BC%9A% …
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専門家じゃ有りません。

個人的哲学者? (笑

個体レベルで見れば、利他的行動(生き残り競争に反する)なのだが、遺伝子が個体が殺す事によって同じ遺伝子(他の個体)が行き残る事にメリットをもたらすということですね。行動の源は遺伝子ですが、「利他」の主語は個体です。遺伝子が主語なら「利己」です。

遺伝子には命のチケットがあって、傷つくと修復するためにこのチケットを切ります。チケットがなくなると癌になる(ものすごい大雑把ですが)って仕組みですね。

要は寿命をコントロールする一つのパラメーターになってるわけです。

で、寿命が短い事は良い事なのか? ですが、一般に成熟した個体の方が競争すると勝ちますから、次世代が潰されます。遺伝子的学習を進めるためには、世代交代が必要で、これも遺伝子間の競争力になります。一方で、寿命が短いと個体が十分に成熟(巨大化?)せず、他の遺伝子に負けます。つまり、遺伝子にとって「最適な寿命」というものが存在するのではないかと思います。

「より、細胞が傷つかない生き方をする遺伝子を持った種族が生き延びやすい仕組みになっている」とも言えますね。
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ウィキペディアの文脈からすると、癌の利他的行動は全生物の遺伝子総体によって取らされているという解釈のようですね。


利他的行動は、その行動の結果自分自身(含む遺伝子)に何らかの利得が生まれるものです。ハチの場合は自分を犠牲にしなければ自分の遺伝子は伝達されませんからね。
女王蜂を頂点にした組織を、1つの個体だとみなせば、その働き蜂の行動は至極まっとうなものです。トカゲの尻尾切りと同じですね。
同様に全生物を1つの個体とみなせば、その生存の為に一部を切り捨てるのは当然なので癌細胞を発生させることも正当だといえる。

こんな論調なのではないでしょうか。個人的には飛躍させすぎなきがしますが。
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>この場合、利他的行動を行っているのは癌細胞ではなく、癌細胞を自発的に作り出している宿り主の遺伝子なのですか?



癌細胞はもともと宿り主の細胞由来です。正常細胞の増殖を制御する遺伝子がこわれてしまい、暴走して、癌細胞なっていると考えられてます。

利己的に高度に制御された我々(ひとが健康でいられ、子供をつくれるのはこのため)のからだの細胞の一部が、制御されなくなったのが癌細胞ということです。利己的行動の破綻が、がん細胞の誕生ということです。

ウィキペディアも間違いが多いですし、この場合はもしかしたら、奇説がかかれているといえるかも。他にも調べてつねに批判的に読むのがいいでしょうね。
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ウィキペディアは鵜呑みにしないほうが良いです。

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