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インバータ回路とはどうゆう回路でどのような仕組みになっているのですか?
また使用用途などあれば知りたいです。

A 回答 (3件)

インバータ回路(逆変換回路)とは


直流を交流に変換するものです
※その逆 コンバータ回路(順変換回路) 交流→直流
回路を説明するのは難しいのですが
一般交流(50or60Hz)で入力された電力を
ダイオード・コンデンサで整流し(直流にする:順変換:コンバータ)
その直流をサイリスタを用いて電流のONーOFFを小刻みに
行い(直流をコマ切れにする)その周期を調整し交流に変換し
交流電力を出力します。(インバータ:逆変換)
交流を入力し交流が出力されるなんて意味ないじゃんと
おもわれるかもしれませんが
インバータを用いる事で周波数を任意に設定できます。
ここで誘導電動機(交流モータ)の回転数の式を思い出すと
N=(120f/P)*(1-s) min^-1 です
回転数は周波数に比例するわけです。
ゆえに インバータ回路を用いると負荷のモータを
任意の速度で運転できます可変速制御が可能となるわけです
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#1さんに補足します。



直流から交流を作る回路をインバーターと言いますが、交流から交流を作る装置もインバーターと呼んでいます。

直流から交流を作るインバーターは、例えば自動車に取り付けて通常の家庭用電化製品やノートパソコンを使えるようにする装置が市販されています。(小型のものではシガーライターにプラグを差し込んで使います。)

また、停電したときにパソコンの電源をバックアップする装置(UPS)も充電しておいた電池から交流を作りますから、インバーターと言えます。この「停電時のバックアップ装置」としてのインバーターの大規模なものはCVCF(定電圧定周波数電源装置)と呼ばれ、重要な機器の停電対策に広く使われています。

CVCFは通常は交流から直流を作って蓄電池に充電すると共に、その直流から交流を作って、安定した電圧と周波数の電源を供給しています。停電になると充電しておいた蓄電池から直流を取り出して交流に変換して電源を供給します。

蓄電池を使わず、交流から交流を作るインバーターも数多く使われています。作り出す電圧や周波数を変えることによって電動機出力の変更が容易に出来ますから、例えばベルトコンベアーの速度調整とかエアコンの出力調整にも使われています。

交流は高電圧を作りやすいので、放電灯の安定器(インバーター安定器や電子安定器と呼ばれています。)とか、パソコンの液晶表示電源にも使われているそうですよ。

量産により価格が低下したこともあり、世の中はインバーターだらけになっていますね。
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インバータと一口に言っても分野によって異なるものを指す事が有ります。


例えば、
・電子回路だと、信号の極性を反転させる(sin(wt)を入力すると-sin(wt)が出力される)回路
・論理回路だと、論理を反転させる回路
・電力だと先の回答に有るように直流から交流を生成する回路
など。
どういう分野でのインバータかを書かれる方が良いかと思います。

で、若干コメント
・交流から交流を作る場合でも、インバータと呼んでいるのは一旦内部で整流器を使って交流を直流に変換し、改めてインバータで直流から交流を作る装置かと思います。
(直流を介さずに交流から交流に変換するものに、「サイクロコンバータ」と呼ばれているものがあります。(回路構成から、「マトリクスコンバータ」と呼ばれることも有ったような)
・「コンバータ」は、(インバータや整流器、サイクロコンバータを含めた)電力変換器全般を示すことも多いかと思います。
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