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単純に興味からの質問です。
ボトルネックを指にはめてスライドさせて音を出すボトルネック奏法について、今まで「指の代わりに従来と同じように使い、丸い形状を利用して滑らす」ものだと思ってましたが、最近「弦が指版・フレットに触れないように押さえる」ものだと知りました。これによって今まで謎だったスティールギター(概要・奏法)の疑問も解決しました。

しかし思ったのですが、なぜフレットを押さえていないのに音が鳴るのでしょうか。指でやると鳴らないのも疑問です。

A 回答 (2件)

単純に言えば、スライドバー(ボトルネック)は硬くて振動を吸収しにくいためです。



弦楽器の音は、弦が振動することで得られます。逆に、弦の振動を止めると、音は鳴らなくなります。
弦に指を添えると音が消えるのは、弦の振動を指が吸収して殺してしまうためです。指以外でも、布やゴムなど振動を吸収しやすい素材を弦に触れさせれば、それが弦の振動を吸収し、ミュートがかかってしまいます。
スライドバーのような硬くて振動を吸収しにくいものは、弦に触れたときに弦の振動を吸収せずに弦振動の支点となり、音が鳴ります。たとえば、スライドバーの代わりに表面が硬いナイフの刃やライター、シャープペンシルのプラスチック部分などを弦に軽く乗せても、スライドバー同様に弦の振動を吸収しにくいため、きれいに音は鳴ります(ちなみに、これらの物はスライドバーの代用品として使えます)。

フレットも振動を吸収しにくい硬い素材でできていて、弦振動の支点を作る役割を果たすものです。フレットに弦を押し付けているときに、指が弦に触れているのに音が消えない理由は、フレットが支点になって弦が振動しているためです。この状態では、フレットからナット側で指が弦の振動を吸収するとしても、フレット-ブリッジ間の弦の振動にはフレットが支点となるため指によるミュートは影響せず、普通に音が出ます。
ボトルネック奏法では、スライドバーがそのフレットの代わりの役割をします。スライドバーはフレットのように固定されていないため、フレットに囚われない音程を得ることができ、それがボトルネック奏法の独特の雰囲気を作ります。

なお、誤解されているような情報が寄せられていますが、ボトルネック奏法はスライドバーをこすり付けることだけで音を出す奏法ではありません。音を得るときには、普通にピッキングします。ご質問者様には不用の申し添えとは思いますが、他の方の誤解を招かないよう一応念のため。

参考まで。
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弦はねじれような状態になっていて表面を見ると凹凸があります。


そこに堅い物をあてがってスライドさせるとそのでこぼこの部分刺激して弦が振動しますので音が鳴ります。
指なんか乃柔らかい物だと凹凸に指が合わせてしまうので(柔らかいので)振動しなくて音が鳴らないわけです。
ただ、タコができた指の腹とかでスライドさせると音が出ることはありますし高速で移動させることで音を出せることもありますがそういったテクニックを使っている人もいます。
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