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今から10年以上前販売されていた三菱GTOは結構街で見かけたものの、自動車雑誌などの評価はさほど高くなく、販売面でも好調とはいえなかったように思えます。
トヨタのスープラ、日産のZやスカイラインに比べどの点が劣っていたのでしょうか?

私が思うに、
(1)ディアマンテがベースで4WDであったとは言え純粋なスポーツカーの成り立ちではなかった。
(2)車重が重すぎた。確か2トンあったような・・・。
(3)メーカーの販売力の差。
が挙げられるのですが、他に何かあるのでしょうか?

当時販売店で真っ赤なGTOを見て、何となくイタリアの高級スポーツカーのように見え「欲しい」と思ったのですが、経済的面と家庭の事情で断念した経緯があります。当時はミニカに乗っていました。

A 回答 (8件)

・販売不振になったと思う理由。


(1)デザイン優先のハリボテスポーツカー(エアインテークは全てダミー)。デザインのユニークさは、三菱の典型ですね。
(2)同世代にR32GT-R,NSX、RX-7とレース前提のGTカーやスポーツカーが存在した。ブランドイメージで負けたか。

★実はGr.Nのレースでは最速車輌の一つだったのです。理由は、三菱(ラリーアート)がN1専用の軽量ボンネットなどレース仕様の製品を発売した為。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
確かにエアインテークのダミーは色々指摘されていましたね。

イメージと言うかブランドでは確かに負けていたかもしれませんね。
レースに勝つために作られたGT-R、F1のホンダが作ったNSX、ロータリーのRX-7など。

お礼日時:2006/11/18 17:13

初期型に乗っていた事があるのですが、GT-R等とは全然違う車ですね。


FFベースでエンジン横置き+ギミック満載で重い+ブレーキの効き甘でしたから。
スタイルが勇ましい為に、当時はGT-RやFDと同じ土俵で評価されてしまったのも気の毒でしたね。
この車は高速ツアラーであってスポーツカーじゃないのですから。
GT-Rもツアラーなんですが、生い立ちと出来があまりにも違いました。
しかし、毎年大規模なマイナーチェンジがあって簡素化・軽量化されて最終モデルはかなり良くなってましたよ。
18インチホイール+ロッキードキャリパー(オプション)のMRがベストだと思いました。


しかし、良くなった頃には他車はもう遙か彼方....
今も偶に見かけますが、ノーマルでキレイに乗ってたらなかなかいいものです。
この先、もうこんな車は出て来ないでしょうからね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
>FFベースでエンジン横置き+ギミック満載で重い+ブレーキの効き甘
これが全てを物語っているように思えます。
確かに「レースに勝つため」に作られたGT-Rなどと比べるのは無理があったようでした。

ただ、個人的には性能にギミックはあるもののデザインは結構好きでした。特に前期型の可動式ライト。

お礼日時:2006/11/18 17:10

僕も当時の事よく覚えてますけど、申し訳ないけど全く好きでは無かったですね(質問者さんがお好みのようなのであえて回りくどい言い方しましたが、はっきり言えば□△イでした)。



理由は、大方質問者さんの挙げていることと同じで、もっと根本的なこと言うなら、先の他車種は各々それなりの理念やコンセプトの下でそれに沿って開発している(開発した)のが、先代からの流れや雑誌(ほかメディア)からの情報でちょっとしたクルマ好きなら感じられると思うのですけど。
申し訳ないが、GTOにはそれが全く感じられなかったからです。
たしか同時期に三代目RX-7やNSX(これはちょっと特別だけど)もあったと思います。

僕がGTO発表時に感じたことは、何でこんなに適当に作るんだろう?でした。
もちろん、大メーカーが工業製品を適当に製造しているとか欠陥品とかいった意味では全くありません。とても考え方がまとまって開発されたとは思えなかったのです。
GTOを発売する理由があったとしたら、ライバル他メーカーが出したから(あるいは開発していたから)、自分らもラインナップに並べよう、ではないでしょうか。
だから、大型セダンをベースにカタチだけスポーツカー風にして、確かベース車が横置きFFのNAだから、ターボにしてイージーにパワーアップして、でも当時のライバル車と同等の280馬力・40kg/m以上の大トルクを前輪だけでは無理があるから4駆にして、でも大型セダンの横置きFFベースにターボ・4駆でどんどん車重増えてしまっても軽量化するだけの本気度も無く(予算無く?)、同じく本気で足回り開発した訳でなく使いまわしなので、フロントはセダン用ベースのストラットでボンネットをスポーツカー風に低くしてしまったので、それに対応すべくボンネット上のキャビンよりの左右に粘度を付けたような不自然な付加物があり、#1さんも言われているようにサイドのエアインテークはダミーで穴が空いてなく、後付後付だからウエイトバランスも悪いという。だけども技術はあるから、なんとか工業製品として成立していて、4駆でハイパワー・大トルクだから直線はばかっ速い!

申し訳ないが、これではクルマ好きの心が動かせないのでは?と思ってしまいました。

これはもちろん僕が、質問者さんの問うGTOはなぜ同時期の他メーカーライバル車に比べて専門雑誌等で評価が低かったか、を個人的に分析しただけなので、またクルマはそれぞれの好みで他人がどうこう言う事では無いので、もしGTOオーナーの方や大好き方が気を悪くしたら、大変申し訳ございません。お許しください。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
>質問者さんがお好みのようなのであえて回りくどい言い方しましたが、はっきり言えば□△イでした
車と言うものはデザインやメーカー、性能など色々好き嫌いありますので特に気にしていません。
わざわざ気を遣って伏字に頂きありがとうございます。

詳しくご回答頂き不振だった理由が分かりました。
結構無理のあった生い立ちだったようですね。

お礼日時:2006/11/18 17:03

値段が高すぎたからではないですか。



高価格、高出力スポーツで、商業的に成功したのは、GTRだけです。
FDも、スープラも、フェアレディZも、メーカーに利益をもたらしたとはいえません。

評論家筋の評価というのは、決して低くはありませんでした。
初期型は直線番長と言われましたが、後期型は実によく曲がったと聞いています。
ただ、三菱としては、ランエボが大成功だったので、イメージリーダーカーが2種類もある必要はなかったと思います。

強いて言うと、ちょっと見は派手なスタイルですが、いろいろな付加物を取り除いた基本的なフォルムは、かなり平凡なものだったと思います。
それは、NSXなんかも同じなんですけれどね。

たとえばスタリオンなども、ひどい駄作で、三菱低迷の象徴でしたが、今はよく言うひとが多いです。
それどころか、ハコスカGTRのS20なども、市販型は、実はひどいエンジンで、あんまり走らないので、「だめなのは、整備が難しいからだ、追浜へ持っていかないと完調にならない」と伝説ができたほどでした。
その証拠に、Zでも、評判の高いのは240ばかりで、432は話題にもなりません。
トヨタ2000GTも、Zのレースシーンでの大成功を見て、対抗して作りましたが、ロクな成績は残してしません。

以上、挙げたのは、今はみな伝説となっている車です。

GTOも、いずれ伝説になっていくと思いますよ。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
確かに価格はとても高かったですね。価値観は違いますが現在ならミニバンが買えますね。
確かに今後この様なスポーツカーは出ないと思うので、伝説になりますね。

それにしてもトヨタ2000GTはまさに伝説だと思います。

お礼日時:2006/11/19 20:43

初めまして。


昔、僕がZを買ったのに対抗して、同じ会社の友人でGTOを買った人がいて、見せてもらった(誰にもハンドルを握らせなかったので。)んですが、(1)(2)の通り、スポーツカーにしては、重いし、変に装備が豪華だし、かといって、ラグジュアリー・カーにしては、快適そうな室内じゃなさそうだったし・・・まあどっちつかずの中途半端な出来だったからじゃないですか。?確かに見た目は僕も嫌いじゃなかったですけどねぇ・・・
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
確かに当時GTOはハイテクで固めたイメージが強くあり、それが魅力と感じる人もおれば、中途半端に感じる人もいたと思います。

お礼日時:2006/11/19 20:46

三菱がさほどサーキットでのレースに関心が無かったからです。


他のメーカーはスポーツカーはレースでの活躍が販売に結びつくとして、熱心でしたが三菱はラリー部門では熱心ですが、サーキットレースにはあまり関心がありません。ラリアート等のレースパーツがありますが特別にワークスというわけでもありません。

GTOがデビュー当時にHKSが殆どノーマルのGTOをサーキットレースに出走させた事がありました。

そのレースカテゴリーでは常勝GT-Rでしたが、中盤に雨が降り出すと、GTOが40週程の間にGT-Rを2週も引き離す事態が発生しました。

結局そのレースではコース上の異物をラジエターにぶつけ、オーバーヒートでGTOはリタイヤしてしまいました。

この後HKSはGTOで暫くレースを行っていましたが三菱やラリアートがパーツを開発しなかったのでGTOでのレースをやめてしまいました。

また他のメーカーは先の雨中での走行に危機感をおぼえ、次の年からカテゴリーの変更をしてGTOはレースから消えました。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
確かに三菱はサーキット場を走ると言うよりは、荒地をさっそうに走るイメージのほうが強いですね。

お礼日時:2006/11/19 20:48

 質問の意図にはそぐわないかもしれませんが・・GTOが大好きなためお話させてください。



 実はこの春、三菱自動車(本社)の選考を受けたんですよ、就職活動で。志望度は本当に高かったです、教員という夢と同じくらいに行きたかった。
 志望理由は、「GTOにとてもあこがれていた。けれども、スタイリングやギミックはいいが曲がらない・止まらないという欠点があった。いい技術があっても、改善しなければならないところがある。今、車の原点回帰を主張されている新社長の元で、より性能が良く乗ってワクワクする車を作りたい」と言った気がします。まあ、あまり就職活動が成功しなかった人間ですので、志望理由がヘコいかもしりませんが・・。
 じゃあ面接官に、「乗った事あるの?」と突っ込まれてしまいました。ビックリしてると、実はその面接官GTOの元テストドライバーだったそうです(^_^;)「確かに最初の方はそういう見方もされたけど、最終型ではR32と同じくらいの乗り味になった」とおっしゃっていました。

 うまく切り返されなかったのもあってか、面接は残念ながら落ちてしまいましたが↓。三菱に入って、最初は軽とかランサーとかを営業しつつも、がんばって信頼回復をして余力をつけ、スポーツカーを開発したかったな・・「スポーツカーの三菱」のようなブランドイメージを作りたかったです。雑談失礼しました。

 まあ、質問の答えとしては「悪いイメージが先行してしまい、それを改善してもPRが出来ずに悪いイメージを払拭できなかった」のではないかと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
三菱の面接を受け、GTOの元テストドライバーに面接されるなんて凄い経験をお持ちですね。少々うらやましいです。

>悪いイメージが先行してしまい、それを改善してもPRが出来ずに悪いイメージを払拭できなかった
確かに決定的な欠点はあったものの、アピール次第ではもっと違う方向があったかもしれませんね。

お礼日時:2006/11/19 20:54

国内で売れなかったのは当然です。


基本は輸出をメインとしたハイパワーグランドツーリングカーとして開発された物で純然たるスポーツカーではないのですから。
特に北米ではクライスラー傘下のダッジがステルスという名前で売っていましたね。(エクステリアは結構違う)
大きな国土でマッスル&ゆったりな醍醐味が味わえる、日本では珍しい部類のクルマで有る分、貴重です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
確かにGT-RやRX-7がスポーツカーだとしたら、GTOは確かにGTですね。

>北米ではクライスラー傘下のダッジがステルスという名前で売っていましたね
知りませんでした。アメリカメーカーブランドで売るくらいですからやはりライバルとは違うようですね。

お礼日時:2006/11/19 20:57

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