重要なお知らせ

「教えて! goo」は2025年9月17日(水)をもちまして、サービスを終了いたします。詳細はこちら>

電子書籍の厳選無料作品が豊富!

 この二つについて教えて頂きたいのですが
過去の質問を見るとカウンターとは逆ハンドルで
滑りを抑えることとありました。そこで質問なんですが

 (1) カウンター、ドリフトの違いは何でしょうか?

 (2) インターネットで車関係のHPを見ているとほとんどの所で
  FRをやたら褒めちぎる人がいるのですがFF、4WDに比べて
  そんなに優れているのでしょうか?

 (3) 走り屋の人が妙にドリフトにこだわっているみたいなのですが
  ドリフトが出来るとFFのシビックなどに比べて有利になると
  いうことなのでしょうか?

 (4) WRCではほとんどが4WDで一部FFがあるようですが
  仮に舗装した道路のみで同程度の改造のシルビアなどのFR車が
  WRCのコースで競ったらどうなるんでしょうか?
 
 僕は全くの素人で用語もさっぱりなので分かりやすい言葉でお願いします(^_^;)
 
 それではよろしくお願いします。m(__)m

 

A 回答 (8件)

 遅くなってすみません、御質問頂いていた様ですね。


 とゆぅワケで再度カキコです。

>この話しも初めて聞きました、

 積載車ならFRが有利、とゆぅのは旋回性能の問題では無く、専ら軸重と駆動力の問題です。
1.トラックは荷台を広くしなければならない関係上、エンジンや運転席をなるべく隅(=運転し易さを考慮すると、普通は最前端)に追いやったレイアウトとなります。→これで、フロントエンジンが決まります。
2.トラックは自重と同じくらいの荷物を積まなければなりませんが、エンジンやキャブ(運転席)が隅に追いやられていて、そこに更に荷物の荷重をかけると、軸重が安全荷重を超えてしまう(軸重は、法規により数値が決まっています)ので、どぅしても荷物は車体の荷重が余りかかっていない後輪寄りに配置します。
3.そぅなりますと軸重が大きい側を駆動した方が、ホイールスピンが少なくなり、より強力な駆動力が得られる事になります。(トラックのエンジンは馬力よりトルクが重視されているので、軸重が軽い空荷の時など、安直にホイールスピンが発生します。)→これで後輪駆動が決まります。
4.セミトレーラ(牽引車)も同様です。自立しない構造の被牽引車(トレーラ)でも法規上は前軸が必要で、セミトレーラ車では連結部(第5輪と言います)がトレーラの前軸相当になり、それだけ第5輪に荷重がかかっているワケです。
 そして当然、より荷重がかかっている軸を駆動した方がホイールスピンが減り、発進が容易になるワケです。

>なんて言うか、走る曲がる、コントロールというのでしょうか?
>(2)で言われた「車両運動力学的」に含まれるのかもしれませんが・・・

 この点は、とても難しいところです。
 力学計算は定常状態か、比例的な過渡領域のみで解析されており、コントロールし易いかどぅかとは、あまり関係がありません。
 この話を判りやすく極論的な言い回しに直しますと、『コントロールし易いクルマ=速い、とはならない』或いは『コントロールし易い事と速さは別問題』とゆぅオチになります。

>確かターマックでFF車がトップだったことがあったと思うのですが

 WRCのターマックでFFが速いのは、ちょっと別の意味があります。
 WRCのFF車はキット・カーと呼ばれるインチキ(?)マシンで、非常識なほどトレッドが拡大されています。その為、駆動力云々の前に旋回中の左右荷重移動量が圧倒的に少なく、故にコーナリングスピードもケタ違いの速さになっています。(それは、コースによってはWRカーの4WDターボなどよりも速いほどです)。
 駆動方式以外全く同じクルマで、市販車として速い順に並べると4WDがイチバンなのは動かし難い事実ですが、しかしFFとFRとなると・・・・ロードカーとしてはFFの方がチューニングの懐が浅いので、FRに全く勝ち目がないワケでもないと思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 回答ありがとうございます。m(__)m
とても詳しく説明していただきとても勉強になりました。
全文読んだんですが難しくて良くわからないところもありますが
じっくり読んで新たな知識にしたいと思います。

>WRCのFF車はキット・カーと呼ばれるインチキ(?)マシンで、
 非常識なほどトレッドが拡大されています

 そうだったんですか、過去の回答にも
FFが優れている事の例えでWRCの話しを出してる方がいたんですが
違っていたんですね。

 詳しい回答ありがとうございました。(^o^)

 

お礼日時:2002/04/30 17:15

ああっ、見つけました「峠 ドリフト」ってやつですね???



余談ですが、何か興味をそそるビデオが沢山ありましたねぇ・・・(^^)
ではでは
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 もう一回ありがとうございます。m(__)m

>「峠 ドリフト」ってやつですね

これですね。(笑)
「基本的に後輪駆動好き」なkazukunnさんが好きそうな
M3が出てますもんね。
「スピードを殺さずパワースライドで華麗に駆抜ける」いい響きです・・・

 ありがとうございました。(^o^)

お礼日時:2002/04/30 15:32

>マットフラップを付けた、泥だらけのインプレッサ・・・


多分、どこか(ダート)で「練習」してきた直後だったのかな・・・?

>同じ走り屋でも・・・
う~~~ん・・・彼等は「水と油」かもしれません・・・
もしそのインプレッサオーナーが競技をやっていれば、なおさら・・・

>僕もそれぐらい前に・・・
そうですか!記憶にありましたか!
なんかうれしい!!!d(^^)
そうそう、たしか「WRC」にランチャがインテグラーレを投入した頃じゃなかったでしたっけ?

私がランチャを始めて知ったのは「アリタリアカラーのストラトス」です・・・
ずいぶん古い話ですが、子供心にトキメキました。
あと「ランチャラリー(ミッドシップのやつです)」も好きでした
「アウディ」相手に健闘していたのが、懐かしいです

なんか「基本的に後輪駆動好き」がばれた様な・・・

ちなみに「インプレッサ」は持ってません・・・(^^;
そんなに、お金が続きません・・・(T T)

>ヤフオクで・・・
ほうほう、そうですか・・・見に行こう・・・
なんか急に見たくなってきた・・・(^^)

ではでは・・・m(_ _)m
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 お礼が遅くなって申し訳ありません、回答ありがとうございます。m(__)m

う~ん、走り屋でも色々種類があるんですね。
これから注意してみてみます。(・_・)

>たしか「WRC」にランチャがインテグラーレを投入した頃じゃ
 なかったでしたっけ?

素人なので詳しく分からないのですがそんな感じの名前は聞いた事が
あったように思います。

ヘリからの映像で確かセリカだったと思いますが、雪が積もっているコースで
走りながらスピンして一瞬コースアウトかと思ったらそのまま一回転して
何事も無かったかのようにレースを続けたのを見て
あっけに取られたのを覚えています。
 WRCがもっとニュースで取り上げられたら面白いと思うんですけどね。

 ありがとうございました。(^o^)

お礼日時:2002/04/30 15:25

FR乗り(好き)な私が他の駆動方式を誉めるのもオカシナ話ですが(笑



>常にある程度タイヤを滑らしながら
これは車を実際に運転されている方ならば理論はともかく、普段から何気に経験されていますよ
ハンドル切れ角が一定の場合で考えて見ましょう。
この時にスピードを上げていくと普通はどんどん外側に膨らんで行きますよね?コレは遠心力に負けてタイヤが微妙にアウト側に滑っている為に外側にはらんでしまっているのです
もちろん更にスピードを上げればグリップ力が完全に負けてしまいドリフトアウトしてしまいます

>カウンターが当らない程度の本当に微妙な滑り状態
完全にグリップ力を失ってしまえば旋回もクソも無い事はわかるかと思います
例えば、自転車でも良いです。タイヤがロック(止まる)ほど急ブレーキを掛けたらどうなるででしょう?そのまま真っ直ぐ突き進むだけで右にも左にも曲れませんよね?コレは前後方向にグリップ力を全て使い切ってしまっている為に左右方向へ曲る力を発揮出来なくなってしまっているからです。ここで、ロックしないギリギリのところでブレーキを操作してあげたとします。そうすれば多少なりとも左右旋回が可能になる…という経験をされた事は無いでしょうか?
もうココまで来ればなんとなくお分かりかと思いますが、このギリギリの場所こそ"制動・旋回ともに最高"の状態なのですね
ただ、このギリギリの場所がどこなのか?と問われれば、経験やセンスで判断してくれ…ってい言うしかなくなっちゃうのですね
実際に自分の経験として完全に限界を超えた領域を経験しているからこそ、ここまでは行ってもOKとかこれ以上はいったらアウト…っていう事がわかるようになるのです。それを身に付ける為にはドリフトを初めとする車のあるとあらゆる挙動を身体に叩き込んであげれば自ずと見えてくるものです。
実際にその領域へ踏み込んだ者だけが分かること…って奴かな?

ちなみにコイツを機械的に制御してあげるとABSなどと言う装置が出来上がります

>生徒がドリフトを起こしやすいようにセッティングした物ださすがに何を考えてそう言うセッテイングにされているのかは当事者に聞かないと判りませんが。。。たぶんに考えられる事として、ドリフト走行への憧れや車を振り回して見たい
…あえて限界を変える事によって車の挙動変化を感じてみたい…等という理由からではないででしょうか?

以上、酔っ払いの戯言ですので良くわからないかと思います(汗
ただ…この話は簡単なようでひじょーに難しい問題をはらんでいます
真面目に考えたら本が何冊も出来てしまいますよ(笑
私はただの馬鹿なイチ経験者なので理論的で分かり易いお話は出来ません
最後に一言だけアドバイスするとするならば、可能な限り自分で体験してみろ!コレだけです。。。
コ難しい理論は分からなくても実体験として感じてみればおぼろげながらも答えは見えてくると思います
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 お礼が遅くなってすいません。回答ありがとうございます。m(__)m

>この時にスピードを上げていくと普通はどんどん外側に膨らんで行きますよね
 コレは遠心力に負けてタイヤが微妙にアウト側に滑っている為に外側に
 はらんでしまっているのです

 そうだったんですか、滑っているとは知りませんでした。
ど素人なもんで外に膨らんだらもう一度強引にハンドル切り直してました。
こういう事は誰も教えてくれないので為になりました。

>このギリギリの場所こそ"制動・旋回ともに最高"の状態なのですね

自転車での分かりやすい説明ありがとうございます。
すごくよく分かりました。ABSが事故防止以外に役立つ物だったとは・・・
以前スポーツABSという名を聞いたことがあったのですが
こういう意味だったんですね。

>可能な限り自分で体験してみろ!コレだけです。。。

僕としてはスピードを出すのが怖いほうなので
VIVIOのRX-Rの4WDとかに乗ってみたいんですが
もう少し先になりそうです。

 詳しい回答ありがとうございました。(^o^)



 

お礼日時:2002/04/30 15:13

皆さんが詳しくお答えしているので、ちょっと横道・・・



2)についてですが、FR&FF&4WD経験者として・・・
  今や優れていません・・・
  特に「インプレッサ」は良いハンドリングです。
  個人的には一番「振り回し易い」と感じます

3)個人的見解としては、ドリフトの本意は
  「コーナー脱出時に如何に車体を直線に対して良い姿勢にして置けるか?
   その為には・・・」と解釈しています
  最近、よくいますね・・・「オーバーアクション」・・・
  あれは「パフォーマンス」です・・・単なる・・・
  あと、タイトコーナー(ヘアピンカーブなど)を抜ける時には必要ですね・・・

4)10年以上前ですが、「モンテカルロラリー」を見ていました
  その年は雪がまったくと言って良い程無く、ほぼドライコンディションでした
  たしかドライバーは「マルク・アレン(うる覚え)」だったと思います
  「BMW M3」を駆り、全コーナー?フルドリフトでした
  私は友人と一緒に見ていた(たしか「ダイジェスト」だったと思います)のですが
  皆で「バカ受け」していました
  しかも上位に食い込んでいました
  あのドライビングは「芸術」でした・・・

  しかし「名手」の腕をもってしてもあれが限界だったのでしょう・・・
  「元FR乗り(FC3S)」としては、ちょっと悔しかったです・・・
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 回答ありがとうございます。m(__)m
インプレッサを所有されているのかどうかは分かりませんが
うらやましいです。(@_@)

>特に「インプレッサ」は良いハンドリングです。
 個人的には一番「振り回し易い」と感じます

これだったらFRの出る幕無し?なんですかね。

(3)>「コーナー脱出時に如何に車体を直線に対して良い姿勢にして置けるか?
   その為には・・・」と解釈しています

 これは見ていてすごく納得しました。(・・;)
 無茶をせずにさりげなく出来たらかなりシブイですね。 

 > 最近、よくいますね・・・「オーバーアクション」・・・
  あれは「パフォーマンス」です・・・単なる・・・
  
 たまに車体が紫、スモークで車内が見えないといったような
 走り屋の車を見かけるのですが、速く走るために車高を落としたり
 マフラー変えたりしてるのにわざわざスモークで視界をさえぎったら
 意味が無いような気がするんですが・・・

 今のインプレッサが発売されて2ヶ月ぐらい過ぎた頃
 マッドフラップをつけた泥だらけの新型のインプレッサを見かけました。
 スポーツカーで無い車でもこぞって車高を落とす時代に
 このインプレッサは車高を上げていました。
 
 同じ走り屋でも前者と後者のタイプではあまり仲良くは無いのでしょうか?
 (コンビニの駐車場とかで隣同士になってもしゃべらなさそうな気が・・・)

(4)僕もそれぐらい前に見た記憶があります。
 車が一台やっと通れるぐらいの細い道のヘアピンで
 フィギアスケートのごとく華麗にドリフトするのを見て
 「な、なんじゃこりゃ!」と子供ながらにびっくりしていました。
 (確かトヨタとランチアが競っていた頃だったと思います)

 ヤフオクでWRCのビデオが出品されているようなので
最近のをじっくり見てみたいです。
(ヘタッピなSRX400乗りで二輪も四輪もさっぱり分かりませんが)

 ありがとうございました。(^o^)

 


 
   
  

お礼日時:2002/04/26 00:40

 クルマの設計屋(専門は懸架装置)です。



(1)ドリフトとは、タイヤに過大なスリップアングルが付いた状態(即ち、滑っている状態)を言います。が、実はタイヤは全く滑りを伴わずに旋回出来るのは極低速だけで、どんな方も常にある程度タイヤを滑らしながら走っています。
 ただ慣例的には、ドリフトと言うと『カウンタ・ステア』が必要なほど滑っている状態を言います。
 さてそのカウンタ・ステア(或いは単にカウンタ)ですが、これは旋回中に旋回方向と逆方向にハンドルを切る操作を言います。
 カウンタの本当の意味は、単にハンドルを戻してスリップアングルをコントロールするとゆぅ事だけなので、峠のドリキンの様に逆方向に大きく切らなくてもカウンタはカウンタです。

(2)トラックや牽引車など、軸重がコロコロ変わる車両ではFRにも大きなメリットがありますが、純粋に車両運動力学的に言うと、FRが優れている点はどこもありません。誉めちぎるのは、単にドリフトし易いから、でしょう。

(3)ドリフトが出来るから有利、と申しましても、ナニが有利なのか判らないので何とも言えません。先ほども申し上げました様に、力学的にはドリフトが出来るから有利、などと言う話はありませんし、そもそもハデなドリフト走行は、車両の限界性能やその時の運動特性とイコールではありません。(理論的には、限界より低い領域でないとドリフト走行は出来ません。)
 速い/遅い、安定/不安定、などはどぅでもよく、単にドリフトだけに拘るなら、FFや4WDは不利ですね。

(4)今日のWRCでFRが勝つのはムリでしょう。上記(2)の話に関連しますが、力学的に劣っているとゆぅ事は物理法則的な差があるとゆぅ事で、セッティングやドライビングテクニックでは埋め切れません。
 ただし、車両性能を最大限引き出す事が可能なテクニックを持つ運転手なら4WDが有利ですが、そこまでのウデをお持ちでない方は、自分で車両の『限界を下げる』事がカンタンに出来るFRの方が速く走らせる事が出来るでしょう。

 ついでに。
 GT-RがサーキットでFR化しているのは、単にレーシングスピードでのアテーサシステムの制御・チューニングがロクに出来ず、殺しておかないとトンでもないハンドリングになってしまうからであって、4WDがFRより劣っているからではありません。
 F1で4WDが禁止になっているのはおカネがかかりすぎるからで、それは即ち、4WDを許可してしまうと、高価で高度なアクティブ制御の4WDを持つマシン以外は予選すら満足に通過出来ない、『金持ちだけが勝つ』レースとなってしまうからです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 回答ありがとうございます。m(__)m

(1)>極低速だけで、どんな方も常にある程度タイヤを滑らしながら走っています

  こんなのはじめて聞きました。さすが専門家の方、勉強になります。(・・;)

(2)>トラックや牽引車など、軸重がコロコロ変わる車両ではFRにも
  大きなメリットがありますが

  この話しも初めて聞きました、とても興味をそそられる事なので
  もしよろしければ詳しく教えて頂けないでしょうか?
  (これを見ているほかの人も多分気になっているはず)

(3)>ナニが有利なのか判らないので何とも言えません

  これは質問した本人も分からない?のですが
  スポーツで体が大きいほうが有利というか・・・
  なんて言うか、走る曲がる、コントロールというのでしょうか?
  (2)で言われた「車両運動力学的」に含まれるのかもしれませんが・・・

(4)>WRCでFRが勝つのはムリでしょう

  やっぱりFRでは4WDには勝てないのですか・・・
  確かターマックでFF車がトップだったことがあったと思うのですが
  ということは速さだけでいったら4WD→FF→FRの順なんでしょうか?
  今の車をけなしてハチロクを褒めちぎる人というのはドリフト、カウンター
  が目的ということになるみたいですね。という事はスキー、スノボー
  みたいな感覚なんでしょうか?(FRを支持=速さを捨てる?)
  
 また質問になってしまいましたがよろしければまたお願いします。
GT-R、F1のお話し、参考になりました。(^o^)

  

お礼日時:2002/04/25 23:37

(1)クルマがスピードを上げてコーナーを曲がる際、路面状況とクルマ(タイヤ)の限界を超えてしまうとクルマが横滑りを始めます。

これがドリフトです。
つまり、コーナリングスピード的に、ドリフトを始める地点が最速だというわけです。
その際に、それ以上にスピードを上げると、遠心力によって後輪が前輪よりも多く横滑りします。
そのままにしておくと、クルマが回転を始め、スピンしてしまいます。
そこでそれをドライバーが制御するための動作がカウンター(逆ハンドル)です。
ですから、ドリフトとカウンターには関連性があり、ドリフトなくしてカウンターはあり得ません。滑っていないクルマにカウンターは当てられませんから。

(2)(3)私は、FFに乗った後、長年、FRユーザーをしていますが、乾いた路面に関しては明らかにFRの方がFFよりも優れています。
なぜかというと、駆動輪と操舵輪を前輪が兼ねるFFはコーナリングの限界点で不自然な挙動を示してクルマのコントロールを取りにくくなりますが、FRの場合はアクセル量を調節することでクルマの姿勢を制御できるからです。
ちなみに、FFのコーナリングにはタックインというテクニックもあり、一瞬アクセルを戻すことでアンダーステア(クルマが曲がりにくい)を解消することができます。
それから、クルマは発進時には後ろ下がりになりますが、FRの場合には荷重が後輪にかかるためFFよりも加速しやすくなります。
FFの場合には、ほとんどの重量物がフロントにあるため、前後の重量バランスは悪くなります。それが、FFが嫌われる理由のひとつです。
理想は、重たい物がクルマの中心部分にあり、前後の重量バランスがほぼ均等であることです。そういった意味では、MRがベストになります。ですから、純粋なレーシングカーにはMRが多いのです。
4WDは、速さ、安全性という面ではMR以上ですが、車両重量が重い、構造が複雑である、価格が高くなるといったデメリットがあります。
また、操作する楽しみという点でも、4WDはFR、MRには及びません。
FRは、FFや4WDよりも、繊細な操作を要求されるクルマです。
私がFFに乗っていた際にFRのBMWを運転したことがあるのですが、首都高のコーナリングではとても気を遣いました。
また、FFからFRに乗り換えた際にも、まっすぐ走らせることにすら難しさを感じたものです。しかし、FRに慣れてくると、自分がクルマを操作しているのだという感覚がクルマを通して伝わってきます。
FFの場合、適当に運転していても動いてくれますし、誰でもそれなりのスピードで走れてしまいます。
これは、AT、MT論争にも通じるものがあるでしょう。
ですから、クルマ好き(スポーツカー好き)は、FR(MR)、MTにこだわるのでしょう。うまい人であれば、FF、ATよりも、FR、MTの方が速く走らせることができるのですから。
実際、私もFR、MTに乗っていますが、FF、ATを所有するなんて論外です。
ただし、FRは雨天時にはとても恐いクルマなので、FRベースの4WDなら購入の視野には入ります。

(4)WRCなどのラリーでは、なるべる同一条件になるように規則が細分化されています。
ですから、同じ条件で勝負したら4WDに若干の部があると思いますが、4WDは車両重量が重くなるというデメリットがあります。
そうした理由もあって、レースの全日本GT選手権では4WDのスカイラインGT-Rですら、あえて後輪駆動化しています。
WRCで4WD全盛なのは、あくまでも非舗装路で有利だからです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 回答ありがとうございます。m(__)m

(1)についてはすっきりしました。
 いつもは見ないのですが、散髪屋で順番待ちの時見た本で
 若い走り屋にプロがコースの走り方を教えるという企画があって
 その記事ではドリフトという言葉はしつこいぐらいに出てくるのに 
 カウンターという言葉は一度ぐらいしか見ませんでした。
 
 ドリフト→カーブの限界で横滑り カウンター→ドリフトの修正、制御
 
 で良いんですよね。あと、その生徒は最初用意されたロードスターで
 横にプロを乗せて走っていたんですが最後に生徒のシルビアで
 走ったようなんですが「この車は生徒がドリフトを起こしやすい
 ようにセッティングした物だ」とあったんですがこれは何の為に
 するんでしょうか?
 
 また質問になってしまいましたが、よろしければまた回答お願いします。
 (2)、(3)、(4)参考になりました。(^o^)
 
  
 

お礼日時:2002/04/25 22:53

1.カウンター=逆ハンドル。

ドリフト=タイヤの横滑り(前後輪どちらもある)
 言い換えれば、カウンター=操作方法。ドリフト=車の一挙動(要するに別物)
2.運動性能的にはたぶん優れていません。
 手っ取り早く行こうと思ったらFFや4WDの方が普通は速くて安全です
 教習車的には優れています。
 構造が単純な場合が多いのでイジり易い
 操作に対し一番自然(基本的な)な挙動を示すので練習には良い
 なお、タイム重視ならFF/4WDを、パフォーマンス&楽しさ重視な人はFRを選ぶ傾向あり
3.まず単純に、危機回避能力が上がる
 ドリフト=タイヤの横滑りなので駆動方式に関らず発生します
 ドリフト(タイヤが滑る)ギリギリのところが一番速いので最速を目指すには必須 
 ↑カウンターが当らない程度の本当に微妙な滑り状態
4.やっぱりたぶん4WDの方が速い 理由は上記の通り
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 回答ありがとうございます。m(__)m
(1)についてすっきりしました。

(2)う~ん、雑誌などであれだけもてはやされているのに
 優れてはいないんですか・・・楽しさなら?FRということですね。

(3)>カウンターが当らない程度の本当に微妙な滑り状態

 素人の僕にはさっぱりな世界ですが、そういうことになっていたんですね。

 参考になりました、ありがとうございました。(^o^)

お礼日時:2002/04/25 22:29

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!