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エレキギターを何年かやっています。この曲いいなと思ったらある程度の曲はコピーして同じように弾けるようになりました。最近はブルースに興味を持ち、戦前のものから最近のものまで、いろいろ聴いてコピーしてます。そこで質問ですが、特にブルースなんかだと適当にアドリブで気軽にジャムセッションに参加できれば面白いと思うのですが、僕は実はアドリブができません。今まではこのフレーズいいなと思ったら、完コピして喜んでいたのです。今では、完コピがあまり意味の無いことに思えてきて、とりあえずマイナーペンタを覚えてそれなりにアドリブができるように練習しようとしていますが、いまいち効果的な練習方法がわかりません。アドリブに関する教則本などのフレーズを弾いても、結局その1トラックを完コピしているだけのような気がして、それをどうアドリブで活かすのかがわかりません。根本的な意識改革(大げさですが)が必要な気がします。アドリブで弾けるようになるための効果的な練習方法をご存知の方、どうか教えてください。

A 回答 (8件)

アドリブを身につける上では、真逆の方向と思われるかも知れませんが、たくさんのフレーズをコピーするのが効果的だと思います。


質問文中で完コピと触れられているのがどのくらいのコピーなのかはわかりませんが、音程をなぞるだけではなく、そのフレーズのリズムのタメや揺らぎ、チョーキングやヴィブラートの細密な音程や音程変化の早さなど細かなニュアンス、ピッキングニュアンスやアンプを含めた音作りなどなど、気が付く限りで参考にしている音源の演奏を緻密にコピーしてみるとよいと思いますよ。厳密な意味での完コピを試みてみることは、アドリブを取る上では非常に有益な経験になるでしょう。また、そうする中で、元の音源の奏者がどういう心持ちでそのフレーズを紡いだのか、思いを馳せてみるなどしてみるのも、とても有益だと思います。
それと、そうした完コピをする上では、自分の楽器のフレージングだけではなく、他のパートとの絡み合いなどについても意識してみるのがよいでしょう。完コピを試みている段階ではあまり意識に余裕がないかも知れませんが、余裕ができるようになったらそうしたところにも注意を払うとよりよいと思います。

アドリブについては、まったく誰も弾いたことがないようなまっさらなフレーズを臨機応変に即興で作るということばかりではありません。むしろ、知っているフレーズをうまくつなぎ合わせて構成するアドリブの方が多いでしょう。そういう意味では、引き出しの中からいかにその場面に適したフレーズを引き出せるかが問われるということもあります。そのため、自分の経験としてたくさんのフレーズを引き出しに持っている方が有利でしょう。
特に、ブルースなどでは常套句と呼ばれるような定型的なフレーズが数多くあります。そうしたよく引き合いに出されるフレーズを自分のものとして蓄えていくのも、アドリブができるようになるための良い練習といえると思います。その点においては、アドリブの練習をする上では、いろいろな曲を緻密にコピーすることがとても有益な経験になるでしょう。
とりあえずは、たくさんの曲を細かなニュアンスまで意識して完コピしてみることをお勧めします。

演奏することに関していえば、まずいきなり弾くことより、いろいろなフレーズを耳にして、たくさんの曲を聴くことが大切だと思います。アドリブについては特に、そうした音楽を聴く経験が素地になると思います。音楽を聴く経験の中から、フレーズを通じて何かを表現するということを直に感じ取ってみるのが良いでしょう。
また、演奏するにあたっては、真似をすることから始めるのも筋道だと思います。ですので、完コピすることに関しては、貴重な機会と捉えて尊重すると良いと思いますよ。完コピに関しては、決して意味のないことではありません。大事な機会と捉えることをお勧めします。

なお、厳密に捉えればアドリブの例としては少々外れるかも知れませんが、少し目先を変えてフレーズを捉えてみる取っ掛かりとして、一つの曲についていろいろなバージョンをかき集めてみるのも一興かも知れません。
ブルースやジャズではスタンダードなナンバーをたくさんの人が取り上げて演奏していますが、そうした違う人が演奏した同じ曲の音源を集めて聴いてみるのも良いでしょう。同じ曲目を取り上げて演奏している演奏者たちの楽曲の解釈の仕方の違いや表現手法の違いなどを聞き比べてみたりするのも、何かのヒントになると思います。
他には、トリビュートアルバムやカバーアルバムなどに収録されているようなカバーバージョンと、その曲のオリジナルのバージョンとを聞き比べてみるのも興味深いでしょう。こちらについても、演奏者による解釈の違いやアプローチの仕方の違いなどが参考になると思います。
あるいは、同じアーティストでも、スタジオ収録バージョンとライブバージョンとで演奏内容がまったく変わってしまうこともあります。そうしたアーティストであれば、ライブごとの音源を集めてオリジナルのスタジオ録音のバージョンと聞き比べてみるのも興味深いでしょう。
いずれにしても、一つの楽曲に対して、常に一定のフレーズのみが与えられる訳ではなく、少々フレーズを変えて演奏してみることはよくあることです。そうした実例として、一つの曲のいろいろなカバーバージョンを聞き比べたり、ライブバージョンなどと対比してみることは、アドリブで何かを弾くということに関してのちょっとした取っ掛かりになるのではないかと思います。

また、アドリブを取る上では、ある程度音楽理論について把握しておいた方が有利なところがあります。コードの成り立ちやコード進行の理論、コードのテンション、コード・スケールの把握、キーの把握などは、アドリブで演奏する上では取っ掛かりを与えてくれる情報になります。こうした音楽理論の面からのアプローチについても、試みてみるのが良いかも知れません。その手の教本などを当たってみることもお勧めします。
なお、スケールに関しては、それさえ押さえればアドリブができるようになるというものではありません。スケールはいわば単語帳のようなものですので、実際のフレーズを引き出すにはうまく組み合わせなどを考える必要があります。そうした点も含めて捉えるのであれば、スケールなどを学習する際に、実際の曲のフレージングなどを実例として重ね合わせ、どのソロでどのスケールを使っているということを解釈してみるのが近道になると思います。マイナーペンタの音列を覚えたのであれば、実際の演奏の中でマイナーペンタがどう使われているのかを探ってみるのが良いでしょう。

だいぶ取り留めのない内容になりましたが、参考になれば。長々と乱文失礼しました。
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この回答へのお礼

たいへん丁寧に回答くださいまして、ありがとうございます。他の皆様もどうもありがとうございました。ギターはある程度弾けるのにアドリブできないことがコンプレックスになりかけていましたが、皆様のアドバイスを読ませていただきますと、今の時点では思うようにアドリブできないのは当然で、問題なく弾けるようになるにはまだまだやるべきことがたくさんあるということがわかりました。また、フレーズそのものを単にコピーするだけでなくその曲のキー、コード、テンション等などを考えながら練習することや、完コピもむしろ重要である等、皆様のおかげでやはり意識改革ができたと思います。ギターは一生涯の趣味として楽しみたいと思っています。私のこれからのギター人生を有意義にする、大変貴重なアドバイスをいただいたと思います。皆様どうもありがとうございました。そして皆さんもこれからもずっとギターを楽しんでください!

お礼日時:2007/02/07 11:00

すいません#4ですが訂正します。


「マイナーペンタの音を半音チョーキングしてメジャーペンタの音にしたり、」は間違い。
メジャーペンタの音を半音チョーキングしてマイナーペンタの音にしたり、」です。例えばAマイナーペンタだったら2弦7フレットとか1弦7フレットを半音チョーキングしたりとかです。
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ブルースは魂の音楽です。



まずあなたが何かを感じながら演奏しないとただ「音」をつなげた
だけになってしまいます。

演奏する側に訴えたい気持ちとか表現したいものが無ければ
聴いている人には何も伝わりません。

ギターを練習するのと同時進行で人生経験を積み重ねて下さい。
手っ取り早いのは恋愛をすることですね。
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参考までに。


1、覚えたフレーズのリズムや音を変えてみる。ジャンルが違うかもしれませんが参考URLのような感じ。
「ラドレミー」だったら細かい音符にして「ラドレドレミドラレミ」と音数を増やしてみるなど。
2、覚えたフレーズと別の覚えたフレーズの一部分を取り替えたり組み合わせたりしてみる。

こんなことをしていれば、次第に自分なりのフレーズが出てくるようになると思われます。

参考URL:http://homepage2.nifty.com/adlib/adlib/phrase/ad …
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マイナーペンタは覚えたのですよね?


では指板の全てのブルーノートポイントやチョーキングポイントなども覚えていますよね。
そしたらブルースの曲などをバックにいろいろ弾いてみるとか。

覚えたフレーズを弾かなきゃ・・という思いがあるから難しいのでは?
初めは全く自由に自分の好き勝手にチョーキングやスライドを織り交たりして弾いたほうが弾きやすいのではないでしょうか?で好き勝手に弾いている途中に覚えたフレーズをちょこっと入れたり。
私はそういう感じで練習しました。
でもそのうちマイナーペンタだけだと飽きてくるので、マイナーペンタにメジャーペンタの音を加えたり、マイナーペンタの音を半音チョーキングしてメジャーペンタの音にしたり、メジャーペンタの音を弾いた後にブルーノートでクォーターチョーキング・・これがカッコイイ、例えばAマイナーペンタトニックの時、2弦7フレット(メジャーペンタの音)を弾いた直後に3弦5フレットをクォーターチョーキングし、その後4弦7フレットのルート音で終わる・・・。基本的に一つのフレーズを作る時にはルート音から始まってルート音で終わると作りやすいかもです。
それとマイナーペンタの音に2音加えてマイナースケールで弾いてみたりします。それとペンタトニックの音と音の間の音は長く伸ばすとミストーンでも経過音的にペンタトニック音までの繋として素早く弾くのであれば弾いてしまってもOKで、難しく考えることはありません。つまり例えばAマイナーペンタトニックですと6弦5フレット→6弦8フレットと弾く時に、6弦5フレット6フレット7フレット8フレットと4音弾いても大丈夫です。この場合6弦6フレットの音は伸ばすとミストーンだと思いますので伸ばさない事とその音だけ連発しない事が注意点です。
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ブルースの場合はコード進行がシンプルなのでマイナーペンタトニックを弾いていればなんとなくあっているように聴こえます。

そのため新しいスケールやフレーズをなかなか身に付けることは出来ません。「意識改革」につながるかどうかはわかりませんが、ブルース以外の曲でアドリブをするように練習するといいと思います。そのためにはコード進行とそのコードの構成音や使えるスケールなどを覚えて身に付けなくてはなりません。そのことがマンネリを打破するきっかけになるかと思いますし、他にも応用できるので効果的です。
アドリブといってもスケールを適当に弾いているのでは何も伝わりません。音楽にとってフレーズは言葉です。ラッパーのしゃべっている言葉と同じで、ただ適当に単語を並べているだけでは聞いているほうも全然面白くありません。意味のある言葉(フレーズ)で話さないと(弾かないと)つまらないアドリブです。それにはたくさんフレーズをコピーして自分のボキャブラリーを増やすのが必須です。そのプロセスとして完コピも決して無駄ではありませんよ。
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曲の進行に合わせて適当なメロディを鼻歌でうたうんですよ。


それをギターでやる。
せかっかくだからエレキギターならではの表現(チョーキングとかアーミングとか音色の変化とか)も盛り込めば良い感じです。

さらに他のパート演奏に反応してメリハリつけられれば言うことありません。
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コードやコード進行というのを覚えると良いかも


曲の流れを掴んで居れば それに合う音を選択して弾けば(以下略
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