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山頭火の句(?)に、
《後姿の時雨れて行くか・・・》
というようなのがあるようですが、

どういう場面で詠んだものなんでしょうか ?
たとえば、誰の後姿なのかなどの場面について、
お分かりでしたらよろしくお願いします。

A 回答 (2件)

 正しくは・・・



  自嘲
 うしろすがたのしぐれてゆくか
 (全部「かな」で、漢字はありません)

 句の前段に「自嘲(じちょう)」とあります。また、その前段に「昭和六年、熊本に落ちつくべく努めたけれど、どうしても落ちつけなかった。またもや旅から旅へ旅しつづけるばかりである。」 とあります。

 昭和五年に、熊本の元妻サキのもとにしばらく滞在したあと、九州を旅した山頭火は、その年12月に熊本市内に居をかまえます。しかし、翌年12月、再び放浪の旅に出ます。

 ひとところに落ち着けず、時雨の中を旅立つ自分の後ろ姿を、もう一人の自分が自嘲をこめて見つめている(どうしようもない、馬鹿だなあお前・・・)、そんな感じでしょうか。


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この回答へのお礼

ありがとうございました。
場面が良く分かりました。

お礼日時:2007/02/18 01:23

最初に発句したときは、「うしろ姿をしぐれていくか」で、後に姿をひらがなに直していると、私の本には、あります。


岩川隆著「どうしやうもない私」です。
年末の作とのことです。
1さんのおっしゃる句意だと思います。
年末の喧騒と、我が身を相対したものと、自嘲したのでは、ないでしょうか。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2007/02/18 01:23

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