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芭蕉の句に
 むざんやな甲の下のきりぎりす
があります。
置かれたかぶとの下にこおろぎが鳴いている状況だとおもいますが、
どうして「むざん」なのでしょうか?
芭蕉はこおろぎを不憫におもっているのでしょうか?
それとも別のなにかですか?

よろしくお願いします。

A 回答 (6件)

私はナツクサヤツワモノドモガユメノアトを連想いたしました。

芭蕉ははかない人生をさらにはかなくする戦争を好む人間の愚かさがいやだったのではないでしょうか。私のイメージでは人間の頭が入っているべきところが空洞になってしまってしかもそこでキリギリスが挽歌を唄っているとはいかにも悲しいことではないかという感じです。芭蕉には討ち死にした武人の恨みの声として聞こえたのかもしれません。
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皆さんの紹介したURLを見たのですが、どれにも載っていない事があることに気が付きました。



昔の日本のお百姓さんたちは日本中どこでも、稲の虫害は実盛の霊がなすものと考えていました。ですから、衣冠騎馬の実盛卿をこしらえて笛鉦太鼓を叩きながら害虫を境外に駆逐する虫送り、あるいは実盛送りの祭りは一つの風物になっていまいした(柳田國男「毛坊主考」)。だから、昔の人には実盛と言えば虫を連想するのは自然だったようです。

俳句の真髄は、その裏にある教養の「くすぐり」も重要な要件です。もしかしたら、芭蕉の句は、実盛ときりぎりす(コオロギ)と虫送りが重なっていたと考えるのは穿ち過ぎでしょうか。

俳句も和歌も詠む人よりも、読む人の心持ちでその意味が深くなったり浅くなったりするものです。私は、そんな想像をしてこの句が楽しめないものかとも考えています。
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下記が意味です。



http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Studio/4128 …

元禄二年 四十六歳(おくのほそ道)

「ああなんと痛ましいことだ。重たい甲の下に押さえつけられるようにして、こおろぎが、かぼそく哀切な声で鳴いているよ。」
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同じ質問を以前にこちらのサイトで見ました。


なるほど~と思いました。私は何気なく置いた甲でぺっちゃんこになってしまったのかと思ってました。

参考URL:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question …
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 野の虫が甲の下にいるということは、その甲は野に打ち捨てられた状態なのではないでしょうか。

ならば、その甲の持ち主はどうなったのか。そういうことではないかと思いますが。
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