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松尾芭蕉の俳号についてです
植物の芭蕉は、日本古来の花でなく、江戸時代ころ?に伝わって来たものですね。
その芭蕉を俳号に使うということは、当時としてはモダン・ハイカラだったと思います。
現代で言えば、松尾レモン・松尾キューイという感覚だった、と思いますが、どうでしょうか?

A 回答 (6件)

松尾芭蕉の「芭蕉」は、果実のほうではなく、葉のほうだと思いますが。


植物としての芭蕉は古くから伝来していた可能性がありますが、日本の気候では結実しない(温室内でないといけない)ので、フルーツという認識ではなかっただけだと思います。
なお、「芭蕉」という言葉やその存在は、中国の文献などから伝わっていましたから、知識階級なら知っている語彙だったと思います。文献上は、既に8世紀頃の資料に「芭蕉」の語句が見られますし、芭蕉の葉をかたどった家紋もあります。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
<文献上は、既に8世紀頃の資料に「芭蕉」の語句が見られますし、芭蕉の葉をかたどった家紋もあります。>のですか。
勉強不足でした。

お礼日時:2020/05/10 16:56

ここにいる人々のハンネもそういう感じでつけるといいかもね。

風流性を加味してね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
皆さん、ハンネに思いを込めて創作したのでしょうね(我が子の命名に劣らず)。

お礼日時:2020/05/13 19:30

https://www.city.bunkyo.lg.jp/bunka/kanko/spot/s …
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%96%A2%E5%8F%A3 …
上記の二つのサイトをご参照ください。
芭蕉の初期の句に、「芭蕉 野分して盥に雨を聞く夜かな」という、破調の句があり、「芭蕉」を取り除けば五七五になる不思議な句があります。この芭蕉庵があって、蕉風俳諧があると言ってもいいほどの場所です。思いもしなかったのですが、「古池や蛙飛び込む水の音」の句もここで詠まれたそうです。杉山杉風という高弟から提供された建物で最後までここを拠点に行動したようです。「奥の細道」を始めとする「紀行文」の出発点や帰着点もここであったらしいです。この場所に「芭蕉」の木が植えられていたので「芭蕉」という俳号がつけれたのでしょう。「桃青」が前の俳号です。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
<「芭蕉 野分して盥に雨を聞く夜かな」>は、この芭蕉が俳号でなく植物であるとしたら、
破調仁なろうが、どうしても芭蕉を入れたい、ということですね。
前の俳号<「桃青」>を変える際に、大いなる決意があったのでしょうね。

お礼日時:2020/05/11 08:19

江戸深川の芭蕉


深川に移ってから作られた句には、談林諧謔から離れや点者生活と別れを、静寂で孤独な生活を通して克服しようという意志が込められたものがある。また、『むさしぶり』(望月千春編、天和3年刊)に収められた
侘びてすめ月侘斎が奈良茶哥
は、侘びへの共感が詠まれている[13]。この『むさしぶり』では、新たな号「芭蕉」が初めて使われた。これは門人の李下から芭蕉の株を贈られた事にちなみ、これが大いに茂ったので当初は杜甫の詩から採り「泊船堂」と読んでいた[14]深川の居を「芭蕉庵」へ変えた[13][15]。その入庵の翌秋、字余り調で「芭蕉」の句を詠んだ。
芭蕉野分して盥に雨を聞夜哉

wiki松尾芭蕉
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
<深川に移ってから作られた句には、談林諧謔から離れや点者生活と別れを、静寂で孤独な生活を通して克服しようという意志が込められたものがある。>のですね。
この際に<新たな号「芭蕉」が初めて使われた。> 俳号の芭蕉に決意が込められているのでしょうね。
<門人の李下>は、それをくみとって贈った、とは読みすぎでしょうか。

お礼日時:2020/05/11 08:07

No.1です。

文献と家紋についての資料は、『日本国語大辞典』を参照しました。精選版がネットで見られるので、どうぞ。
https://kotobank.jp/word/%E8%8A%AD%E8%95%89-1142 …
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この回答へのお礼

再度のご回答ありがとうございました。
紹介して頂いた資料に<自分は芭蕉の精であるとあかして>がありました。芭蕉は単なる植物名ではなく、神秘的な存在なのですね。松尾芭蕉は、俳界への意気込みをこの芭蕉に託したのでしょうね。

お礼日時:2020/05/10 19:15

芭蕉扇で、西遊記、牛魔王のアイテムとして登場してませんでしたか?。


ネーミングなら、尼子十勇士をチェック。真田十勇士の猿飛、霧隠の上を行ってます。
改名が簡単な時代ゆえに、今よりすごいネーミングがたくさんあります。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
松尾芭蕉は、単なる植物名として芭蕉を使ったのではなく、俳諧の意気込みを込めて使ったのでしょうね。

お礼日時:2020/05/10 19:06

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