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以下の経営課題と実現手段の関係について悩んでいます。

A. 「在庫削減」(ここでは製造現場における半製品の処理待ち滞留仕掛在庫を削減する事による、経費・借入金の低減が目的と定義させて下さい)
B.「生産リードタイム短縮」(ここでは投入~倉入れ迄の製造手番を短縮する事による、製造現場での総量在庫削減と、CS向上を目的と定義させて下さい)

上記のA.B2つの経営課題は、私の中ではそれぞれ独立した課題と思っているのですが、「在庫」という点で両者微妙な関係にあり、明確に切り分ける事ができずに悩んでいます。
特に、「在庫の削減」(経営課題A)の命題を解く際、生産リードタイムという時間軸の要素を抜きに考える事は不可能なのか、について知りたいです。

言葉遊び?かもしれませんが、
・「生産リードタイムを削減」(経営課題B)するための一手段として、「在庫を削減」させる(=実際の手段としてはバックワード・スケジュールによる投入規制)という、課題と手段の関係に見立てれば、経営課題B単独の問題として私は考えることができるのですが、

それを逆にして、
2.「在庫を削減」(経営課題A)させるための手段として、「生産リードタイムを削減」する、という命題を解こうとすると違和感を覚えます。(「生産リードタイム削減」する事が、在庫削減の手段として考えられない。生産リードタイム削減は、経営課題Aが実現できた結果、副産物としての現象にも思えるし。なのに、在庫削減を考える上で、どうしてもリードタイムの事が頭から離れない・・のです。)

リードタイム短縮活動にはおなじみのフォワード・スケジュールという手段が、経営課題Aを解決させるのか、とも考えてみたのですが、やはり結びつきません。

これ以上、私の悩みを明確にご説明できない状況におりますが、アドバイス賜れば幸いでございます。何卒宜しくご指導お願い致します。

A 回答 (3件)

リードタイム=待ち時間、と考えれば、「切り分け」できることもありますが、


最初から、
> 製造現場での総量在庫削減・・・
と定義しちゃってます。
もとが、トヨタをピラミッドの頂点とする生産管理を想定しているようなので、下のような回答になってしまいます。
広い意味での「在庫を削減」であれば、色んな意見もあるかと思いますが。
どうでしょうか?
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この回答へのお礼

y_y_coさん。誠に的確なアドバイスをありがとうございます。
先ほど、himara-husさんに対して御礼の回答を差し上げる際、すでに y_y_co さんのコメントを拝見しながらタイプしておりました。

>製造現場での総量在庫削減・・・と定義しちゃってます。

そうなのです。リードタイムの削減から在庫問題解消を解いていこうとすると、どうしても相手にする在庫自体も「総量在庫」という広い範囲を扱わなければ私の中で証明できなかったのです。

やはり、在庫問題のうち、どの範囲を問題として掲げるか、で、リードタイム問題との関係を説明できるシナリオと説明できないシナリオ(または分離して考えるべきではないシナリオ)の違いが出てくるのですね?(もし間違っていたらお叱りをお願いします)

今後、様々な文献を参考にするときに注意しなければならないものだと痛感させられました。私のつたない質問文章をご丁寧に察して頂き誠にありがとうございました。助かりました。

お礼日時:2007/02/14 16:00

 在庫の削減は、経営的には仕掛かり費用(発生費用X(発生から売り上げまでの)期間)の削減ですから、リードタイムを減らすことは期間を短くできますから在庫の削減に繋がります。


 また、計画的な生産をすれば、(材料購入後から生産までの)不要な期間を設けなくても良いので、在庫の削減に繋がります。
 また、計画的な生産ができれば生産リードタイムも短くなります。
 生産リードタイムを削減するには、工程を並列化できるところは並列化することなどにより実現できます。
 在庫削減には相反するもので、リードタイムを削減する部分で効果的なのは、購入部材の在庫があります。同様に在庫を増やさずにリードタイムを削減するには、フォアキャスト等(正式注文ではなく必要時期や数量を事前に情報として流し準備してもらう)によるメーカの対応。
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この回答へのお礼

himara-husさん。示唆に富んだアドバイス誠にありがとうございます。私の疑問が明るみになってきた気がします。論点を絞ります。

>在庫の削減は、経営的には仕掛かり費用(発生費用X(発生から売り上げまでの)期間)の削減ですから、リードタイムを減らすことは期間を短くできますから在庫の削減に繋がります。

私の疑問は、この部分なのです。私のイメージしていた論法は、
・(手段)投入規制をかける→(現象)滞留処理待ち在庫が減る→(目的)在庫が減る→(おまけ)リードタイムも減る、という論法です。
(ですので、リードタイムを改善活動の監視対象にしなくても、滞留仕掛在庫が減るプロセスそれ自体は成立するかな、と。)

himara-husさんの論法を私なりに書いてみますと、私の中では以下のように成立するシナリオが書けずに混乱が起きるのです。
・(手段?)リードタイムを減らす→(現象?)滞留処理待ち在庫は減る?→(目的)在庫が減る?

私の定義した「範囲に絞って」議論させて頂くとすれば、リードタイムは減らす、ものではなく、減るもの、というイメージがあるのです。

ちょっとわかってきたように思います。私が今回の「在庫」の定義を、「滞留処理待ち在庫」に限定しているにも関わらず、広義の「在庫」問題の解説を読み漁っているために混乱しているのでしょうかね。
(間違っていたらお叱りをお願いします)

それ以外の箇所は、非常にすんなりと腑におちました。
誠にありがとうございました。助かりました。

お礼日時:2007/02/14 15:40

この命題に対する回答はもう20年前に実行されてますよ。


いわゆるトヨタ生産方式です、一時は下請け泣かせといわれた
こともありますが、今では常識です。
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この回答へのお礼

さっそくの回答ありがとうございます。
残念ながらトヨタ生産方式(と称する書籍やセミナー)は私なりに勉強したのですが、「在庫問題」と「リードタイム問題」とを個々に独立して解説したものに出会えず、私には「ミソも○ソも一緒に」されて煙に巻かれたような感覚に陥っております。私の読解力の低さなのかもしれませんが。ともあれ、ありがとうございます。

お礼日時:2007/02/14 14:02

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