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こんにちは。
物理は高校時代に履修した程度の素人です。

最近、気になっていることで、クルマを運転しながらテレビやラジオの電波を受信していると、トンネル内に入ってもすぐには電波が途切れず、ある程度(雑音交じりですが)受信できます。
また、トンネル内で完全に電波を受信していない状況から出口に近づくとトンネルを抜け切る前にわずかながら電波を受信し始めます。

ここで本題ですが、この際、『トンネルの入り口(端)から電波が受信できなくなるまでの距離』と『電波を受信し始めてから出口(端)までの距離』に差があるように感じます。

これについてはどのような理由なのでしょうか。
物理学的でない理由(電波等の位置の関係とか受信部分の指向性の関係)かもしれませんし、単に私の思い違いで等距離かもしれませんが、参考になる意見をいただけると助かります。

A 回答 (4件)

ラジオの一般的な機器の特性です。



一番ご質問の特性が顕著に現れるのはFMラジオです。
FMラジオでは電波が弱くなってもAGC(オートゲインコントロール)という仕組みで微弱になった電波でも受診することを試みます。また同期検波に必要な基準信号もなんとか維持しようとします。(もっとも多いのはPLL検波と呼ばれる方式です)
そのためかなり微弱になっても電波の受信を続けることが出来ます。

一方で電波がもはや同期できないほどに微弱になった場合には受信をあきらめます。
この時ミュート機能を働かせてザーというノイズを消します。(この機能をスケルチと呼んでいます)

この後新規に電波が来た場合には、それで十分にPLLできる信号強度が持続するまではノイズと判断してミュートのままにします。十分と判断されると再び受信を開始します。

ちなみにこのスケルチの強さを弱くする、つまり微弱でもすぐに受信するようにするとかあるいはスケルチをOFFにすると、早く応答するようになります。

以上こういう仕組みの為にご質問のようなことが起きます。
ラジオの場合はスケルチは固定のままですね。アマチュア無線機などではこのスケルチを調節できるようになっています。

テレビも音声はFMであり、画像は特殊ですがやはり基本は同じです。
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この回答へのお礼

受信機のほうに対してとても適切に丁寧に回答いただきありがとうございます。
納得のうえ、理解できました。

お礼日時:2007/02/27 13:11

基本的には2の方の通りです



他に
電波源の位置
出入り口周辺の反射体の状況
出入り口の電線の状況
出入り口の気象
なども影響します
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この回答へのお礼

気象にまでは気づきませんでした。
たしかに霧とかは反射というか阻害しそうですね。
参考になりました、回答ありがとうございます。

お礼日時:2007/02/27 13:10

正常に動作しているレベルから (電波を)弱くしていくと 動作しなくなるレベルと


動作しないレベルから(電波を)強くしていき 動作を始めるレベルには 違いが有るのが一般的です

前者のレベルが低い(弱い)のが通常です

理由は 安定した動作を行わせるためです
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この回答へのお礼

マシン(受信機)の問題なのですね。
波の回り込みに何か関係があるかと思っていました。

回答ありがとうございます。

お礼日時:2007/02/27 13:09

物理的にというと定かではないですが、電波には周波数によって物に当たると反射するものと吸収されたり威力が半減したりするのではと思います。


あと、物体に当たる角度によっても反射率も違ってくるのではと思います。
そうなると、電波の発信元とトンネルの向きなどが、微妙に影響してくるのではないでしょうか。後電波に対して遠ざかる場合と近づく場合ではドップラー効果により電波の受信状況も変わってくるような気もします。
少なくともいろいろな条件により等距離でと言うことはないと思いますね。
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この回答へのお礼

簡単に電波の発信地の影響と思っていましたが、なかなか奥が深くて勉強になりました。

回答ありがとうございます。

お礼日時:2007/02/27 13:09

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