人生でいちばんスベッた瞬間

 兄妹、姉弟間での結婚に違和感をとても感じるのですが、このような違和感は、親族間で生まれた子供が、障害を持っている確率が高いということから社会の中で悪いことであると信じられらているため生じるのでしょうか?
 それとも、他の要因があるのでしょうか?

A 回答 (11件中1~10件)

#10さんのURL興味深く拝見しましたが、


「>ほんと親戚同士の結婚は危険ですね」というご感想は早計ではないかと思います。

#10さんは「>村人のほとんどが親戚関係にある村の青年に殺されています。」
とおっしゃっていますが、
URLの内容を良く読むと、
「【生存者のほとんどが、亡くなった被害者の誰かしらと親類関係がある】状態で、すべての罪を都井にかぶせるようなものが多いという意見もある」
と書かれています。
加害者(村の青年)と親戚関係にあったわけではないでしょう。
夜這いと近親婚に関連性はあまり無いように思います。
 
 
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この回答へのお礼

>夜這いと近親婚に関連性はあまり無いように思います。

 確かにおっしゃるとおりですね。都井の姉も違う村の人と結婚していますから、近親婚はあんまなさそうですね。
 回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/03/12 10:18

[社会の中で悪いことであると信じられらているため生じるのでしょうか?]


津山事件というのがありますね。詳しくは参考URLでみれば判りますが。夜這いが日常だった村で起きた悲劇ですね。村人のほとんどが親戚関係にある村の青年に殺されています。理由は定かではありませんが家族の親子関係の乱れの結果の天罰とも取れるものですね。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B4%A5%E5%B1%B1% …
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この回答へのお礼

>村人のほとんどが親戚関係にある村の青年に殺されています。

 親戚関係だったんですか。勉強になりました。ほんと親戚同士の結婚は危険ですね。 なんか自分も親戚同士で結婚したとき、一族を全滅させてしまうような気がしてきました。回答ありがとうございます。
 

お礼日時:2007/03/08 18:03

私もNo.8さんのように、動物の脳にインプットされていると思います。



人間以外の動物は近親相姦をするか?
すると言われています。

では、猿を見てみましょう。
母親の猿に育てられたオスの猿は、発情期になると母親と性交をしようとします。
母親猿はものすごい勢いで、その息子に噛み付きます。
かまれて一旦は退いた息子猿は、様子を見てまたやろうとします。
母親猿はものすごい抵抗をみせ、息子の猿はとうとうあきらめました。


狐だったと思いますが、メスきつねは一人で子供を育てます。
乳離れした息子に狩の仕方を教えます。
息子は自分で狩ることを覚えだします。
そして、ある時期になると母狐は自分が産んだ子供に噛み付きます。
死闘。
息子はどうして母親がいきなり襲ってきて毛嫌いするのかわかりません。
遠巻きに母親を見て、機嫌が直ったかな?と近づくと、母親狐は息子に噛み付き血を流させます。
何度かされた息子は、とうとう諦め、一人で原野に向かいます。

覚えたたての狩り技術では獲物に逃げられっ放しです。
それでも捕まえられたものだけが、生き残る。
厳しい自然の掟です。
そして、息子狐はその冬にメスの狐と出会い、プロポーズをする。


このように観察すると、人間以外の動物でも本能的に近親相姦を嫌うようです。
では、どうしてそうなのか?

No.8さんのようなものだと思います。
正確には覚えていませんが、mtDNAの戦略かもしれません。
といいますのも、mtDNAか別なものか忘れましたが、原始はそれしかなかった。
従って自己コピーをして増殖していた。
全く同じ設計図です。
でも、それではあるウイルスにより絶滅してしまいます。
それで同一ではなく異種を取り入れることで、無限の可能性を開いた。
それでできたのがY染色体。
(詳しくは語彙が違うかもしれませんが、そんなストーリーをDNA関連の本で読んだことがあります。

自己コピーではありませんし、どんどん異種が加わることで、自己を残しながら別の可能性の生命体が誕生しつづける。
無限の生存の可能性がでてくる。

生命体は太古の昔よりウイルスと戦ってきたそうです。
今のところウイルスがいかに突然変異して人間を攻撃しようとしても、全滅させることはできない。
かなりの種類に分かれているから。

ウイルスも変異して果敢に攻撃をしてきます。
抗生物質などを編み出し、ウイルスを押さえつけていたところ、あまりにも抗生物質を投与していたところMRSAが生まれた。


と、ウイルスとの戦いにおいて、できるだけ生き延びるには、元を保存しつつ、異種であったほうがいいようです。

人間は遺伝子を未来に運ぶ乗り物。
何故インプットされているかといえば、原始の母なるものが未来に永久に存在しつづけるための戦略だと思います。


だからよく理由がわからないのに、近親相姦を嫌う道徳観になっているのだと思います。
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この回答へのお礼

>何故インプットされているかといえば、原始の母なるものが未来に永久に存在しつづけるための戦略だと思います。
だからよく理由がわからないのに、近親相姦を嫌う道徳観になっているのだと思います。

無意識でも、別にいいやと思えるようになりました。回答ありがとうございます。

お礼日時:2007/03/08 17:59

 可能性を収束させるベクトルを予感させるからではないでしょうか。



無から発生することによって生があるわけですが、発生するということは、無限の可能性を求める何らかの意図(意志)が存在すると考えるべきだろうと思います。
神云々ということではなく、生まれるということはそういうことではないかということですが。

科学的には単に精子と卵子の結合にすぎないわけですが、しかし、なぜ精子と卵子が結合したら生となるのかは、突き詰めていくと恐らく【不明】でしょう。
プロセスは判明しても、理由は多分決してわからない。
しかし、わからないながらも、「可能性へのあくなき欲求」が存在すると考えるのが今の時点では最も妥当でしょう。
つまり、そういった要素が無いと考えるほうがむしろ不自然。

この場合の「可能性」とは、DNAの組み合わせによって生じる無限の多様性の確率ということになると思います。
類似するものの組み合わせは、同一のものに限りなく近づくことになり、多様性の阻害につながるでしょうから。
それを無意識的に忌避する記憶が、脳のある一部に格納されていると判断するのが自然なように思われます。
ですから恐らく近親姦は、何らかの理由で生命力が衰退せざるを得ないような状況で(人の持ち得る可能性を犠牲にしなければ生き延びられないという判断が無意識的にされた場合に)発生するのではないか、という気がします。
 
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この回答へのお礼

確かに言葉ではできない、無意識的なところがありますね。回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/03/08 10:10

近親結婚禁止の理由としては、以下の2つの理由からだそうです。


1)生物学的理由・・・近親者同士が性行為をした場合、その血族特有の症状を持つ子孫が誕生する確率が上がるため。

2)社会学的禁忌・・・自身の近親者が、同じ血縁者と結ばれると言うことに対する心理的不快感。

そして、1)については、下記のような病気(劣性遺伝疾患)が出る確率が高いようです。

・進行性筋ジストロフィー 
・体質性黄疸 
・血友病 
・ヘモクロマトーシス
・ウイルソン病 
・尿崩症 
・脊髄小脳変性症 
・膵嚢胞 
・尿細管疾患 
・嚢胞腎,腎嚢胞 
・先天性副腎皮質過形成症 

ちなみに、人間は色々な血(血筋?)が混じることによって、どんどん優秀になってくる、優秀な子供が生まれて来ると聞いた覚えがあります。

この回答への補足

>2)社会学的禁忌・・・自身の近親者が、同じ血縁者と結ばれると言うことに対する心理的不快感。

なぜ、心理的不快感を感じるのでしょうか?これは優生学的問題に起因するのでしょうか?

補足日時:2007/03/08 00:04
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日本の平安貴族なども、近親婚を繰り返しています。



東アジアにあって、近親婚が許されている文化は日本だけと言われます。韓国にあっては、親族どころ本貫がいっしょだと結婚できません。

これは、放牧が日本に無かったからだといわれています。
放牧民族は、羊などを飼って数を増やすことが、経済的に豊かになる事です。同じ集団の中だけで交配を繰り返すと、先天的な病気にかかりやすくなり、財産である羊が減ってしまいます。
これを避けるための知恵がいくつもあるのですが、同時に人間にも適用できる法則であると、経験的に知っていたはずです。
ですので、放牧の文化がある場所では必ずと言っていいほど、宗教の中に同属婚の禁止が含まれます。
儒教だけでなく、ユダヤ教(キリスト・イスラムの元祖)も放牧民族ですから、同じようなタブーがあります。

日本でも、近親婚はともかく、兄妹婚はありません。プトレマイオスだけでなく、農村などの小さな集落では、血筋の維持のためにあったかもしれませんが、やはり血筋が近すぎる結婚は、いづれ血筋の断絶につながるために経験的にタブーだったはずです。(一回、2回ならともかく何世代にも渡れば影響が大きくなります)
人間でも、末広がりというぐらいですから、自分と配偶者の子供がねずみ算式に増えるのは、家族が豊かになった証だったからです。

他の血筋を入れることが出来ないというのは、それだけで問題を抱えることになりますから、最初から兄妹婚・近親婚を規制したほうが良いわけです。法律は、そのような人類の知恵を後追いしたにすぎません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/03/07 10:37

ロシアのロマノフ王朝が滅びたのは、血友病が原因と言われています。


血友病は、遺伝病で、男性にしか発症しない病気です。
一族で近親結婚を繰り返していると、一度こういった病気が入り込むと、一族全滅の危機に陥ります。
そういった事を、自然と回避するために、近親結婚の回避本能が、生物に備わっているのではないでしょうか。
動物であっても、親子での交尾はしないはずです。
ただし、特別な理由がある場合は別ですが。
(エジプトのプトレマイオス朝では、兄妹や親子間での結婚を繰り返していました。これは、エジプトという他民族の地で、ギリシャ系の血筋を守るためでした)
(ヨーロッパ諸王朝は、近親結婚ばかりでした。これは、王族の地位を維持するために行われました)
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この回答へのお礼

>ロシアのロマノフ王朝が滅びたのは、血友病が原因と言われています。
血友病は、遺伝病で、男性にしか発症しない病気です。
一族で近親結婚を繰り返していると、一度こういった病気が入り込むと、一族全滅の危機に陥ります。

同族婚の危険性というのが分かりました。回答ありがとうございます。

お礼日時:2007/03/07 10:34

「花嫁は贈り物」だからです。

花嫁を自集団と他集団の間で相互に贈与し合うことにより、社会の輪を広げていくためです。
http://anthro.zool.kyoto-u.ac.jp/evo_anth/symp01 …
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この回答へのお礼

>「花嫁は贈り物」だからです。花嫁を自集団と他集団の間で相互に贈与し合うことにより、社会の輪を広げていくためです。

経済的な点もあるのかもしれませんね。回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/03/06 21:58

あと、貞操の問題ではないでしょうか。


社会全体として兄妹、姉弟間の貞操が守られない状態では、異性の兄姉のいる人を結婚の相手としては避けるようになってしまうでしょう。

この回答への補足

>社会全体として兄妹、姉弟間の貞操が守られない状態では、異性の兄姉のいる人を結婚の相手としては避けるようになってしまうでしょう。

しかし、これでは、家族外の異性に対して目もくれず、家族内の異性と結婚する方がいいと思えるとき、通用しないんじゃないんでしょうか?

補足日時:2007/03/06 21:56
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法的な観点からいうと、親族間での婚姻を禁止している理由について


は2つあります。優生学的配慮によるものと倫理道徳的配慮によるも
のです。
直系血族相互の婚姻は全員について禁止されています。これは、優生
学的配慮によるものです。傍系血族は3親等内で禁止されます。(たと
えば叔父と姪との間)(民734~736)。この方は倫理的道徳的配慮による
ものとされています。

この回答への補足

>倫理道徳的配慮

優生学的問題があるのは分かったのですが、この倫理道徳的配慮というのは、なぜ生まれたのでしょうか?

補足日時:2007/03/06 20:28
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