あなたの「必」の書き順を教えてください

はじめまして

電圧記号について質問します。
日本や米国では電圧をあらわす記号にVを使いますよね。
しかし、ドイツ語からの翻訳ものなどには、VではなくUが使用されています。
VとUの違いはあるのですか。または使用地域で記号が異なるのでしょうか。
国際的な基準はないのでしょうか。
日本の技術者の人に「電圧U」というと違和感があるのでしょうか。

特異な質問ですがよろしくお願いします。

A 回答 (6件)

 


Eは確かに電場の記号ですが、普通ヴェクトル量で、太字で書くように思います。

E=-gradφ

というのが、電場ポテンシャル場φによる電場の式だったように思うのですが、いまは違うのでしょうか。単にスカラー量としてのEは、電場の大きさとして使うのでしょうか。(成分分解すれば、添え字と共に使うかも知れません)。

確かにVを電圧の記号としても使っていますが、Eも使っているように思います。Eが電圧で、電圧は、電位差でない場合は、ポテンシャルと同じですから、では

E=-gradV

というような表現をするかというと、記憶にありません。

E=-gradU

ならありそうな感じがします。

二点のあいだの電位差がVの時、この二点のあいだの距離mでVを割ると、電場が一様なら、V/m=E となるような式があるとも思いますが、この場合のVは、具体的な電位差ではないかとも思います。また、一様電場というのも、あまりないのではないかと思います。

電磁場を考えると、ヴェクトル量のあいだの演算式になり、ポテンシャル・スカラー量は、電場ポテンシャルはφか、Uのような感じです。ポテンシャルをVでは表さないように思います。

電磁気学になると、電場のEとの混同を避けて、Vを使うのかも知れませんが、Vでは、ポテンシャル場として何か、不自然な感じです。
 
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No.3です。


直接の回答では有りませんが、関連して参考に国際単位を追加します。

量の名称:電界の強さ
量記号:E(K)
単位の名称:ボルト毎メートル
単位記号:V/m
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この回答へのお礼

みなさん、ほんとうにありがとうございました。

お礼日時:2002/06/10 08:57

No.2のものです。



業界が違うといろいろ違っていて面白いですね。電気工学では、Eが一般的だというのは初めて知りました。でも、yossymochyさんがおっしゃるようにV_BATTとか、電源電圧を表すV_ccとか、やっぱり巷ではVの方が多いような気が・・・。

と、思って今、モーターの制御関係の本を開いたらEで書いてありました。純粋な「電子回路」だとVなのでしょうか。

物理の世界では大体asterさんのおっしゃる通りの定義や記号の使われ方ですが、電圧をEで書くことはありません。電場Eはもちろんベクトル量で太字が普通ですが、大きさを書くときは普通のEです。

あと、電子に対するポテンシャルU=-eφをVで書く人は結構います。例えば有名なシッフの量子力学の教科書はポテンシャルがVで書かれています。電圧といいい、ポテンシャルといい、確かに単位と紛らわしいのですが、物理量の略表現は斜体で、単位は立体(というのかな?要するに斜めになっていないフォント)で表すしきたりになっているので、あんまり気にならないんですけどね。
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ドイツでは、なぜUなのかは知りませんが、日本でも三相電圧では、U,V,Wなどが有りますので、特に違和感は有りません。


なお単位と量の名称は同じでは、紛らわしいと思います。
電気工学では、Eが一般的です。これは電流はIと言いAとは言わず、電力をPと言いWとは言わないのと同様です。

参考に国際規格では、
量の名称:電位、電位差、電圧、起電力
量記号:V、φ、U(V)、E
単位:V
のようになっています。
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物理の世界ではEは普通「電場(もしくは電界)」、つまり単位長さ当たりの電圧を表し、電圧そのものはVで表記します。

単位もVです。Eが電圧を表すのはあまり見たことがありません。

Uはポテンシャルの表記によく使います。電圧は荷電粒子に対するポテンシャルなので、そんなに違和感はないですが、Vの方がしっくりきます。
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国際的な基準についてはよく分かりませんが、「ISO」が決めているのが、それかも知れません。しかし、だとすれば、おそらく、英語式の、電圧は記号E、電流は記号I、抵抗は記号Rでしょう。

>日本や米国では電圧をあらわす記号にVを使いますよね。
>しかし、ドイツ語からの翻訳ものなどには、VではなくUが使用されています。

電圧を表す記号は、日本やアメリカでは、Vではなく、Eです。Vは電圧の単位を示す記号です。ドイツでは、確かに電圧を表す記号にUを使っているようです。しかし、電圧の単位の記号は同じVです。

何故、ドイツでは電圧をUで表現するのか分かりませんが、ドイツでも、電圧、電流、抵抗の単位は、V,A,Ωで、日本、アメリカと同じです。ただ、表現記号が、U,I,Rになって、電圧だけUになっています。

日本でも、電圧をUで表現している例があると思います。過去そういう表記を見たことがあります。これはドイツの影響だったのかも知れません。

>日本の技術者の人に「電圧U」というと違和感があるのでしょうか。

違和感があると思います。電圧はEと言います。

以下のURLのなかで、Uが電圧の「記号」として使われ、

>Formelzeichen: U (記号:U)
>Maseinheit: MV(Megavolt), kV(Kilovolt), V (Volt), ……
 (単位:MV(メガボルト),kV(キロボルト),V(ボルト),……)

となっています。何故Uなのか分かりませんが、Eの代わりに使っているようです。
Vは英語・日本語でも電圧の単位で、ドイツ語でも電圧の単位です。違っているのは、「記号」が、Eが、ドイツではUになっていることです。

>Elektrische Spannung
http://www.e-online.de/sites/grd/0201101.htm

別のドイツ語のサイトでは、

>Das Formelzeichen der Spannung ist U und die Einheit Volt IV.

>電圧の記号はUであり、単位ボルトはIVである。

となっています。単位ボルトは1Vの間違いではないかと思いますが、電圧の記号は「U」だと述べています。何の略か分かりませんが、ドイツでは、Eの代わりにUを使っているということです。
 

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。たいへんよくわかりました。国によってえらい違いがあるのですね。
ところで、電圧記号Eですが、そういえば物理の時間ではEで習ったような記憶がよみがえってきました。ただ、ネットを検索しても、オームの法則などの解説でV=IRのように電圧記号をVとしているケースをよく見るのですが、これはEが正しいのだけれども、単位との勘違いでVが使われるケースがかなり多くなってきていると解釈すればいいのでしょうか。自動車のバッテリ電圧をあらわす場合もVBATTという変数名が使用されます。これは慣習的な使用?
正しいのはEで、Vが使用されているのは間違いなのでしょうか。それとも記号は便宜的なものなので、別に気にしなくていいのでしょうか。

補足日時:2002/06/06 09:02
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