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博士研究員(ポスドク)って、どういうものなんでしょう?
今、気になる人は博士研究員として東京大学に勤めています。
通常は、ポスドク→助教授→教授という流れなのでしょうか?
それとも、研究をいかして企業に就職するのでしょうか?
まったく未知の世界でよくわかりません。
それなりの地位のある仕事なのでしょうか。
それとも学生に毛の生えたようなものでは。
本人は論文なども書いており研究研究の毎日です。
前の彼とは経済的なことが原因で別れたこともあり、一応気になってます。

A 回答 (8件)

一般的にポスドクは大学教授のような職に就くことを目指す人達です。

なぜポスドクになるのかと言うと、高学歴の若者は増えているのに対して大学の先生のポスト数は変わらないからです。現在の教授陣が退職しない限り、次の世代のための席が空きません。一部の運と実力を兼ね備えた人がポスドクを経ずに助教や准教授になることもあるのですが現在では稀です。結果的に若い世代がポスドクとして働かざるを得ないのです。しかし、現在ポスドクになっているというだけでも研究面では人並み以上に優秀である証拠だと思います。
将来は企業に就職する人もいない訳ではないですが、大学に残るのが一般的です。ただし、必ずしも教授にまでなる人ばかりではなく、助手のまま定年を迎える人もいます。

また、残念ながら地位のある仕事とは認識されていないかと思います。雇用も安定していませんし、収入も低いことが多いのに対して仕事量は多く、教授の雑務や学生の指導、自身の研究・論文執筆等を全てやっている方も...と言うと大変さが想像できるのではないでしょうか。

とはいえ、ichigo_paffeさんの気になる方のように権威ある大学で積極的に論文を執筆しているのであれば将来的な展望はそれほど心配する必要はないかもしれません。本人を知らないので断言はできませんが。
今この大変な時期に支えてくれる女性の存在は大きいかもしれませんよ。
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今の日本では博士課程修了後はポスドクとして研究を続けるのが最もメジャーなキャリアだと思います。


根本的にアカデミックなポストを狙う人と企業の研究所を狙う人が出てくるので、別に博士課程修了後に就職出来なかったからと言ってもそれは劣っているわけでもなく「普通」だと思っていいでしょう。
その気になる方が将来どちらを目指しているかによっても将来や収入は変わるので、それぞれの回答者を参考にしてみてください。

ポスドクの給与は低いのでは??
分野が違う研究者のメジャーなパターンは全くしらないのですが、私の知る限り優秀な研究者ならば日本学術振興会の特別研究員などの助成を受けているのではないかと思います。
かの事業仕分けで色々と苦しい立場にあるようですが、今年度の要綱でいくとPDで毎月36万円を3年間と年150万上限の研究費、さらに優秀ならばSPDという枠で月44万円を3年間と上限300万円の研究費を受けられます。これがあれば一般の同年代のサラリーマンよりちょっと多いくらいではないかと思います。
それに受からない場合は他の助成もあるようですが、一般公募で、値段もまちまちのようです。
TAをはじめ専門的な高給バイトもできるので生活は出来るのではないでしょうか?

色々と学生を見ていて思うのは変わった人が多いという事。
「この人・・・一般企業ではやっていけないな」という人が本当に多くいます。
勉学・研究等に熱心でも、就職試験等にクリアできるのかな?という人から性格的にちょっとなじめそうにないな・・という人まで。
アカポスや企業の研究職がなくても、いわゆる普通の仕事でもたくさんあります。「普通」に世間になじめる性格の持ち主であれば生活に問題はないと思いますよ。

ちなみにアカポスの場合は色んな大学を転々とする事があります。「空いている」所に行くわけなので・・・。必要とあらば海外に行くこともあるでしょうね。
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人の生き方には様々なケースがあります。


大学で取った学位を生かして会社に勤める人もいますし、全く学位とは関係ない職業に着く人もいます。普通自分が興味ある関係の仕事が出来れば有る程度満足でしょう。しかし現実は生活の為の仕事と興味があるからの仕事は完全な区別は難しいです。
ポスドクというのはポストドクターの事だと思いますが、ドクターの学位を取った後、仕事につけない人です。普通はどこかの研究所で研究を続けるのが職業のようですが、そのどこかは大学かも知れないし、又一般企業かもしれない。普通大学に残って所謂雑用をしている人たちで、そう言った次のコースから外れた人達で、次の仕事(企業、教育関係)が見つかるまで時間稼ぎの合間の内容です。どれだけ学業が出来て、教育を受けていても何所も雇ってくれなければ、どの様に生活をしていくか問題です。本当に役に立つ内容を勉強して、又は研究してきたら必ず企業がほって置かないと思います。と言う事は何処にも行く所が無い、又することも無い、このまま大学に残って何かが出てくるまで待つ、そう言った内容がポスドクです。
大学の教員になる資格はありません。実際誰でもなれます。要するに雇ってくれる人に上手く取り付けば、誰でもなれる職業です。大学教授に実績はと言うと、誰も答えられないと思います。要するに半分以上実績の無い、バーチャルの世界なんです。特に社会の役に立つ内容を研究している人たちは大学などに残ってうろうろしていません。訳の分からない、意味もなさそうな内容をいくら研究しても人間社会には役立ちません。そう言う人は正常に職業に就けません。また生活が出来ません。
以上のような内容の生き方がポスドクです。
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文系・理系によっても違いますし、研究科によってもまちまちです。


東大の場合は、比較的他の大学と比べると恵まれているほうですが、そのぶん人数も多いのですが、次のポストへのよいステップにはなるかも知れません。

ただ、昔は「白い巨塔」のように分かりやすい出世コースがありましたが、ポスドクでも任期付のものだと次が保障されていない場合がほとんどです。本来は、テニュアトラックと言って、コースをちゃんとしたほうがよい、という流れにはなってきていますが、まだそうなっている研究室は少ないです。

経済的なことで言えば、業績はもちろんですが、本当にその研究室で人間関係がうまくいっているか、など人的な要素もたぶんに含まれますので、最近の事業仕分けで、東大でも任期が終わったら、放り出されるポスドクは多くなると予想されています。

その意味では、個人的にはつかず離れず、安定するところまで待ったほうがよいと思います。

参考URL:http://labor.main.jp/blog/archives/cat82/index.h …
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私はポスドクを数年やってから大学教員になりました。


ポスドクは任期があるので契約社員の様なものですが、「博士」を持った専門家ですので、大きなプロジェクトや実績の高い「ポスドク」は給料も高い場合があります。いわゆる「年棒制」で、同じ年齢で大学教員になっている人よりも多く給料をもらうこともあります。

業績の良い人はポスドク→准教授→教授となることができると思います。「それなり」の業績の人はポスドク→助教→准教授→教授となります。もちろん、定年まで助教(助手)や准教授のまま昇進できないこともありえますが、定年まで勤められる、任期の無い大学教員になれば、福利厚生も国家公務員なみで、ひとまず安泰でしょう。これからの時代、一寸先はわからない、ということはありますが。

>彼の研究は物理学で 話を聞いたところで
>わたしにはまったくチンプンカンプンです。

「物性物理学」ならば、NatureやScienceに掲載されるような仕事ができれば将来安泰ではと思います。また、大学教員にこだわらなければポスドク→企業の研究者という道もあります。ただし、専門が「素粒子理論」などで、大学教員としての道に固執しすぎ、高齢までポスドクをしてしまうと、なかなか定職に就けないこともあります。それでも、真面目に研究(仕事)をする人であれば、どの業界に行っても大丈夫でしょう。

参考URL:http://d.hatena.ne.jp/tenure/, http://hakasenoikikata.com/,http://www2.yukawa.k …
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はじめまして。

私の夫は某大学の助教授をしています。
国立大学の研究員というのは、助手のことですか?
助手は助手としてお給料が出ますが、必ず助教授→教授と昇進できるわけではありません。能力次第です。最近では就職難のため、国立大学では、かなりの生徒が大学院、そして博士課程へと進んでいます。研究職を希望して、研究員として残る人も多いのではないでしょうか?
助手でも、助教授に昇進できないままいる人も結構いるそうです。実を言うと、就職先がなかったので(変わり者で)教授が可哀相で置いている場合もあるそうです。まだ、あなたの彼がどのような立場なのかわかりませんが、論文など書いておられ、精力的に研究されているようですね。国立大学の助手が、私立大学の教授として招かれることは多々あります。実績次第(審査の難しい学会で、論文を多数発表しているとか、研究が幅広く認められるなど)で、道が開けていると思います。
なんといっても、大学の教授陣に信用され、認められる人柄かが大切だと思いますが。

一度、「大学教授になるには」という本をご覧になってみてください。
彼は博士課程終了後、某企業の研究所勤務でしたが、大学の先生に推され、急に転職してしまいました。急遽、大学の教諭とはどんなものか?と勉強したのですが、なんとなくその世界が分かると思います。

元の彼氏とは経済的なことが原因で別れた…とありますが、今の彼氏には経済的なことが魅力なのですか?きっとあなたの気になっている人は、努力家で素晴らしい人だと思います。あなたは彼にふさわしいですか?
役に立たない回答ですみませんが。私は夫を尊敬して愛しています。決して職業で選んだ訳ではありません。研究研究の毎日を理解して、助け合っていかなければいけません。頑張ってくださいね。
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サーチエンジンで「ポスドクとは」「ポストドクとは」なので検索すると具体的な経験談にヒットする場合があります。

「ポスドク募集」なので検索するのもいいと思います。年間の給料とか明示してる大学もあります。

助手のポストがあいて助手になれたとしても、トントン拍子で昇進するのは大変だと思います。もちろん実績が大事ですが、日本の大学は徒弟制度っぽいところがあってそういうのが苦手な人はきついです。政治的な能力が必要。
国立大学に限定して言えば、ご存じかと思いますが法人化の動きがあるので今後事情は変わってくると思います。いまは教員の人数や給料は国で決められていますが、各大学で独自に決定していいようになるらしいです。大学教授は一度なってしまえば論文を書かなくてもやめさせられないと言われてましたが、これからは戦力外通知を出されることもありそうです。
理系だとしたら研究の拠点がないと研究を続けることができないので、ポスドクのうちに実績をあげてどこかしら就職先を見つけないとなりません。たとえが変ですがプロダクションに所属してるけどまだ売れてない芸人のようなものだと思います。
経済的なことは確かに大事ですが、いまの世の中これで安心なんてことはないのでは? 余計なお世話かもしれませんが、つきあってみてから考えてもいいと思います。研究者にはなかなか出会いのチャンスがないらしいのでもったいない気がします。

参考URL:http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/details/sc …
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この回答へのお礼

ネットも参考にさせていただきました。
彼の研究は物理学で 話を聞いたところで
わたしにはまったくチンプンカンプンです。
それでも 研究の話をする彼はとてもステキに見えます。
前向きに考えたいと思います。
本当に ありがとうございました。

お礼日時:2002/06/20 20:56

文系あるいは理系でしょうか?



理系の場合、いろいろなケースが考えられるでしょうが・・・?
・ポスドク(アメリカ等の大学で準教授で1-2年)⇒そのままアメリカに残る⇒可能であれば教授(あるいはアメリカの企業の研究所勤務)⇒・・・?
・ポスドク(アメリカ等の大学で準教授で1-2年)⇒帰国して出身大学で助手⇒講師⇒助教授⇒可能であれば教授
(勿論他の大学に転任する場合も)
あるいは助教授(・教授)から企業の研究所に勤務のケースも?
これ以外のケースも当然あります。

給料は私立と国立でも差があるようです。
いずれにしても助教授等のなるまでは大変ではないでしょうか・・・?
助教授になっても教授になれる保証はないでしょうし・・・?

ご参考まで。
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