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現在、うちの子供が大好きな、蒸気機関車について色々と調べています。
その中でどうしても判らない事があるのですが、
蒸気機関車って煙突から出る煙の他に、
ピストンシリンダーで使用した蒸気を排出しますよね。
写真などで見るとシリンダーケース(という表現で良いのでしょうか)
の周囲から白い蒸気が沸き立っていますが、
外観から見るとちょうどシリンダーケース付近は蒸気に阻まれて、
ケースそのものか付近にある排出口の具体的な位置が判明しません。
C62を中心に調べていますが、排出口はケースやケース付近のどこにあるのかご教授下さい。

A 回答 (6件)

 蒸気機関車の前方に煙室(機関車トーマスで言うと顔の部分が煙室扉です)に誘導され、煙突から排出されます。


 排蒸気を勢いよく煙突から排出することによって、石炭を燃やした煙の排出を助けています。
 石炭の煙は本来黒煙ですが、冬場の発車時の画像などで煙突からでる煙が真っ白なのは、そのせいです。
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この回答へのお礼

ご回答頂きありがとうございます。
成る程、梅小路蒸気機関車館の説明フラッシュの意味が良く判りました。
ありがとうございます。

お礼日時:2007/04/20 14:33

wikipwdiaの蒸気機関車の項目をご覧ください。



「弁装置による分類」というセクションに、ワルシャート式の図が
アニメーションで出ています。シリンダの上に置かれた弁装置に、
排気口らしき穴が2つ見えます。で、リンクを辿って行くと、参考
URLに到達しますが、そこでは排出された蒸気が煙室に導かれて煙と
一緒に排出されているパイプが描かれています。

というわけで、20wさんのおっしゃるとおり、蒸気は煙突から排出さ
れているんですね。シリンダ周辺の蒸気は、シャフトの出入りに伴
う漏れじゃないでしょうか。

参考URL:http://home.new.rr.com/trumpetb/loco/locoworks.h …
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この回答へのお礼

ご回答頂ありがとうございます。参考URLの図解が一目瞭然でした。
恥ずかしながら、Wikipediaのアニメーションは閲覧した事があったのですが、
この蒸気が実物ではどこに排出されるのか謎でした。

お礼日時:2007/04/20 14:34

あの、足回りから出る白い煙は「ドレイン」と言いまして、走行用に


使った蒸気ではなく、シリンダに溜まった凝固水を排出する時に、
一緒に出てくる水蒸気なんです。

長時間停車するとシリンダは冷えていますので、蒸気を送るとシリンダ
で冷やされて凝固します。この水がシリンダ内に溜まると、水は圧縮
できませんので、シリンダを破壊する恐れがあります。発車時に盛大に
足回りに蒸気を吹くのは、この凝固水を蒸気と一緒に排出しているから
です。排出する場所はシリンダの下側で、ここに「ドレイン弁」という
水を排出するためのコックがあります。

逆に言えば、気温が高い、長時間停車していないなど、シリンダが冷えて
いない時は、足回りからの煙は殆ど出ません。ですので、写真を撮るときは
盛大な煙が出る冬の朝、長時間停車する大きな駅の前後で頑張るんです。
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この回答へのお礼

ご回答頂きありがとうございます。
使用した後の蒸気では無かったのですね。20wg様rumpy_the_dwarf様よりご回答を頂いて、
蒸気の流れは大変勉強になったというか、予想外の収穫を頂いたのですが、
「ではあのシリンダー横から出てくる白い煙は何だろう?」と謎が深まり、
改めてどう質問させて頂けば良いのか悩んでいたところです。
最後の「頑張る」という表現が(撮影する側の人が頑張る訳ですが)
蒸気機関車らしくて嬉しい感じです。

お礼日時:2007/04/20 14:34

恐らく、シリンダーケースのまわりから立ち上る蒸気で、特に発車する時などに多く見られる風景でしょう。


以下のサイトの写真にあるシリンダまわりの蒸気のような感じでしょうか。
http://www.jr-odekake.net/train/sl-yamaguchi/gal …
(JR西日本のHP)

この蒸気は、シリンダにたまった水を排出するためのもので「ドレインコック」からから排出されます。
場所はシリンダの真下に線路と同じ向きでぶら下がっている管から出ています。
精密模型の方がかえってわかりやすいと思いましたので、個人のホームページですが
http://www5a.biglobe.ne.jp/~toyoyasu/c62gl_5.htm
を紹介します。
この「シリンダブロック」にある2枚目の写真に「ドレインコック」が指し示してあります。

シリンダ内に水がたまると、効率が悪くなりますので、この水を排出してやる必要があります。
停車中ではシリンダが冷えますから、シリンダ内の蒸気が水となってたまります。
これを抜くために運転室のドレイン弁操作機を操作して蒸気を噴き出させ、この勢いを利用してシリンダの水を外へ追い出しているわけです。
また、運転中でも絶気運転と言って蒸気圧を利用せず、惰性で転がっていく運転をしている時にはシリンダに蒸気が供給されませんから、冷えて水がたまります。
このような時もドレインを排出します。
最初に紹介したURLの写真は、絶気運転を終えてパワーをかけ始めたところかと思います。

最後に梅小路蒸気機関車館のサイトにあるページ
http://www.mtm.or.jp/uslm/steam/
を紹介します。
ここの「ビデオを見る」をクリックするとビデオが見られます。
すごく小さな画面ですが、最初に思いきり吐き出していたドレインが、ビデオが終わる寸前でなくなります。
この瞬間をよく見ると、どこから出ているのかを理解できそうです。
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この回答へのお礼

ご回答頂きありがとうございます。正に最初のURLに挙げて頂いた写真のイメージそのままです!
模型での参考がとても判り易く、子供に説明するのにも助かります。

ところでC62型は車体の右側面下、シリンダーの前のところに、
下に向けたホースがあり、そこから白い煙を排出している写真をよく見かけます。
これもドレインなのでしょうか?
色々と写真を見比べると、「シリンダーから排出しながらホースからも排出している写真」
「ホースのみから排出している写真」「煙突を除いて全く排出していない写真」があるようなのですが。

お礼日時:2007/04/20 14:35

シリンダー付近から出ている湯気はシリンダー内に溜まる凝結水を排出しているのです。


停車中シリンダーが冷えるので発射前や直後にシリンダーに付いているドレンコックを開いて内部に溜まる凝結水を排出するのです。
寒冷地では運転中も少しあけて排出しながら走ることもあります。
マ、暖機運転と思ってください。
古いものでは漏れもあるでしょうがグランドパッキングを締めて漏れを止めるのでそれほど漏れることはありません。
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この回答へのお礼

ご回答頂きありがとうございます。
成る程、寒冷地では少し開けて走る場合があるのですね。
映画とかで北海道等での映像を観ると
結構永い時間薄めに白く尾を引くのはその為なんでしょうか。

皆様から頂いたご回答で、私の無知を補完までして頂き、
厚い氷に埋まった謎が明らかになりました。
お一人お一人にきちんとお礼する事が出来ず歯痒い思いです。

お礼日時:2007/04/20 14:36

ANo.4のPAPです。

お礼を書いていただきありがとうございました。

さて、お礼の欄に書かれているホースからの水蒸気ですが、給水温め機から排出された水蒸気で、ドレインとは別物です。
給水温め機については、SLばんえつ物語号のページの写真を参考に位置を説明しましょう。
http://www.jrniigata.co.jp/slbanetsu/slbanetsu.htm
(JR東日本新潟支社)
ヘッドマークに後側に両端近くに金帯の巻かれた丸いタンクのような物があります。これが給水温め機です。
サイトの写真はC57ですからタンクむき出しですが、C62でも同じ位置にあります。
C62の場合はカバーがかかっているので、もしもお手持ちの写真でデフで隠れない程度の横位置から見られるものがあれば、丸い筒がおわかりになると思います。
ちなみに、D51はヘッドライトの後にあります。
給水温め機は、炭水車からの水を引き込み、シリンダで使い終わった蒸気の熱を利用して、あらかじめ温めておく装置です。廃熱利用ですね。
冷たい水でボイラ圧を下げたりボイラを傷めるのを防ぐ役割りがあります。
このように、ホースからの水蒸気はドレインと別ですから、ドレインの水蒸気とは関係なく出てくるわけです。
従って、お礼欄に書かれたように両方出ていたり片方だけだったり両方出ていなかったりするということになります。
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この回答へのお礼

ご回答頂きありがとうございます。
皆様のご回答を頂き、どこにあるのかすら判らなかったパズルのピースがはまって行く思いです。
私が閲覧したC62の写真は前のタンクが見える物隠れている物等ありましたが、
D51のライトの後ろのタンクと同種の物だったんですね。

お礼日時:2007/04/21 08:46

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