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「歳首百事を忘れ」と「」付きで表現している文章に出会い、特別の意味があると推測しました。検索したところ、「歳首百事忘 天晴万花喜」が登場するサイトがあって漢詩の一部であろうと見当をつけました。調べた限りでは何も説明することなく引用しているので、よく知られた文句なのだと思います。

もしも漢詩であれば作者名、出典を知りたいです。ご存知の方は居られませんか。
日本人の作なのか中国人の作なのか、それすら不明なので「国語」のカテゴリーで訊いてみます。
よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

検索してみると、中国語のサイトで次のブログに説明がありました。

かって兄がこの対聯を送ってくれたことがあると書いてあります。「歳首百事忘」の句については「不愉快な過去のことはみんな忘れて」と説明してあります。日本人が作ったものでないことは確かです。
http://blog.sina.com.cn/u/48ab8d590100077m
対聯とは対になった句で、春節(中国の旧正月の祭り)にはめでたい文句を書いた対聯(特に春聯と呼ばれます)でよく戸口が飾られます。
具体的な春聯の様子については次のHPを参照してください。
http://ryugakude.com/dai7/chunlian.html
このように対聯に使われる句は別に特定の詩人が作ったものではなく、作者はほとんどが不明と思われます(2句で完結)。ほんものの詩であればよく韻を踏むものですが、こうした対聯は韻を踏まないことが多いようです。
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この回答へのお礼

短くても五言絶句の起承の二句で、転結の二句は多くの人が知っているのだと思っていました。
どうやら中国には対聯と称する庶民が気楽に親しめるジャンルがあるようですね。そうなると俳句が世界最短の詩とは必ずしも言えなくなりそうです。
春節の祝い方の一例も併せてご紹介下さって、知識が広がりました。
当面の疑問には十分な、お答えを戴けたので本日24時までに何方からも新たな寄稿がないときは、こちらの都合のよいときに締め切ります。
有り難うございました。またの機会にも宜しくお願いします。

お礼日時:2007/04/28 11:33

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