アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

今、クロメルーアルメル熱電対を使って電気炉の温度測定をしております。全60cmを1cm間隔で熱起電力を
測り、熱起電力から温度に直し、その値に室温を足して温度を求めています。僕がわからないのは、何故、室
温をたすのかって事です。
知っている人がいれば、是非教えてください。

A 回答 (3件)

「熱起電力から温度に」の「温度」の部分は正確には「温度差」ではなかったでしょうか?


で「温度差」+「室温」になるのでは?

スミマセン、その昔大学で電子材料を専攻してたとき学生実験で熱伝対も使いましたが、それから専門外の社会人生活を続けた上に情報系の大学院に入学してしまったので熱伝対なんた遠い昔の青春の思い出になってしまい知識が半端です
    • good
    • 0

No.1の方の仰るとおり、熱伝対の熱起電力は両接点間の温度差に依存します。


だから、冷接点の温度を加算する必要があります。(冷接点補償といいます)
実験なら冷接点を氷水(0℃)につけるとか恒温槽に入れて一定にするという方法で冷接点の温度変化を消す方法も使えます。
工業計器として使うときには電気的に室温の加算を行なう装置を付け加えます。(自動冷接点補償)
参考URLには、はっきりと「温度差計」と書いてあります。

参考URL:http://www.iwami.or.jp/okmteng/kiso1.htm
    • good
    • 0

2種類の金属だけでは、熱起電力を測定する回路系を構成できないことにご注意下さい。

電圧測定系(の入力端子)と熱電対の接点がどうしても必要です。

以下のような図が少しは参考になるでしょうか。

         接点2
CuCuCuCuCuCu+++++++++++++++++++++
[電圧計]                     接点1
CuCuCuCuCuCu---------------------
         接点2'

+が熱電対を構成する金属(1),-が同じく金属(2)を表わすとします。これら(1)-(2)間の接点1の他に、どうしても、測定系につながる導線(銅であることが多いのでCuで表わす)への接続部分に接点2と接点2'が生じます。電圧計が感じる電圧は、厳密には、これら3個所の接点の温度の関数になります。ただし、接点2と接点2'は同じ温度環境に置かれるのが普通で、近似的に、接点1と接点2の温度差の関数と考えることができます。

熱起電力表には、多くの場合この接点2と接点2'を零℃に置いたときの電圧が掲載されています。したがって、接点2と接点2'を室温にした場合は、室温と零℃との温度差分だけ補正する必要があります。

最近の熱電対用計測器では、室温を内蔵センサーで検出してこの補正を自動的に行うものが多いようです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

よくわかりました。熱起電力表には、接点2と接点2'を基準0℃とおいてありました。ありがとうございました。

お礼日時:2002/07/10 01:43

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!