dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

アメリカのG社が、自社の製品に使われているグラファイト素材を「自社が開発し、同社のみが使用出来る、世界唯一のフィッシングロッド専用の素材」と宣伝していますが、自分が使ったかんじ(フライロッド)素材自体は他社の製品とあまり差がないように思いました。
釣竿に使われているグラファイト素材って航空機用のものの流用ですよね?グラファイト素材を開発・製造するには、かなり大掛かりな設備が必要で、世界シェアの7割を日本の3大メーカーの東レ・三菱レ・東邦テが占めていると聞きました。
釣竿だけの為に、グラファイト素材が本当に開発されるのだろうか?という事に疑問を持ちました。
どなたか詳しい方がいらっしゃいましたら教えてください。

A 回答 (1件)

プリプレグ(カーボンシート)と言われるシートを心金に巻きつけて焼きを入れして成形するのがカーボンロッドの作り方です。


確かに殆どの製品は航空機向けですが、単一素材のカーボンで巻く時代ではなく、繊維を2種類以上複合させてプリプレグを作るのが今の主流。
元々の繊維は髪の毛より細い物で、編んでシート状にして樹脂を浸してプリプレグを作ります。
多分G社はこのプリプレグを作る際に繊維の編み方や素材の複合方法を特注しているものと思われます。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

大変わかりやすいご回答ありがとうございました。
カーボンロッドの素材は航空機用素材の副産物だと思っていたのですが、調べみると確かにカーボン繊維の種類・ボリュームやレジンの種類を指定して用途に応じたプリプレグを特注出来るようです。
「自社が開発」というG社の宣伝は少し語弊があると思いました。

お礼日時:2007/05/17 22:18

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!