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アクリルや水彩・油絵で光を描くとき用紙やキャンバスの地の白を生かすのではなく、(空の太陽光)光そのものの色(白さや淡い感じ)を表現して描くにはどうすればいいですか?

A 回答 (3件)

陰(光が当たっていない場所)や影(光を遮ってできる形)があるから光があるとわかるんだと誰かが言っていた気がします。


つまり、影や陰を描けば光を描いたことになるのでは?

昼間、太陽が出ている時間に陰や影を観察してみてください。
>(空の太陽光)光そのものの色(白さや淡い感じ)
に対してどんな陰影が存在しているのでしょうか。

まあ物や景色が目に見えること自体、そこに光があるからなんだけど。
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はじめまして。



カンバスの白自体が既に、光の色そのものなのです。つまり、目に見える色そのものが、既に光の色なのです。光を表現するには、光が反射する物体をどう描くかだと思います。

フランスでは、
睡蓮で有名なモネは、水や草花の反射で光を表現しました。
同じく印象派のルノワールは、木漏れ日からもれる日光を、ピクニックを楽しむ人の顔や体、洋服に反射させて、光を表しました。
同じく印象派のシスレーは、点描テクニックを駆使して、陰陽をつけ光を表しました。

イギリスでは、
印象派のターナー、コンスタンブルなど、雲、空、海、谷、森などといった風景の中に「イギリスの光」を描きました。この光はゴッホや、マチス、シャガールの描いた南欧の光とは、また違う種類のものです。

フランスのノルマンディー地方を好んで描いたラポルトは、建物の壁の白と、灰色のどんよりした空との対比から、「西の光」を表しています。

などなど、、、限りがありませんが、絵画の歴史を見れば、画家達がいかに光に執着していたかよくわかります。むしろ画家は「光を描くのが仕事だ」と言っても過言ではないでしょう。絵はそもそも、光の傑作なのですから。

あるフランス人の映画監督の友人が初めて日本へ行った時、最初に気付いたのは「(フランスとは)空気の色が違う」ことだと言っていました。それは、私も毎回日本に帰国するたび思うことです。空の色、海の色、水の色、建物の色が、何故か違うのです。

それは、東洋と西洋、日本と東南アジア、沖縄と北海道、戸外と家の中、晴れの日と雨の日、夏と冬、秋と春、など、光は、時と場所によって自由自在に変幻する、つかみどころのない、気まぐれなものなのではないでしょうか。今日の光は明日とは違います。ただ、画家は一度目に焼き付けた光は、それを何年かけても表せる、とんでもない記憶力の持ち主なのだと思います。

白にもいろいろな白があります。どんな白を表現するかは、画家の主観とフィーリングとインスピレーション、そしてテクニック次第なのだと思います。

まず、白いシーツに反射する光を、朝と夕方に分けて描き比べてはいかがでしょう。朝と夕方の光の違いを、シーツ1枚で表現することができれば、画家の目に一歩近づくことになるのでは?

以上ご参考までに。
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光自体を描くことは出来ない気がします、光が物に当たり反射光が目に入って、物を認識した時、光に反射した物を描くこと、のような気がします。

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