辞典の説明では 腑に落ちません。見解をお持ちでしたら おしえてください。
ブッディスムは この事項にまで来て わかったような分からないような状態で(つまり 分からないまま) ちょっと似ていそうだというので 三位一体の勉強に移りました。その後 戻ることもなかったのでした。
三身それぞれの関係あるいは全体の一体性について 整合性はあるのでしょうか。この思想(観想)は あまり発展していないようですが。
今では 生半可のまま言うとしますと それほどの内容を伴なっていないのではないか。それゆえ それとはっきりさせて 卒業したいというのが 本音です。
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
三身常住に大きな意味はないでしょう。
法身に大いなる意味があるのですね。久遠の過去から存在する巨大な法の意識体を釈迦大如来あるいは久遠実情の仏陀といいます。(仏典では、名前ではないが光の塊でもあるので無量の寿(光)とも表現してますね)
世界の全てが法則で出来上がっていることを見出せばこの法の意識体が根本仏の意識体そのものであることが判るでしょう。
この意識体の数限りない分霊が人間に宿る仏性と呼ばれるものです。
つまり魂の親でもあるわけですね。この偉大な意識体は、数千年に一度、自らの分霊を教化・救済するために地上に光臨します。肉体にその巨大な霊の一部を宿すということです(応身)。久遠の昔から仏陀として教化・救済しているから久遠実情の仏陀なんですね。
教化(霊界の知識)の側面を大日如来(毘盧遮那仏)また救済の側面を阿弥陀如来(阿弥陀仏)と呼びます。
これは釈迦大如来の役割としての名前です。
2500年前に地上にあるときの名前は釈尊(釈迦族の尊者)でした。
悟りを開かれた時点で仏陀になられます、これは天上界にある法意識体と一体になられ、自らが仏陀であることを悟られるという意味です。
これが天上天下唯我独尊の意味です。地上で肉体を持って天上界の神々(イエスを含む)をも従える根本仏であるといってるのです。
このときの仏陀を法の身(肉体に宿った「法意識」)法身、あるいは肉体を持った仏陀、応身(報身)といいます。つまり一身でも二身でも三身でも同じで法身そのものですね。
本来1つですから、法身に大いなる意味があるのですね。三身常住に大きな意味はないですね。
釈迦大如来の一部(例えば、釈尊)が地上にあるときは、天上界の全ての神々が従うので三位一体とはいいません。地上にある仏陀自身が全知全能の神(久遠の仏陀)になるからですね。
三位一体という場合は、霊界の釈迦大如来の権限と権能を預かる大霊(イエスの本体など)の一部が地上に光臨される場合のみです。残念ながら上がいるので主といえないのですね。そこで地上にある者(イエスの本体の一部)が主と精霊(天使たち)の権限をもって教化するということで三位一体なんですね。仏教には三位一体はないということですね。仏教寺院の門には「あ像」と「ん像」が置いてあります。ギリシャ語で言えば「アルファ」「オメガ」あるいは「最初」で「最後」です。
聖書をみればそれが何を意味するかわかるでしょう。これが仏教の本当の姿ですね。秘儀ですね。
参考になるかな?
この回答への補足
回答をありがとうございます。
大問題になってしまったようなのですが 三身と それからその三位一体との関係 これら二つに分けてさらに おしえていただきたく存じます。後者は あとまわしになります。(大問題ですので)。
まづ《岩波 仏教辞典》では こう言っています。分かち書きしました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
法身は絶対的真理そのものをさし 永遠不滅ではあるが人格性を持たない。
応身は歴史的世界に現われたブッダの身体であって 人格性を持つものではあるが無常な存在である。
報身はその両者を統合した仏身である。それは 衆生済度の願いと実践を重ねることによって報われた功徳を持つ身体であり 真理の生きた姿であるとされる。
(1989年版)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
おおまかな言い方になりますが この内容との関連で ご教示の説を理解してまいります。
《報身》は 応身つまりブッダつまり人間つまりその可死性を あとでさらに 擁護するために 見出されたという感じがあります。この点は それゆえ 《三身に大きな意味はない》ことに通じます。
同じくそれゆえでしょうか ご教示されたところでは ブッダが 悟りを開いた時点からは すでに 応身であり報身であると 《統合》したかたちになります。
そうしますと 人間ブッダは すでに 人間として分霊であるばかりではなく 法身のブッダすなわち大霊でもあるということになる。つまり あたかも神の受肉ということ。つまりしかも それが 悟りの時点から そうなるということ。・・・
今回は 次の一点にしぼって 補足説明をしていただけますか。
法身のことを 《法の意識体》と表現されました。《意識》そして《体》です。これは その経験領域につながるような表現形式であることにかかわりなく 辞典の言うように《絶対的真理そのものをさし 永遠不滅ではあるが人格性を持たない》と解してよろしいでしょうか。
こちらからの質問が長く続くかに思われるのですが まづは よろしくお願い申し上げたいと思います。
上の問いは 《霊界の釈迦大如来の権限と権能を預かる大霊(イエスの本体など)》が つまり 法身が わたしの見方では 《絶対(絶対者)》として 唯一だということになり それとの照合が先決問題だという意味なのですが・・・。
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