No.4ベストアンサー
- 回答日時:
基本的には、特にキャリアとよばれる上級の公務員が退職した後、民間企業に就職することはみんな天下りと呼ばれます。
最初から悪い意味ではありません。公正のために言っておくと、民間企業にとっては、特に自分たちの事業を管轄するお役所の実情に通じた公務員のOBは、非常に有益な助言をしてもらえるのでのどから手が出るほどほしい人材です。また、高級官僚には有用な人材がたくさんいることも確かで、これらの人間を無条件に引退させるのももったいないこともたしかです。民間企業を退職した場合、いわゆる関連企業や取引先に再就職することは、そんなに多いわけでもありませんが珍しいことでもないわけで、同じようなものだという見方も当然できます。さらに、公務員の中には定年が一般企業よりも早く、年金がもらえるまで無収入になってしまう職種もあり、天下りせざるを得ないケースもあります。お金の問題としては、日本の高級官僚の給与は比較的安く、天下りでもしないと引き合わないという側面もあります。天下りを完全に禁止したら、優秀な人材はほとんど官僚にはならないということですね。
その一方で、自分や仲間を将来天下りさせてもらうことを「報酬」として、民間企業に便宜を図ったり、天下りした後に談合など不公正な事業に必要な情報を、かつての部下から得るものがいたりして、その弊害もいろいろと指摘されています。なにより、その数が多すぎて、天下りはすることが前提になっているということも問題といえるでしょう。
その背景には、日本の公務員の賃金体系や終身雇用制度、予算執行上の問題(官製談合の温床)、お役所の閉鎖性(OBなどでないとわからないことが多い)というような問題が複雑に絡み合っていて、天下りそのものがいいとか悪いとかそんな簡単な問題でもないのです。
欧米の場合、天下りどころか公務員と民間企業を行ったり来たりする人も少なくなく、官僚の給料がまたべらぼうに高いようで、それなら「天下り」がなくてもかまわないともいえます。いいか悪いかは別にして。
いずれにせよ、必ずしも「天下り=悪」ということではありません。ご参考まで。
この回答へのお礼
お礼日時:2007/07/22 08:45
回答ありがとうございます。
私はずっと天下りが悪い事だと思っていました。
回答を参考にもう一度「天下り」について考えてみたいと思います!
ありがとうございました。
No.3
- 回答日時:
公務員は基本的に年功序列の終身雇用。
簡単に辞めないので人間を掃かなければいけない。
みんながみんな昇進は出来ませんからね。
昇進するたびにお外に出さなければ人件費がかさむ。
でも、終身雇用なので簡単に辞めさせれないので
それに見合う場所を用意して辞めてもらう。
官と民のパイプ役もいれば、厄介払いにも利用されます。
さらには、公務員はある程度部署に勤めると、勝手に国家資格がもらえます。
分かりやすいのが、公安の長官が弁護士資格を持っていたとかね。
こういった実務経験が無いのに国家資格を与えて再就職をあっせんというのもありますね。
でも、官からの視点しかないので民の視点を持つ人が必要となるのです。
そこで実務経験のある民間の企業が必要と言うわけですね。
この回答へのお礼
お礼日時:2007/07/22 08:49
回答ありがとうございます。
公務員ってなんだが複雑ですね・・・。
私も公務員になりたいのですが、少し考えてみます。
ありがとうございました。
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