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先日の新潟県中越沖地震で日本の原発が本当に大丈夫なのか不安になってきました。
柏崎刈羽原発が予想された耐震強度よりも大きな揺れを検知したと聞きます。
浜岡原発はすでに問題視されているようですし、とても他人事ではありません。
地震の国日本で、原発は本当に安全なんでしょうか・・

A 回答 (6件)

地震がない(「まったくない」となると地球上どこを探してもないので、この場合は「あまりない」とします。

本来「あまりない」の定義をすべきではありますが・・・)場所そのものが日本では沖縄以外有り得ません。

それでも、水力は場所に限りがあるしそれほど発電出来ないし、火力はフレキシブルに運用し易いし建てやすいけれど温暖化の問題でこれ以上は増やしにくいし、風力はようやく実用化レベルになったけれど発電量は微々たるものだし、地熱力や波力は実用化には至っていないし、太陽光は費用対効果が、・・・という消去法で、原子力をやるしかないね、というところなのです。

安全か否か?と言われると、今回これで明らかになったように、決して安全ではないです。

それでも背に腹は変えられないので、電力会社や国がこうして今までだましだましやってきたのが現状です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
何でも安全だとはいいきれないのですね。
狭い日本で一番効率よくエネルギーを作ることが出来るのは原子力発電なのですね。
私も環境面を考えると、火力発電は避けて欲しいし・・

お礼日時:2007/07/25 13:03

 世界の人間の感じる有感地震の約1割とも言われる地震大国日本、その中で問題が露呈しています


 まずは、世界中の全ての原子力発電所は安全であるとは言ってませんし、日本の原子力発電所も同じことです
 設計する時に、当然ながら通常の施設より安全に設計をしますが、設計となる要求(基準)は予想される基準に対して十分に安全を確保できるだけの話です
 想定外なんですが、地震じゃなくてもジャンボジェット機で原子力発電所に突っ込めば、当然ぶつかる場所が悪いと放射能が大量に放射されることもありえます
 テロが起こり、ミサイルを撃ち込むなんでは想定外の設計なんですね
 さて、当時の設計要求(基準)は、 地震に対しては、大きな地震が起きない場所で岩盤の上に建てることを想定しております
 実際の設計にはには余裕度(マージン)が必ずあります。多分2倍程度は見込んでます(念のため) この分で救われた感じですが
 今回の、地震で原発で岩盤の上に強固に立っている施設は、殆ど損壊は無かった
 基準外の施設(私の変圧器などの施設が対象外とは知らなかった)では岩盤層に支持層を打ち込んで無かったので意外と脆い面を見せてました(今回の問題点)
 
 また、自主消化用の消防車が無い及び地震で自治体の消防車が当てにならない及び化学消防車の配備の無い原子力発電所もある問題も露呈しています
  さて、知っておきたい常識は
・完全な安全は無い
・安全にはお金が掛かり安全を求めるほど経費が掛かる
・設定の想定範囲内は安全が確保されているハズ
 (点検漏れ箇所が出てくるんですから、ハズなんです)
・想定外に対しては未対策が沢山あるってこと

要するにこの世に、安全な原子力発電所は無いです
飛行機もそうです、電車も同じです

其れよりかは遥かに安全性が要求されで安全度は格段に高いしだけの話です 
 
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今回の地震での原発のことでは、不手際や連絡ミスなどなどいろいろと指摘されていますが対応の悪さはやはりだめかと思います。


その一方で、予想された耐震強度よりも大きなゆれがあったにもかかわらずよくこれだけですんでいるなと思うのも事実です。
放射能もれと騒いでいますが、実際にもれた量もよくこれで収まったと言う感じがします。
それからすると同じ条件で立てられている原発はある意味安全(人体に影響が出るような形では壊れない)と言うことを証明したような気がします。
それを裏付けるかのようにIAEAの方もデータをほしいので立ち入り検査を行うことになったのではと思います。

決して楽観的に見ているわけではなく客観的に見てみるとそういう見方もできないでしょうか。

今回のことを教訓にもっと安全性を高めてほしいと言うのが正直な気持ちですがね。
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私は、柏崎刈羽原発を例に考えてみる限り、しっかり作られている思いました。



・柏崎刈羽原発の耐震基準は30年前の国の基準です。(旧耐震基準)
現在報道で、震度6強で想定外とは何事ぞ!というスタンスですが、当時の国の基準をちゃんとクリアしています。
しかも、旧耐震基準の3倍の応力が掛かったにもかかわらず、
・炉心や原子炉格納容器は破壊され無かった。
・高濃度の放射性物質も流失していない。
この2点で、信頼できる設備だと思いました。(ただし、安心と言う言葉は使いません。)
ただ、日本にある全55?機の原発すべてが、柏崎刈羽原発と同じように、高濃度放射能漏れ事故が発生しないように頑張れるかと考えると、内部に高い圧力が掛かる加圧水型原発を採用している関西方面の原発などに私は危険を感じます。
(柏崎刈羽原発は高い圧力は掛らない沸騰水型原発)

耐震基準は1980年代後半に見直されましたが、現在の法律ではそれ以前に基準をクリアしたすべての構造物(原発も)には適用されません。
この点が明るみに出た事が一番勉強になったことだと思います。
今後は、既存の旧耐震基準の原発のすべてが、新耐震基準に適合するように改造されるようなって貰いたいと私は思いました。
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他があれだけの被害を受けている中で、原子炉の回りはほとんど無傷ですから、不安をあおるような言動は不要と思います



変圧器の火災も大したことにはなりません、最悪でも 変圧器油が燃えてしまえば鎮火です、送電系統から切り離されていますから、それ以上の被害拡大はありません
湾岸戦争の際の 油まみれの海鳥の写真 のようなものでしょう

ただし、何もしなくても良いと言っているのではありません
この貴重なデータを、冷静に解析して今後の設計に役立てるべきです
(マスコミの報道では感情的に訴えることが優先されて、冷静な対応には遠いように思えます)

原子炉にジャンボ機が突っ込んでも大したことは無いでしょう、貿易センタビルとは全く違います
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現在問題になっている断層等については、すでに建設当時に建設現場の写真等から指摘されており、「東京に原発を」と言う本の著者広瀬隆さんが良くテレビ出演をして発言されていた事を思い出す。


当時の政府・東京電力はそう言った発言に、自分側しか知りえない情報・数字を使用して対応しつつ、ブームの過ぎ去るのを待って原発推進を始めていった。
反対運動でなく電力側の調査(?)で計画が中止になった例は聞いた事がないが、これだけ地震が集中している日本と言う国で、候補にあがった場所全てが問題なかったとされる調査自体に疑問を感じる。
IAEAの勧告や査察にしても過去は拒否しており、今回拒否の方向を匂わせて「隠蔽体質」と名指しされてしまい、選挙もあってか急に受け入れる事となった。
地震のマグニチュードと言う数字は対数なので、2から3倍程度という差は僅かである点、現在炉心部のコントロールが出来なくなっている炉があると言う事からは、「冷静」でなく「沸騰」する不安があると感じる。
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