プロが教えるわが家の防犯対策術!

性的倒錯やタブーにも色々ありますが、こと「近親相姦」になると
なぜこれほど嫌悪感や反発が強まるのでしょうか。

変態チックな性的嗜好を扱う掲示板を見ると分かります。
例えば同性愛、SM、獣姦、露出、屍姦(これはないか)といった
趣味のある人に対し、同好の志でない人は眉をしかめますが、
それでも大抵は「私にそんな趣味はないよ」ってだけで済む。
つまり、別世界の話として自分の中で折り合いをつけるわけです。

ところが近親相姦になると、なぜか「放っておけない」人が増える。
「キモッ!」「変態!」と罵詈雑言を浴びせるだけでは気が済まず、
そういう趣味が「いかに間違っているか」を説明しようとしますね。
自分にそっちの趣味がないなら、無視すりゃいいものを。

そこで聞きたいのは「近親相姦が変態か否か」…ではなくて
「自称・変態でない人はなぜ、他の変態行為と比べ近親相姦に
より大きな反発や嫌悪を示す(ように見える)のか」。
糞尿にまみれて恍惚とする人には目を背けるだけなのに、
ありきたりの性行為に励む実の母子には、一言いわねば気が済まない
…という人間心理について、どう思われますか?

レイプや幼児姦なら、まだ社会的に困りものだと思えるのですが、
「やってるのが肉親」というだけの行為に、
どうしてそこまで目くじらを立てるのか。くどいようですが、
近親相姦がどれくらい変態的かという「絶対値」ではなく、
他の変態行為と比べてどうよという「相対値」で考えてください。

A 回答 (14件中1~10件)

人間は賢い動物ですから近親相姦で血が近い同士で子供が出来ると脳や体に異常のある子供が出来るのを本能的に知っています。

それが一般の動物と違うところで人間が発展して動物の頂点に居られる原因ではないでしょうか?それを普通と考えるのは一般の動物と同じになってしまいます。近親相姦は畜生(動物)行為だから他の性行為などとは別なのです。

この回答への補足

さっそくの反応ありがとうございます。

「本能」ということですが、人間は他の生き物と比べて
むしろ本能が衰えているのでは…とも言われてますよね。
それに生殖本能を言い出せば、繁殖の可能性がゼロである
同性愛なんて、もっと「本能的」に拒絶されて然るべきでしょう。

もっとも、遺伝的異常が生じやすいというのは、
この手の話で最もよく持ち出される理由付けだと思います。
科学的な論拠ができたのは近代以降でしょうが、
それ以前でも経験的に異常が起きやすいと知っていた
…というわけですね。

ですが、近親婚の子供でも、
いわゆる「奇形」として生まれるのは少数派ですし、
逆に近親婚以外でも遺伝病の危険は常にある。
せいぜい「確率がやや高くなる」って程度でしょう。
むしろ社会的制約を課すために、遺伝云々を持ち出したのでは
…というのが私の認識です。

兄妹婚がOKだった古代エジプト王族、
異母兄妹や叔父叔母との間なら問題視されなかった昔の天皇家、
いとこ婚なら大丈夫な現代日本、
血族はもちろん同姓(氏)婚すら敬遠される韓国
…社会や時代によってこれだけ禁忌に幅があるのも、
問題の本質が「生物学的(遺伝的)なもの」ではなく
「社会学的」なものであることの証左…にはなりませんかね。

補足日時:2007/08/15 16:13
    • good
    • 0

近親相姦も、社会的に困りものだと思います。


多くの文化でタブーとされていることです。

この回答への補足

そう、社会的に「困りもの」と思われているからこそ
多くの文化ではタブーとしているわけです。

ならば何故に「困りもの」なのか…より正確に言えば、
「何故、人々は『困りもの』と考えているのか」が、
ここでお聞きしたい眼目なわけ。

もちろん「他の変態行為と比べて」という観点からですが。

補足日時:2007/08/15 16:16
    • good
    • 0

是非そのテーマで論文を書いてください。


面白い指摘だと思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

私が心理学者か、心理学を修める研究者や学者なら
論文を書いていたかもしれませんね。
いえ別に、文化人類学や社会学、民俗学でも構わないのですが。
どちらにせよ、私はずぶずぶの素人です。

お礼日時:2007/08/15 16:23

私自身は先に挙げた同性愛や露出等といったことが周囲に迷惑をかけない範囲で行うことが出来るならば近親相姦もまた否定されるべきものでは無いと思います。


単に親子で合意の上で性行為を行っているのであれば他人がとやかく注意すべきものでも無いですし注意する必要の無いものでしょう。

但し、実際に親子で性行為を行った上で子供が誕生した場合、その子供が何らかの障害を負ったり、逆におかしいくらいに天才になったりする確率が高くなること、あるいは社会が認めないようなことをしているという認識だけはしていてほしいかなと感じます。

この回答への補足

回答ありがとうございます。

> 合意の上で性行為を行っているのであれば
> 他人がとやかく注意すべきものでも無いですし
> 注意する必要の無いものでしょう。

この部分、本当ならあらゆる変態行為に言えることですよね。
実際、セックスの目的として「繁殖」よりも「享楽」の部分が
大きくなっている現代社会では、上記の理由で大抵の行為が
社会的な「許容範囲(少なくとも弾圧されない)」に入りつつある
ようにも思います。

同性愛なんて今や「権利」として確立されつつある途上ですし、
それ以外の変態行為も「ひっそりとやる分には、外野は
とやかく言わない」というスタンスの人が多いでしょう。

ところが近親相姦となると、他の変態行為と比べて「とやかく」
言いたくなる人がぐっと増えるのでは…というのが私の問題意識。

ちなみに、遺伝的問題への認識は個人差があるでしょうけど、
> 社会が認めないようなことをしているという認識
は、ほぼすべての変態行為実践者は持ってるでしょうね。
これは近親相姦に限らず…ですが。

補足日時:2007/08/15 16:25
    • good
    • 1

いわゆる性癖と、そうでないものということではないでしょうか。


同性愛やSMといったものは、趣味とか性癖の類ですね。
しかし、近親相姦は性癖ということではなく、「近場に居る人を性の対象にする行為」なわけで「本来法的にも道徳的にもやってはならない行為」ということだと思います。当然、子供が出来る場合に、障害のあるリスクが高くなりますし。
例えば、同性愛の場合は、相手が同性だから性的に興奮するので、異性であれば性の対象にはならないわけです。SMも鞭などで叩く、叩かれることで性的に興奮するわけです。
近親相姦の場合に、「相手が近親者であるから性的に興奮する」というものではないですよね。「妹」ということで性的に興奮するのではなく、特定の妹さんをたまたま性的対象に見ているだけですよね。
性癖の場合はそれをしないで興奮することはないのですが、近親相姦の場合は敢えて相手が近親者でなくてもいいはずなんです。
日本では特に「家族」の考え方が根強いので、その家族内の近親者を性的対象にしているのはとんでもないと思われる原因かなと考えます。

この回答への補足

ところが、「変態道」は奥が深いのです
…というのは冗談ですが、性癖や性的指向は単純ではないのです。

例えば同性愛者には、社会的な対面を保つなどの理由で
結婚して子供までいるって人が多数います。
「女になりたいパパ」という性同一性障害者の話、
テレビでもたまに取り上げられますよね。
ちょっと下品な表現で恐縮ですが、その手の「心は女」の男性も
取りあえずは戸籍上の妻相手に勃起して性行為に及んでいるわけ。

それに、古代ギリシャの哲学者や日本の戦国武将を挙げるまでもなく、
いわゆる「両刀使い」(異性愛も同性愛もOK)はいくらでもいます。
もちろん「同性でなきゃダメ」って人もいるでしょうが。

SMやスカトロも然り。彼ら彼女らの多くは、そうした行為で
性的興奮を高めはしますが、それがなけりゃ興奮できないって
わけでもありません。

逆に近親相姦実践者には「相手が妹(母)だから興奮する」という
ハイグレードな人もいます。また実践者ではなくとも、
例えばその種のサイトを閲覧する人には「肉親との情交」という
シチュエーションだからこそ興奮できるって人が多いかも。

こうなると近親者への欲情は、例えば「太った男性が好き」とか
「髪の長い女性に興奮する」という嗜好と、果たしてどこが違うのか
…という気すらしますね。

まあ、違うからこそ世間での扱いにも差があるわけで、
その「差」って何?と思ったからこそ、この質問を立てたんですが。

なお、日本では近親婚(婚姻関係)は法的に認められていませんが、
近親者同士の性行為自体が禁じられているわけではありません。
遺伝的なことは下に書いたとおり。

もう一つ挙げていらっしゃる「道徳的」な部分も
大切なポイントだとは思いますが、私が知りたいのは
「聖書や経典にダメと書いてある」という皮相的な話ではなく、
個人レベルで嫌悪感をもよおす心理的背景についてです。
社会生活を営む上で刷り込まれた道徳観に基づく感情…なのかな。

補足日時:2007/08/15 16:58
    • good
    • 0

んー。

全くの素人ですが。
まず幼児姦やレイプは犯罪(法的な処罰対象)ですから、他の趣味とは切り分けます。そこには合意という要件がありません。

で、近親姦は別に犯罪ではありませんよね。モラルとか趣味の問題です(結婚は法的に認められませんが、それはレズビアンやゲイだって同じ事)。このモラルというのは、時代や国によってずいぶん違うのも事実です。有名なところでは、日本ではいとこ同士の結婚は珍しいけど合法だし、祝福の対象ですが、韓国では禽獣の行為だそうですし。
異母兄弟の結婚は天皇家を筆頭に歴史にいくらでも事例がある。
田舎では戦死した兄の代わりに、弟が兄嫁を娶るなんてこともあったようですね。(私の死んだ祖母がそうだったらしいです。誰も言いませんでしたが)

逆に、自慰は、キリスト教圏では犯罪だったこともある。レズビアンやゲイが、一応の市民権を得るようになったのは、たかだか30年程度前の話だし。

出産や生殖に結びつかない、これらの行為が個人の自由として認められるようになった背景には、SEXを生殖行為ではなく「楽しみ・趣味」とか「相互理解」の方法として考える、人間ならではの発想があるのだろうと思います。動物にレズやゲイ、SMというのは無いでしょうから。

ならば、逆に避妊を前提として行為をするならば(近親同士の結婚は疫学的統計で不利益は証明されているようなので)、近親相姦を社会的に批判する理由は無いですね。バースコントロール自体は(特定の宗教の信者以外)誰もインモラルだとは言わないのだから。

ということで、私の考えでは、他の行為と等価だと思いますよ。自分としては、理解しようとも、したいとも思わないけれど、何らかの正義を振りかざして批判をしようとは思いません。それはその他の「変態」(そもそも変態って言葉自体がある種の価値判断を含んでいるわけですが)行為と同様です。

この回答への補足

回答ありがとうございます。

ほぼ私と認識を共有しています。自称「変態研究家」の私と考えが
同じというのは、決して喜ぶべき話ではないかもしれませんが。
なお、私が使う「変態」という用語にも、もちろん私なりの
価値判断を含んでいます。自虐的…かも(汗)。

> 逆に避妊を前提として行為をするならば、
> 近親相姦を社会的に批判する理由は無いですね
という結論もその通りだと思いますし…

> 他の行為と等価だと思いますよ。自分としては、
> 理解しようとも、したいとも思わないけれど、
> 何らかの正義を振りかざして批判をしようとは思いません。
という部分も同じ(下に書いたとおりです)。

一方で「何らかの正義を振りかざして批判しよう」という人が
世の中にはいるってことも、十分に理解しています。
物差しを1本しか持っていない人と言えばいいのかな。

で、私がわざわざこんな恥ずかしい(?)質問を立てたのは、
他の変態行為と比べて(くどいようですが強調します)近親相姦には
「何らかの正義を振りかざして批判しよう」という人が多いのでは
…と思ったからです。

「理解しようとも、したいとも思わない」なら無視して目を背ければ
いいわけで、多くの変態行為には実際そうしているにもかかわらず、
話が近親相姦になるといきなり「正義を振りかざして批判」したくなる
…その差はどこにあるのでしょうかね。

補足日時:2007/08/15 17:07
    • good
    • 0

肉親に対する嫌悪感が強い反感を生むんじゃないでしょうか

この回答への補足

つまり、肉親を嫌悪していればいるほど近親相姦に対する
反発も強まる…ということでしょうか。
親子(兄弟姉妹)の仲が良ければ、アブナイ関係に発展する
…というものでもないと思いますが。それとも深層心理での
嫌悪感を指しているのかな。

実は、この質問を思いついた直接のきっかけは、
たまたま目にした、ある育児関係の掲示板で
「中学生の息子が、母親の下着で自慰にふけっていた」という
お母さんからの相談を見つけたことです。

子育て世代の母親と思われる参加者の反応が酷かった。
「キモい!」「変態だ!」「精神病院に入れろ」のオンパレード。
もちろん、比較的まじめな回答もありましたが、それとて
「いかにして思春期を迎えつつある子供を母親から隔離するか」
という視点からのアドバイスばかりでした。

いやあ、この感情的&生理的嫌悪感と反発は何なんだろう?
で調べてみると、例えば同性愛やその他の変態行為については
そこまでの反発はないんですよね。
もちろん不快に思う人はいるんだろうけど、そんな人は大抵
無視を決め込んで関わらないようにするわけです。

この有意な差には、もしかしたら人間心理に絡む何らかの要因が
あるのでは…と思った次第ですね。

補足日時:2007/08/15 17:42
    • good
    • 0

エディプスコンプレックスやエレクトラコンプレックスというものがあるようですが、これらは近親相姦願望が人類の属性として存在することを証明することになっているのかもしれません。



いわゆる変態というのは、超自我規制によって本能(エス)が過剰に抑圧されたために起こる性的エネルギーの退行現象と解釈することができると思います。
しかし、近親相姦願望とは、退行する以前に超自我的な禁制を全く経ていない生の欲望であるように思われます。

あまりに動物的本能に基づきすぎており、つまり超自我の洗礼を殆んど受けていないことによって発露する欲望である、という点で多くの人の嫌悪感を惹起してしまうのではないかという気がします。
 

この回答への補足

おおっ、やはり出たエディプスコンプレックス
…いえ、別に茶化すつもりはありません。
正直、フロイトやユングに何が分かっているのか、
私にはよく分からないのですが。

「超自我的禁制」ってのもよく分からないのですが、
とりあえず性的タブーというのが、ものすごく恣意的な基準で
決まっているだろうな…という想像はつきます。

問題:以下の性的嗜好のうち「変態」と分類されるものを挙げよ。
(1)近親相姦
(2)SM(精神的、肉体的)
(3)スカトロ趣味
(4)獣姦
(5)性行為を他人に見られると興奮する
(6)同性愛
(7)レイプ願望(抵抗されると燃える)
(8)幼児性愛
(9)熟女(老人)趣味
(10)めがねフェチ
(11)髪の長い女性でないと燃えない
(12)制服大好き
(13)覗き趣味
(14)2次元(漫画、アニメ)の女性でないとだめ
(15)ダッチワイフ専門
…まあ、どれも変態といえば変態なのでしょうけど、
万人が納得できる回答は、おそらくありませんよね。

しかも、その行為によって自分が迷惑を被っているならともかく、
他人の勝手な楽しみに「それは間違っている!」と言える行為と
言えない(言わない)行為…その差はどこにあるのでしょうか。

補足日時:2007/08/15 19:06
    • good
    • 0

社会的なモラルや経験等、色々な理由はあると思いますが、まずはNo1と似た理由で、動物の本能として遺伝的に類似度の高い個体との接触に拒否反応を示すからではないでしょうか。

MHC(主要組織適合性複合体)に依存したパートナーの選択は有り得る事のようですよ。肉親であれば、当然MHCの型は遺伝的に非常に似通っていますので。
これであれば、No1の補足で反論されているような内容とも矛盾しません。
質問の内容に直接答えている試験ではありませんが、ヒトを対象としてそうした事が有り得るであろう試験は実施されていて、一定の結果が出ているようです。
参考URLをご参照ください。

参考URL:http://www.biol.s.u-tokyo.ac.jp/users/shinkajin/ …

この回答への補足

確かに納得させられそうな理屈ではあります。

セックスの本質が「生殖=つまり子孫繁栄」の本能であるとすれば、
なるべく遺伝子の型が遠いパートナーを選ぶ…逆にいえば
遺伝子の型が近い相手を遠ざけるという性的指向が生まれても
何ら不思議ではないでしょう。

ですが、それなら生殖にとってより忌むべき行為
…同性愛、獣姦、2次元フェチ…といった性的嗜好の方が、
より「本能的」に拒絶されてしかるべきではないか
…とも思えるのです。

ところが現実は…何度も書いたとおり。
「同性愛は他人事なら許せる。でも、近親相姦は他人事でも絶対
許せない!」という考え方は、どこから出てくるのでしょうね。

補足日時:2007/08/15 19:26
    • good
    • 1

#8です。


「おのれ、やはり出おったかエディプスめ!」という感じでしょうか。
world_GPさんがスフィンクスに見えてきました。^^;
出された難題についてですが、(1)の近親相姦と他の違いは固執の度合ではないかという気がします。

「超自我的禁制」について軽く触れさせて欲しいのですが、動物との対比でお考えいただくとわかりやすいかもしれません。
動物は本能のみで生きていますが、おぎゃあ~と生まれて放っておけば人間もほぼ同じような生き様を示すのではないかと思われます。
実際は、主に両親によってしつけや教育という名の様々な禁制を受けることによって善悪(あるいは善悪と思い込んでいるもの)の区別を獲得していくことになります。
しかし、神ならぬ人間の身、適度な禁制が実現されることは稀です。
ほとんどの場合、過剰か不足。
つまり、一般的に言って不適切な禁制より子は享受できません。
性的エネルギーも抑圧されることによってその一部は昇華し文化文明などの精神的進展(あえて発展とは申しませんが)に寄与するものであることは良く知られていることと思います。
ただ、抑圧が不適切だと正常な性エネルギーの解放が阻害され、昇華によっても処理しきれないほどの逆流が起こります。
逆流ということは一種の停滞を意味しますから、その意味で退行的と言えるわけです。

何に向かって逆流するのかといえば、過去に向かってであって、ほんらいは性器に委ねられるべき統御を逸れて、幼児期の口唇・肛門による性感、あるいは幼児期の性的快感を得た動機となったものを再現しようとすることになります。
件の母親の下着による自慰というのは、こういった退行現象の最たるものと言えるのではないかという気がします。
これを近親相姦と結びつけるのは、やや飛躍気味でしょう。
正常な変態?すなわち精神の退行現象とみなしてよいのではないでしょうか。
おそらく、良い意味でも悪い意味でも母親の支配が長引いた結果ではないかと推測します。
挙げていただいた全ての変態性欲と共に、躾のしすぎ、または過度の放任の結果と思われます。

近親相姦の場合はやや趣を異にするのではないかという気がします。
何らかの抑圧の結果であるという点では共通する要素がありそうですが、両親に対する愛憎なかばする感情が殆んどの人に存在しているだけに、その(人類共通の)無意識をみせつけられたようで反発してしまう人が多い、ということではないかと推測したわけです。
母親の性器から生まれ、乳を吸い、全てを委ねてきたわけですから、そこに愛着が全くないほうが不思議なのであって、しかし、通常は健全なる自我を確立することによってその束縛的愛から自立していくわけでしょう。
一応はそれに成功しているとはいえ、同様の要素を内包していることを無意識的に知っているために他人事で片付けるわけにもいかず、つい反駁してしまう人が多い、ということではないかと思います。
以上、素人の戯言の範疇を出ませんので悪しからずご了承ください。
 

この回答への補足

後半部分の解説、実は私も薄々そうではないかと感じていました。
いえ、もっと極端な仮説を思いついてしまいました。

つまり、ほとんどの変態行為は「自分とは無関係」と突き放すことが
できるけど、近親相姦は「誰でも陥る危険性がある」からこそ
より感情的に反発してしまうんじゃないか…と。

まったく統計的根拠を欠いた私の調査によれば、
近親相姦に入り込んだ人は恐らく、我々が想像するより多い。
願望を持つ人となると、その割合はさらに大きくなる。
「一度でも肉親に欲情したことがある」にまで広げたら
もしかしたら成人男女の多数派になるかもしれません。

いえ、実際にそんなに多いのかどうかは分かりませんが、
何となくそんな感触があります。
つまり必ずしも「無意識」とは限らず、
近親相姦を「今そこにある危機」と認識してる人は
思いのほか多いんじゃないか。世間の「近親相姦バッシング」には
「他人事とは思えないこと」への、それこそ本能的な防御心理が
働いているんじゃないか…などと想像してしまいました。

補足日時:2007/08/15 20:29
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

このQ&Aを見た人はこんなQ&Aも見ています


このQ&Aを見た人がよく見るQ&A