これ何て呼びますか

投資信託を購入しようと思い、関連本を読んだりネットで調べたりしましたが、専門用語や投信のしくみ、経済のしくみを理解することもままならずなかなかどの商品にしたら良いか決められません。
そこで参考意見をお聞きしたいのですが・・・

1 投資目的は20年後の老後資金

2 現在投資に充てられる資金は100万円+月々5万円
  (その他に銀行の定期に300万円、毎月の積み立て10万円があるので場合によってはこれも投資に充てようかとも考えています。)

3 目標とする額は年率4%以上

  この条件で投資したいのですが、どんな商品の組み合わせ方がベストでしょうか?ご意見をお聞かせください。

 

A 回答 (6件)

ご自身のライフプランと資産の目標(期間や期待リターン)をお持ちになっている事はとても大事な事です。



ライフプランシミュレーションをどこかの金融機関でおやりになり、ご自身の期待リターン4%の正当性をチェックするのも1つの手だと思います。

よく、60歳までの自由時間と60歳以降の(平均余命までの)自由時間はほぼ同じである。と言われます。夫婦2人で60歳時点で8000万円必要。ともよく生命保険のセミナーでは言われているようです。

期待リターンの求め方は、目標となる金額(例では60歳で8000万円)に到達するための期待リターンを求めるやり方がございます。
その際にはどうしても60歳までと60歳以降のキャッシュアウト(旅行や資産等の消費予定)等をあらかじめ計画しておくことが必要です。

このようにして求められた期待リターンに対して、リスクをとりすぎないように配慮し、ポートフォリオ(アセットアロケーション)を組成していく必要がございます。

投資信託には、リターンやリスク。そしてそのリターンの効率性やファンドマネージャのスキルを測定する様々なリスク指標が存在し、商品の特性を捉えやすくなっております。その意味で投資信託でポートフォリオを組むことは、ご自身の投資スタイルが維持されているかを定期的にチェックすることが可能になるという意味で意義ある事と考えています。

アセットアロケーションは、日本株、外国株、外国債券等の配分をそれぞれのベンチマークのヒストリから相関関係を導き出し、また余計なリスクを取りすぎないように配慮しながら配分してまいります。
この部分は冗長になりますので割愛しますが、それぞれのアセットを担当する投資信託の選び方について、少しコメントさせていただきます。

◇インデックスファンド
各アセットのインデックスファンド(日本株であればTOPIX連動型ファンド等)を選択することが最も無難な選択かもしれません。

各アセットのインデックスをベンチマークとする投資信託の中から、効率よくリターンを上げているファンドを選びたい。あるいは、ベンチマークのリターンを上回っているファンドを選びたい。とする場合、様々なリスク指標によって評価してまいります。その1つがシャープレシオと呼ばれるリターンの効率性です。

◇リターンの効率性
シャープレシオは、簡単に言いますと1のリスクに対してどれだけのリターンを上げているか。を示します。つまり、1以上であれば、リスクケース(70%程度の確率で発生する価格変動幅)においてもリターンがマイナスにならない。という事を意味します。
(ここでの説明は年率換算ベースでのお話しです。中には月次で計算したシャープレシオもございますので注意してください)

◇アルファとベータ(リターンの源泉分解)
ここでよくアルファをご紹介するのですが、残念ながらパブリックサイトで表示されておりません。ご興味ある場合はお近くの証券会社で確認してください。
アルファとはベンチマークのリターンを上回った部分(超過収益)を示し、ファンドマネージャの銘柄選択の巧拙といったファンドマネージャのスキルを示します。
ベータとはベンチマークに対する感応度を示し、ベンチマーク1の動きに対して、ファンドがどれだけ反応するか。を示しています。
ベータが1という状態は、ベンチマークと同じ値動きをすることを示します。(インデックスファンドのベータは限りなく1に近くなります)
ベータが1以下の場合は、反応が鈍い。という事を示します。ベンチマークが1下落しても、同じだけ下落しない。という事を示します。新興国ファンド等はベータを低くしているケースが多く見られます。
これは、新興国市場の急激な下落に対して耐性をつけようとするファンドマネージャの意思が見て取れます。
リターンが、ベンチマークの値動きによって上げられているのか、ファンドマネージャのスキルによって得られているものなのか。を分析いたします。
私見ですが、ベータを低く抑え、アルファによってリターンを上げているファンドが良いファンドであろうと思います。

このように投資信託は様々なリスク指標によって値動きの特性が捉えやすくなっております。このような数値を検討することにより、期待リターンに対して、リスクをとりすぎないように配慮することが大切です。
また、リスク指標も緩やかに変化してまいります。定期的なチェックをすることが大切です。
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この回答へのお礼

ファンドを選ぶ上での基準というかヒントというか、貴重な解説ありがとうございます。

>夫婦2人で60歳時点で8000万円必要。

年金、貯金、それと運用した資金あわせてもちょっとキツイ額ですねぇ


金融機関を利用してのプラン作りはその金融機関の思惑も絡みそうで抵抗あるんです。

自分なりにもう少し勉強してみて、どのように分散するか、どのファンドを選ぶか、考えてみます。
そのときにまた質問させていただきますのでよろしくお願いいたします。

どうもありがとうございました。

お礼日時:2007/08/20 21:28

ANo.3です。


ETFは当然短期売買にも適しています。ただしその保有コストの低さで長期投資にも有利です。ETFの信託報酬は約年間0.1%、インデックスファンド(ETFでない)は0.7%程度、アクテイブファンドは1.5%程度。単純すると20年間でそれぞれ、合計2.0%、14%、30%です。大きな違いです。
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この回答へのお礼

なるほど20年という長期で考えると信託報酬の違いだけでも大きく差がでてきますねぇ

参考にさせていただきます。
ありがとうございます。

お礼日時:2007/08/20 17:36

20年とは長期ですね。


ベトナムやインドに投資してはどうでしょう
https://newtrading.etrade.ne.jp/ETGate/WPLETmgR0 …
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
参考にさせていただきます。

お礼日時:2007/08/20 10:19

とりあえずTOPIX ETFを50%、米ドルMMFを25%、ユーロMMFを25%というのはいががでしょう。

個人的意見ですが、今後20年の最大のリスクは何かを考えた場合、インフレと円安(円安もインフレの要因です)のような気がします。それから長期保有でのリターンを落とす最大の要因は保有コスト(信託報酬)なので、アクテイブ系のファンドはその点で大きく不利ですから。J-REITがもう少し調整したらある程度組み入れても良いかもしれません。外貨MMFがある程度累積できたら外債も検討できます。

この回答への補足

ありがとうございます。
ETFの場合、長期保有に向くものなのでしょうか?
比較的短期の売り買いで利益確保してゆくものなのかなって思ってましたので・・・

補足日時:2007/08/20 10:17
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1.なるべく購入と保有コストが低いものというと、ノーロードのインデックスファンド(日本株ならTOIX連動)がよろしいのでは。



2.こういう資金が投資信託に向いています。とくに毎月5万円というところ。ただし、1年先に使うとか予定のあるお金は、価格変動がある金融商品には向きません。

3.投信なら4%程度は可能でしょう。

確かに、投資信託の手数料はかかりますが、不動産投資をするには、まとまった原資が必要で、誰にでも取り組めるものではないと思います。

そのうち、アルファ先生が選び方を回答してくれるかもしれませんね。それに期待しましょう。
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この回答へのお礼

ご意見ありがとうございます。
リスクを考えて投資対象が違う商品に分散しようと考えているのですが、具体的にどうゆう商品にどのような割合で、ということになるとなかなかわからなくなってしまって・・・
手数料、税金等引いて4パーセントと考えているのですが・・

お礼日時:2007/08/18 22:40

気に入らない答えかも知れませんが、ロバート・キヨサキが投資信託について書かれた一文がありますので参考になさってください。


http://biz.yahoo.co.jp/column/company/ead/celebr …

参考URL:http://biz.yahoo.co.jp/column/company/ead/celebr …
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この回答へのお礼

気に入らないって事は無いですよ。いろいろな方法論あるでしょうし、違うアプローチの仕方を推す方もいらっしゃるでしょう。私は全くの素人ですから、ひとまずいろいろな意見を聞きたいと思ってます。
ありがとうございます。

お礼日時:2007/08/18 20:28

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