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車の窓ガラスの曇りを取る際、(特に冬の話ですが、)
暖房の暖かい風を送るより、冷風を送った方がよく取れます。

暖かい風を送った方が曇らせている水分は多く気化しそうですが、
なぜ冷たい風を送った方が良いのでしょうか?

A 回答 (6件)

冷房の方が曇りが取れやすいのは、エアコンを通ってきた冷風は湿度が少ないから、ガラスの曇りが再蒸発するためです。



「曇り」は、湿度を多く含んだ空気が、ガラスなど水滴に戻りやすいところで本来の水に戻って生じます(「結露」といいます。下記URL参照)。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B5%90%E9%9C%B2

結露を取る方法には、周囲の湿度を下げて析出した水分が再度蒸発するようにするのと、結露する物体の温度を上げて水分が析出しなようにする、2つの方法があります。エアコンの冷風を送った方が取れるのは、前者の方法です。

暖かい風を送る方法では、ガラスが暖まるのを待たなければなりません。だから、後部のガラスには風を当てる代わりに熱線で暖めて曇りを取っています。

エアコンの風の湿度が少ないのは、風が冷やされるときに水分を取られるからです。エアコンの内部には空気を冷やすための冷却面があり、そこを通ると冷却面に水分が溜まります(曇りが発生します)。夏場のエアコンを掛けている車からは水が出るのは、この溜まった水分を外に捨てているためです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
冷風の場合、冷却面に空気が当たる際、水滴がつき、その分温風のときよりも湿度が下がっているのですね。
これですっきりしました。

お礼日時:2007/08/26 15:06

言葉での説明は既にあるので


調湿線図で、冷房の出口側の湿度を25-30どくらいで、暖房使用時と冷房使用時の湿度を結露しているから外気温と同じと考えて線を否定見てください。

大体の見当がつくはずです。「調湿線図」はくうちよぅか化学工学か、そのあたりの本を見てください。
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内気と外気の温度差が問題になります。

内側の暖かい空気には水分が多く溶けています。一方、窓ガラスは外気とも接しているので冷たく冷やされます。冷たいガラスと暖かい空気が触れると空気中に溶けていた水蒸気が溶けきれなくなり、水滴としてガラスに付きます。これはコップに冷たい水入れておくとガラスに水滴がつくのと同じです。エアコンで冷たい風を送ることで、ガラス面と接する空気の温度を近づければ温度差による水滴の付着がなくなるわけです。
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もっとも大きな要因は、外気との温度差です。



住宅の窓ガラスを例にとりますと、
冬場は内側が曇りますし、結露します。
これは、内側の空気が外気に比べて非常に温度が高いからです。
冷たい飲み物を入れたコップの外側が結露するのと同じですね。

それとは逆に、
夏場の、気温が高く湿度が高い天候のとき、フロントガラスに冷房風を当てると、
フロントガラスの外側の、風の吹き出し部分の付近が曇ります。
ワイパーを動かせば、曇りが取れます。
この事実から明らかなように、冷房風の除湿効果はメインの要因ではなく、
ガラスの内側と外側との温度差の効果が支配的です。
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エアコンの冷風には除湿効果があるからです。


水分の多い窓ガラスにはこの冷風を吹き付けるほうが簡単にガラスの曇りを取ることが出来ます。
 しかしもし暖房の温かい風がやけどしそうな熱風が出るのなら
これでも曇りは取れるはずです。
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空気が冷やされる時に除湿されているからです。


冷やされることで飽和水蒸気量が減少し水となって排出され、乾いた空気になります。
エアコンスイッチをオンにして温風にすると、除湿された暖かい空気が出るので、これが一番曇りを取ります。
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