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嬉しいからエンドルフィンが分泌されるのでしょうか?エンドルフィンが分泌されるから嬉しいのでしょうか?

A 回答 (1件)

こんにちは。


エンドルフィンが分泌されるから「嬉しくなってしまう」ということになります。

「嬉しい」という感情は、嬉しいことに対する身体の反応です。環境の変化として中枢系に入力された情報に対し、それが「報酬刺激」と判定されるならば我々の脳内には神経伝達物質が放出され、自律神経系の働きによって身体の生理状態も活発になります。
ところが、「β―エンドルフィン」といいますのは通常の伝達物質とは違い、報酬刺激の入力に対して分泌されるものではありません。つまり、別に嬉しいことがなくても分泌されてしまうのです。

「ランナーズ・ハイ」という症状が有名ですが、これは別にランナーの記録が伸びたから嬉しいというわけではありません。「β―エンドルフィン」は運動量がある一定の上限を超えたとき、あたかも「自衛作用」のように分泌されます。これにより、報酬刺激の入力がないにも拘らす脳が幸福状態になり、自律神経系が身体の生理状態を亢進させてしまいます。何故そのような必要があるのかはまだはっきりとはされていません。
このため、この幸福感が報酬として学習されてしまいますと、その行動が頻繁に選択されるようになり、そこに「常習性」が生み出されます。何の努力もせず、何の報酬も与えられていないのに幸福になれる、正に「脳内麻薬」ですね。
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この回答へのお礼

参考意見ありがとうございました。私も考察したいと思います^^また、お願いしますね。

お礼日時:2007/10/25 18:05

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