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漠然としておりますが、世の中の価値観が、画一的になる傾向があるように思います。それは主にマスコミ操作によるのかもしれませんが、それを生み出す土台のようなもの、民意というか、常識のようなものがあって、それにマスコミが加速をつけいているというようなことではないでしょうか。例えがないとあまりに分かりづらいと思いますので、卑近な例ですが、次のようなもの。

○よく、多産家族はマスコミの話題になりますが、子なし家族はまったく注目されない。倫理的人類学的には、地球環境の改善に取り組んでいるといえるのに。

○少年非行などで、「あんないい子が」「まったく意外だ」などという、信じられないということばかりを取り上げる。「ああ、もっともだな」というような例を挙げない。あるいは、死者を貶めるわけにいかないからか、理不尽に殺された人をいたずらに美化する。

考えてみろと、マスコミのすり込みばかりなのかもしれません。しかし、それにしても、なぜ一方の価値観だけがはびこるのでしょうか。

A 回答 (15件中11~15件)

参考までに



僕はマスコミ(メディア論)を学んでいました。まずメディア、情報誌、新聞、テレビニュースなどありますが、結局ニュースソースになるものは、どれだけ大衆にうけるかだと思います。商品を売るのと一緒です。忘れないで下さい、新聞やテレビはビジネスです。よく英語でinfortainmentと言いますが、日本の新聞など見ても、娯楽の要素がとても強いと思います。

ニュースソースにしても、細かい決まりがあって、近親感や、地理、文化など大衆に受け入れられる情報が優先されます。日本のテレビニュース、新聞で海外のニュースをどれだけ取り上げているか、また何ページ目に書かれているかを見れば一目瞭然ではないでしょうか。またニュースは娯楽です。イヌが人間を噛んでもニュースになりませんが、人間がイヌに噛み付けば立派なニュースになります。

>マスコミのすり込みばかり

たしかに、マスメディアによる刷り込み、またマスコミの書く事実と真実には違いがあると思います。ここに良い例を乗せておきます。オーストラリアでは日本人はクジラを殺しているニュースで取り上げます。でも日本のマスコミはどうでしょうか、この”殺す”という単語を使っているのでしょうか。おそらく”捕まえる”という単語に変えているのではないのでしょうか。結局メディアの作っているものは事実ですが、彼らの目線での真実です。それにニュースソースの偏見から大衆を違った方向へ導くこともあるとは思います。メディアはイデオロギーの中で情報を提供し、現実/真実をもっと本物っぽく(hyperreality)みせています。こう言った意味ではメディアの情報は画一的と言えるかもしれません。

ただし先ほども言いましたが、メディアが提供するのは情報という商品です。需要があれば供給する。そして大衆が望むものをメディアは提供しています。つまりメディアだけがスケープゴートにされるのはおかしいと思います。

参考まででした
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この回答へのお礼

大衆が望むものというのは、ほんとうにマスコミの思惑と一致しているのか、なにかその根拠があるのか、自分なりに疑問でした。どうなのでしょう?商品性という点についてはもっともなんです。

お礼日時:2007/10/24 13:49

画一化されているかどうかは知りませんが。



多産家族が話題になる
→ ネタは多い方がドラマにしやすいからです。夫婦二人では出演者が二人のドラマになりますから、脚本が作りにくい。子供が10人もいれば、あの子がこうで、このこがああで、とキャラ作りがしやすい。それだけの話です。

少年非行と死者
→ 私が物心ついたころ、40年近く前から変わりませんので、画一化される傾向にあるとは思えません。少なくとも40年ほどは変わっておりません。
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この回答へのお礼

ネタをフォーカスしたほうがおもしろいかもという感覚はマイノリティーなんでしょうかね。被害者同情が過多になってきてませんかね。

お礼日時:2007/10/24 13:15

自分の画一的なパラダイムに気がつかない視点が危ういのでは。



マスコミニュケーションにあたって大衆向けの情報をつくるのですから、大衆受けする情報になるに決まっているでしょう。独自性のある情報を少数派に向けて発信しているメディアもありますが、そのメディアがマスメディアに発展できないのは、商業的に成立しないからであり、早い話が大衆向けじゃないのでしょう。大衆批判とマスメディア批判なんてよくあること。
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この回答へのお礼

大衆受けというものが本当に画一的であるのか、それとも勝手にそう思わされているのか、いまいち納得行かないという感じです。

お礼日時:2007/10/24 13:13

再度ですが、


おっしゃられた世の中が画一的になる傾向。
これは殺人事件が増えている。まあマスコミとりあげですが、また経済の閉塞感で暗い暗いという感じがあり、浮き足立つ楽しいとか景気のいい話題がかき消されるというのもありますね。万人が感じておられるとおりです。
 中身もたいしてないのにワァワァ騒ぐのが日本人ですから、ブームがあってもすぐさめるのが日本人ですからというのは少し影を潜めていますね。この感じはまだまだ少しは続くでしょう。止められもしないし制御もできないですね。昭和30年から昭和55年くらいはまだまだ平穏な日本でしたが。
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この回答へのお礼

中身がないのに騒ぐ、ブームですぐさめるという土台があるが、最近は熟成したのか閉塞感が重いのか、ちょっと変化しているように思える。昭和55年に何かありましたか。80年代という区切りはなにかあるですかね。

お礼日時:2007/10/24 13:12

ご年齢はわかりませんが、世間一般上、新聞では 産経 読売が、右翼系保守。

 朝日が左翼的です。 成立過程がそうですから。特にテレビにおいては、報道が規制されている面もあり、12チャンネルどれも見ても画一的報道がされている傾向もないではないという気がします。刑事犯罪報道においては、発生直後においては規制をかける点もありなおさらそういう傾向にあります。
 テレビで泣いて報道するわけもないであろうし笑って人をひきつける話し方が普通でしょう。私はテレビ報道を100%は信じてはいません。
 大体、国民一人一人すべて報道していては、プライバシーもあったものではないでしょう。新聞も同様です。市長 芸能人あたりだとマスコミに始終くいつかれ大変だと思います。
 というようなことをもうしましてもあまり関心はないようにお見受けします。
 いちばんいいのは海外旅行でもされたらいかがですか?外国に行く途中の飛行機内でも考えさせられましたが、いかにマスコミにおいて日本人に思考に与える影響をあたえる部分が大きいかまたその姿勢は、わかるでしょう。だからふりまわされては、馬鹿をみるとほとほと思いました。
 一方の価値観がはびこる。そういう表現は誤解をまねくと思います。
そんなのを非難するのは、裁判問題になったときなどに考えればいいでしょう。
 画一的と個性的などがこの最近30年間いわれてますが、国内よりも外国を意識してのことです。画一的もいいと思いますが。マスコミ上は画一的それも結構ではありませんか。(小声ではかまわないと思っていますが。)
 日本は、その位置上、島国ですから、まだいいほうです。いいほうというよりも・・・・、これからはより外国に左右されず強い発想の人が増えるのを期待します。
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この回答へのお礼

とても滋養分の多いご回答です。
読んで豊かになった気がします。

お礼日時:2007/10/24 13:09

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