10代と話して驚いたこと

今作っている芝居の中に、人が包丁で刺されるシーンがあるのですが、そこで血のりを出したいと思っています。
しかしやり方が分かりません。
派手に吹き出したりせずに、服ににじむ程度でOKです。

服の内側に血のりの入った袋をつけておいて、それを何かの形で破れさせれば良いんでしょうが、まさか本物の包丁を使っている訳でもなさそうですし・・・

どなたかご存知の方は知恵をお貸しください。

A 回答 (1件)

>服の内側に血のりの入った袋をつけておいて


とお考えのようですが、この方法の場合は上手く袋が破れたとしても服地の質によってなかなか効果的に服の表側まで血が滲んでくれない可能性があります。最悪、表側には滲んでこないで、まっすぐ服地の裏側を垂れていくだけになったりします。また、ご想像の通り身体に傷を付けずに「身体に取り付けた袋を破る」のはかなりの危険を冒さなければなりません。

こういった場合は、むしろ服地の表側から血をなすりつける方が確実で視覚的にも効果的です。
その方法のひとつとしては「刺す側の人」が手の中に血糊を隠し持って、突き刺した芝居の瞬間に刃物やそれを持つ手~相手の傷口に相当する場所に血糊を擦り付けるようにします。この場合、刺す側の人の手および刃物にも血糊が着きますが、その方が効果的と思えればそれで良し、その後の芝居の都合で困る(刺した人が汚れては困るものをいろいろと触る芝居があるとか・・・)と思われる場合は「刺される側の人」が血を擦り付ける行為を行うようにします。

血糊はコンドームに血糊を詰めたものを持って掌の中で潰す(爪を立てると簡単に割れます)とプシュっと血糊が吹き出る感じなります。血飛沫が飛んでしまうのが嫌な場合は血糊を小さなウレタン(スポンジ)に含ませておりて手の中で絞るようにします。
もちろん、擦りつける行為は観客に見えないように工夫する必要がありますが、通常の演劇の場合は刃物で刺す瞬間というのも「隠して行う」と思いますので割と簡単にクリアできると思います。また、いつ血糊を手の中に隠し持つかという辺りは工夫が必要になります(ウレタンの場合は済んだ後のウレタンをどう始末するかも含めて)ので、演出家や殺陣師との相談が必要になります。

また、効果的に見せるには血糊も既製品をそのままではなくて、服地にあわせた色合いや、仕掛けにしやすい粘度を調整した方がよいと思います。たかが血糊ですが舞台での効果を生むためにはいろいろと工夫が必要になりますので、頑張って様々な方向からチャレンジしてみてください。
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この回答へのお礼

なるほど!!
丁寧に回答して頂き、本当にありがとうございました。
とても参考になりました。
ひとまずウレタンで実験してみようと思います。

お礼日時:2007/09/20 12:58

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