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A 回答 (5件)
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No.5
- 回答日時:
可能か不可能かで言えば可能です。
異なる流派を並行して修行すると言うのは、かつて剣術が隆盛していた時代でも普通に有り得た事でした。
例えば、徳川将軍家では柳生新陰流(正確には柳生宗矩によって伝えられた新陰流の江戸派)と小野派一刀流が将軍家御流儀として、歴代の将軍が代々指南を受ける将軍家二大剣術となったのは有名な話です。
もちろん、他流との並行修行を禁止している流派もたくさんありましたが、修行者が黙っていれば関係ありませんよね?(笑)
禁を破り、師匠に無断で他流を修行している剣客も当然の如くいたはずです。
まぁ、バレた時は破門やら印可の取り消し、更には流派の技・奥義の流出阻止の為の“口封じ”など、罰則がとんでもなく厳しいものでしたが……。
しかし、平和かつ剣術の廃れた現代においては、「ある流派において免許皆伝になる」というのは人生の半分以上を費やすほどに困難な事で、複数の流派の免許皆伝を得ている人というのはいないのではないでしょうか?(いたとしても、正直なところ、かつての昔に存在した剣豪達に比べると眉唾物です)
あるいは、「流派名は二つに分かれているが、並伝する形で修行する為に流儀としては一つと数えられる」という武術団体(実際に存在します)では、最終的に複数の免許皆伝を同時に得る事ができる算段になりますね。(○○流剣術と○○流太刀術を並伝、××流剣術と××流居合術を並伝、等々)
なんにせよ、並大抵の苦労では成し得ないであろう事は明白です。
剣術が研鑽され続けていて、剣の達人がたくさんいたという時代背景や、毎日毎日寝ても覚めても剣を振って、しかも同様の修行者に囲まれているという生活環境があったからこそ、複数流派で免許皆伝なんて事ができたのでしょうね。<歴史上の剣客達
ものすごく蛇足ですが、個人的に史上最強の剣豪は、上泉伊勢守信綱だと思ってます。
次点が塚原卜伝、その次が宮本武蔵、東郷重位、伊東一刀斎といった面々でしょうか。
全国にごまんといる武蔵ファンには怒られそうですが(笑)。
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No.4
- 回答日時:
現代でも可能です。
そうでなければ正統な伝が無くなってしまいます。規則については、流派・先生によるでしょう。古くは○○流の剣術と□□流の柔術と××流の鎗術と△△流の馬術と・・・といった学び方はよくある事だったらしく、他流を学ぶ事については、規制する所は少ないと思います。
先日、とある杖術のホームページを見てみると「他に剣術などを学ばれている方は、その師匠と相談してください」という旨の文章がありました。
いわゆる武芸十八般というもので、昔の武士では一般的だったのですね。
参考になりました。ありがとうございました。
No.3
- 回答日時:
規則はありませんし習得した後、他の道場に通うのも問題ありません。
それに昔は出稽古という形で他流派同士交流していましたし、道場破りもあり負けた流派ではそのまま門下生が他の道場に移ったりもしていました。
現代でもきちんとした道場や指導者は認めています。
他者を知る事で自分の技の長所、欠点も判りますし練習法の違いや使い方の違いなども勉強になります。
それにいざ試合となると相手を知っている方が強いですから(敵を知り己を知れば百戦危うからず)。
認めない所は自分の教えているものに自信が無いのかもしれませんね。
自信が無いから他流派を勉強するとそちらに流れて行かれるとか、他との違いを聞かれて答えられないなど指導者として未熟な事が知られてしまったら困るからじゃないでしょうか?(全部がそうでは無いと思いますが)
だからもっともらしい理由をでっち上げて認めないようにしているのかも?
少なくとも私が習っている所では否定していません。
逆に他の流派などとのやり方や練習の仕方の違いについてもきちんと説明してもらっています。
敵を知り、己を知れば百戦危うからず…なるほど、納得です。実際に学ばれている方のご回答、非常に参考になりました。ありがとうございました。
もしよろしければ、どの流派で学ばれているか教えていただけませんか?
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