英語などの「V」が含まれる言葉を「ヴ」を使って表記することがあります。
それは何のためなんでしょうか。
「B」と「V」を区別するためだ、というなら
「SEA」と「SHE」はなぜ区別しないのでしょう。

「インタビュー」を「インタヴュー」と書く人がいますが、これは変ですよね。
「インタヴィュー」でなくては。

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A 回答 (14件中1~10件)

0.No.98881の回答の前に書いたものなのでその辺をよろしく。



1.なぜ、「ヴ」だけが使われるか。
 /ka/,/ki/,/ku/,/ke/,/ko/は「か」「き」「く」「け」「こ」と表記されます。これは日本語でも、「か/ka/」「き/ki/」「く/ku/」「け/ke/」「こ/ko/」だからです。
 しかし、/sa/,/si/,/su/,/se/,/so/は、多少正確に書くときは、「さ」「すぃ」「す」「せ」「そ」と表記します。これは日本語の「し」が/shi/なので、/si/の表記のためには「す/s(u)/」+「い/i/」を使うわざるをえないからです。(「子音+/u/」を「子音単独」と同視するのは、単独の子音字を持たない日本語表記の通則です)
そして、/fa/,/fi/,/fu/,/fe/,fo/は、「ふぁ」「ふぃ」「ふ」…で表記します。何故なら日本語の中の/f/の音は、「は/ha/」「ひ/hi/」『ふ/fu/』「へ/he/」「ほ/ho/」の「ふ/f(u)/」にあるからです。
 ならば、その有声音である、/va/,/vi/,/vu/,/ve/,/vo/も「ぶぁ」「ぶぃ」「ぶ」…で良さそうです。しかし、残念ながら、「ば/ba/」「び/bi/」『ぶ/bu/』「べ/be/」「ぼ/bo/」なのです。そのため、/va/を「ぶぁ/b(u)a/」と書くくらいなら「ば/ba/」とで十分なのです。
 ところが、日本人は/f/の音を持っているだけにその有声音である/v/に敏感でした。そのため欧州人の/v/を「ぶ」とは別の音と聞き取りやすかったのです。そこで、それを何とか表記しようとしたのが「ヴ」です。
 では、なぜ「ヴ」かというと、多分、「う」を言うときの口の形と「ヴ」が似てるからでしょう。

* ちなみに、日本語の「ふ」は正確には/f/(唇口摩擦音)ではなく/φ/(両唇摩擦音)です。

     両唇 唇口 歯 歯茎 後部歯茎
 破裂音 <b,p>    <--------t,d -->
 摩擦音  <φ> <f,v> <θ> <s,z> <sh>

 図のように、もともと日本にない/θ/は/s/に吸収され、/f/,/v/は/φ/に吸収されたのです。

2.なぜ、「インタブュー」「インタヴィュー」ではないか。
 思うに、「ぶ」の本来の音である/bu/,/vu/が/b/,/v/に転用されるのは、そこで/u/を落とすのは自然であるから、つまり、日本語でも子音の前や文末で/u/を落とすことが多いからでしょう。実際、「~です」は/des/と発音されます。そのため、"love(/lAv/)"は「らぶ/rabu/」で代用できるのです。
 しかし、"view(/vju:/)"を「ぶゅー/buju:/」にした時、/b(u)ju:/と/u/が落ちるのは日本語として自然かというと、疑問です。勿論、不自然でも、表記上仕方がないということもできます。ところが、代わりに「びゅー/biju:/」と書いてしまえば/i/が/j/に吸収されるのは自然です。「ぃ/j/」の音は半母音とも言われるように母音の「い」と交換しやすい音なのです。
 ところが、「ヴ」は事情が違います。「ヴ」は/v/の表記のため意識的に作られた文字なので、/v/が本来で/vu/が転用です。そのため、はじめっから「ヴュー/vju:/」で、問題ないのです。

* 多分英語には/bju:/の音がないので、/vju:/を「ヴュー」ではなく「びゅー」と表記しても混同がないのでしょう。
  同じように、/vu/の音も無さそうなので、「ヴ」を/vu/でなく/v/のために使用しても問題がないのかもしれません。もっとも、英語にもなっている"voodoo(/vu:du:/)"とかフランス語の"vouz(/vu/)"とかもありますが。

3.Eivisさん回答の「上田敏の詩『秋の日のヴィオロンの・・・』」は、フランス語ですから、「ビオロン」になっても「バイオリン」にはなりません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

それにしても、相変わらず「V」を「ぶい」と言う人は多いですね。「ヴィ」または「ビィ」と言う人は少ない。「RV車」「V6エンジン」は「あーるぶいしゃ」「ぶいろくえんじん」ですもんね。

「ブルガリ」のつづりは「BV」で始まりますが、これは「ブ」でよろしいんですかね。そもそも何て発音するかを知らないもので…

お礼日時:2001/01/30 00:21

またEivisですが、「必要である」かどうかの念押しがありましたので再度おじゃまします。



印刷物では書いた方の想いが、感じられるので「絶対必要」だとおもいます。

 私は「ヴ」を使わない時代は知らなかったので、勝手にいつも使っていましたので、問題にする事自体、不思議な気がします。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

わたくしも今夜はこのへんでおいとまして、テレヴィでヴァライェティー番組でも見ることといたします。

お礼日時:2001/01/31 23:19

ブルガリのつづりは"BVLGARI"ですが、これは中世まで"V"の文字が"U"をかねていたころの名残です。

母音の時は"V"は"U"の音、子音の時はそのまま"V"の音だったということです。なので、発音は「ブ」の音が正解で、「ヴ」ではありません。実際、ブルガリのサイトのURLは下のように"u"を使っています。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

そういえば「W」は「ダブルユー」つまり「U」が並んでいることでしたよね。

お礼日時:2001/01/31 00:08

 再びEivisですが、、、文字を視覚的に見方を変えてはいかがでしょう?


つまり、普通の会話ではほとんどの人が(V)の発音で話さないわけですね!

 加藤茶さんは(VIVAVIVA)をビバビバといい、日本人の会話では一向差し支えないんです。

 私は(V)の字は好きな方ですが(日本語の)会話では使いません、、、キザ過ぎます!

 ただ文字にした時は「ヴァージン」の方が「バージン」より好きなんです・・・個人的趣味ですが!
明治大正時代のヨーロッパ文化が主流だった時代の名残か(V)を使った文章には、視覚的にもこの「ヴ」を使ったものが多いと思います。。。ハイカラな感じがしたんでしょうね!

 最近の傾向は、そのような文化的時代の流れを評価し直しているためだと思います。 
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

ということは、やはり「V」の音は日本語に不向きなんですね(笑)。
言葉には出さなくても文字にはしたい、ということですか。


お答えを寄せてくださったみなさんは、「必要である」というご意見なのでしょうか…

お礼日時:2001/01/31 00:13

No98633のmasmasさんの回答にすでに書かれているのですが、


(一部微妙に違っていますが)
No98645のお礼を見る限り、まだ誤解なさっているようですのでちょっと。

> 「ヴ」しか考案しなかったということは、「V」の子音だけを日本語表記に置き
> かえるつもりではなかったのか、と推測することが出来ますね。
> 「vo」が「ヴォ」ならば、「vi」は「ヴィ」となるべきではありませんか。←し
> つこい

全くそのとおりです。
「ヴ」はあくまでも子音「v」に対応するカタカナ表記ですから、
(左は発音記号、右はカタカナ表記法)
「va」->「ヴァ」(「バ」)
「vi」->「ヴィ」(「ビ」)
「vu」->「ヴゥ」(「ブ」)
「ve」->「ヴェ」(「べ」)
「vo」->「ヴォ」(「ボ」)
「vja」->「ヴャ」(「ビャ」)
「vju」->「ヴュ」(「ビュ」)
「vjo」->「ヴョ」(「ビョ」)
と表記されるべきです。
ただし例外として子音「v」のみが発音される場合、「ヴ」を用いない日本語の場合は表現できないので、「ブ」で代用するのです。
あくまでも思考としては先ず「ヴ」ありきで、それを「バビブベボ」で代用していると考えるべきです。「ブ」->「ヴ」なわけではありません。

したがって逆にgootaraさんが「interview」を「インタヴィュー」と書きたくなるのはおかしいのです。
これは発音記号「vju」に対応しているので「インタヴュー」であるべきです。

同様に「evening」の「v」は母音を伴わないので、単に子音「ヴ」を用いて「イヴニング」と書くのです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

「インタヴュー」を[intavju]と読むことを知らない限り、その字のとおりに発音すると「いんたぶゅー」となりませんか(というより、発音しにくいデス)。

「ヴィュー」の「ィ」は、「ュ」に含まれていることになるのでしょうか。
ということは、むしろ「インタブュー」「プレブュー」と書くべきなのかな… ←ほとんどブョーキ(病気)

お礼日時:2001/01/30 00:06

上田敏の詩「秋の日のヴィオロンの・・・」



これを「秋の日のバイオリンの・・・」では困ります。

世の中には情緒的なことを優先する場合もありますから、

「知識の押し売り」などと毛嫌いしないで頂けませんか?

如何なもんでしょう!
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

作家ってわがままなところがありますものね。←懲りてない
「五月蝿い(うるさい)」なんて、声に出してしまえばわからないのに…。

やはり、豊かな文学表現にとっては必要だ、ということですね。

お礼日時:2001/01/29 23:50

聞きかじりの知識ですが、正式な書類にどこまで正しい表記を求めるかは、ずっと検討されている事で、『ヴ』が使われるようになったのは、最近の事だと聞きました。



#3で書かれているベートーヴェンについても、別にベートーベンでも日本ではなんの支障もないのでは?と思います。ただ、音楽評論家の方々によると、入ってきた当時は、何十通りもの表記があったの(ベエトォーベン等)ですが、読みやすく、一番正しくするのに、長い間議論されているようです。パッと見てすぐ読めないような表記では、やはり支障もあるのではないでしょうか。カタカナの限界もあるきがするのですが。

RとLのカタカナがわかれてくれたら、もう少し、外国語の発音をするとき楽になってたかも・・・と思うのですが、その為には、カタカナを作らないといけないかもしれませんね。らりるれろに丸をつけたら、巻き舌(R)とか?
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

中学の時、英語の発音をカナで書くことを教わりました。
その時、RとLの違いをひらがなとカタカナで区別していたことを覚えています。

「ギョエテとは、俺のことかとゲーテ言い」というやつですね。

お礼日時:2001/01/29 23:47

なるほどね。

LとRやSとTHなどが区別されないのが気の毒なのは最もだと思いますよ。ただ、日本人はLとRやSとTHなどの区別に比べてBとVの発音の区別はしやすいんですよ。上下の唇をくっつけるか、上の歯と下唇をくっつけるかの違いだけですから。
最近パソコンの普及に伴って「バージョン(ヴァージョン)」という言葉が良く使われるようになってきましたが、こういう比較的日本人にとって新しい言葉は原語に近い発音で話される場合が多いですね。私もこの言葉を言う時、無意識に上の歯に下唇をくっつけて言ってますね。今、英会話を勉強中(まだまだ初心者)ということもあり、若い時から洋楽(主にビートルズなどのロック)を聴いてきた影響もあると思うんです。だから、普通の人がカタカナ英語で「V」を「B」と発音しても全然気になりませんが、プロのJ-POPの歌手が歌詞の中でこれらを混同して「アイ・ラビュ~♪」などと、しっかり両唇をくっつけて歌われると「もっと勉強しろよ~、プロだろう!」と思ってしまうのです。
余談でした。失礼しました。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2001/01/29 07:52

「イヴニング」のローマ字表記は「IVUNINGU」ですよね。


日本語の子音として、BとBY、VとVY(ヴァ行とヴャ行)があると考えれば、多少はすっきりするのではないでしょうか。もちろんいずれも、単子音にはなりません。
そもそもの問題として、V音のカタカナ表記として「ヴ」の応用だけで片づけずに、「ア゛」「イ゛」「エ゛」「オ゛」も用意しておくべきだったのかもしれませんね。
ワープロソフトの入力方法は便宜的なもので、あまり参考にする必要はないと思います。「ン」にX、「ァ」にLAを割り振る例さえあるので。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

「ヴ」しか考案しなかったということは、「V」の子音だけを日本語表記に置きかえるつもりではなかったのか、と推測することが出来ますね。
「vo」が「ヴォ」ならば、「vi」は「ヴィ」となるべきではありませんか。←しつこい

お礼日時:2001/01/29 07:50

私はあなたのように「『ヴ』表記は、知識の押し売りのような感じがしてイヤなのです。

」というほど「ヴ」を憎んでいませんが、どちらでもいいと思っています。その人が「ヴ」と聞こえたと言うのならそれでいいんじゃないかよ思うんです。
ただ、「『インタヴュー』をよしとするならば『インタブュー』となってしまいませんか?『B』を『ブ』、『V』を『ヴ』とすると、『ビ』は『ヴィ』ですよね。」とおっしゃっていますが、日本語では「ビュー」の発音を表記するときは「ビュー」と書くのが通例になっています。この発音表記は元々「ビウ」と書いていたものが「ビュウ」に変化し、「ビュー」にも応用されたものです。ですから、ワープロソフトもそうなっており、ローマ字入力で「BYUー」とタイプすると自然に「ビュー」が出て来るでしょう。「ブュー」とは出てこないはずです。
理屈の上からはあなたのおっしゃる通りかもしれませんが、言葉の表記はあくまで通例に従うものなのです。
それに、あなたの言う「ヴィ」は「ヴァ、ヴィ、ヴ、ヴェ、ヴォ」の「ヴィ」であって、「ヴュ」は「ヴャ、ヴヰ、ヴュ、ヴヱ、ヴョ」(本当はヰとヱは小さくなる)の「ヴュ」なのです。これは「バ、ビ、ブ、ベ、ボ」と「ビャ、ビヰ、ビュ、ビヱ、ビョ」の違いと同様です。
お分かりいただけましたでしょうか。

この回答への補足

ありがとうございます。

別に憎んでいるわけではありません(笑)。ほかの、LとRやSとTHなどが区別されないのが気の毒なのです。

ワープロの変換も100%信頼できません。
なぜなら、「十手」を出すのに「じゅって」と入力しないと出ないものもありますから。

補足日時:2001/01/29 05:36
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「ヴ」には かないません。「あ」濁点などは ヴ を真似たような気さえします)

この 「ヴ」なんですが どのような経緯で 創り出されたのか 教えてください。
(いろは歌にはないし、50音にもない・・・)

===============
あと (小)学校では 教えるんでしょうか??
はじめて「ヴ」と出会ったら 絶対に 五十音感覚からは 読めないと思うのですが。

Aベストアンサー

 
母音の「ウ」に濁点を付けて、「ヴ」にしたのは、すごいということですが、これは、西欧語について少し知っていると、自然に出てくる可能性のある発想です。

バイオリンの例にあるように、ヴァイオリンの「ヴァ」が「バ」で表記されているように、ヴァは日本人には、バに近い音として聞こえるというか、近似的な音はというと、バになるようです。

西欧語だと、ヴァ・ヴのような子音は、実は、ワ・ウのような半子音に非常に密接に関係しています。Wa, Wi, Wu, We, Wo というのを作って、仮に英語式に読むと、「ウァ、ウィ、ウ、ウェ、ウォ」となります。これをドイツ語式に読むと、「ヴァ、ヴィ、ヴ、ヴェ、ヴォ」になります。

元々、古典ラテン文字には、VとかWの文字はありませんでした。Uという文字があり、これが、時に、Vのようにも書かれるのですが、UとVで別の文字ではなかったのです。

勝利のことを、英語で、victory(ヴィクトリー)と云いますが、ラテン語で、これは、victoria(ウィクトリア)と書き読みます。ラテン語のVの文字は、「ワ行」の子音に対応するのです。

元々、UとVで同じ文字で、母音に使う場合と、子音に使う場合と、場合ごとで区別があったのですが、後に、母音の場合は、Uで、子音の場合は、Vと決めたのです。しかし、古典的に書こうとすると、Vで書くことがあります(ラテン語の話です)。

英語では、Uが母音で、Vが、「ヴァ行」の子音なので、「ワ行」子音がないので、Vを二個並べてWを作りました。こういう文字を人工的に工夫したのです。もちろん、イギリス人やアメリカ人がそうしたのではなく、もっと古い、ロマンス語という、フランス語やイタリア語やスペイン語の元の言葉の段階で、こういう工夫がされたのです。

「V(ヴィ)」の文字の子音は、英語では、「F(フィ)」の文字の子音の濁音に当たります。しかし、正確には違うのですが、「W(ワ)」の文字の子音の濁音のようにも感じられます。

そこで、W(ワの音)の子音の濁音なら、代表としての「ウ」の音の文字に濁点を付け、「ヴ+ァ、ヴ+ィ、ヴ+ゥ、ヴ+ェ、ヴ+ォ」で、Vの子音の音を日本語表記する工夫が行われたのだとも考えられます。ヴの後に、短く母音を入れると、それに近い音になるからです。

ヴというのは、英語だと、上の歯を下唇に当てて出す空気の振動音で、これに母音を続けると、具体的な音になるのです。だからヴ+母音でよいので、後に付ける母音を大きく書くと、ヴ・アという風になるので、後の母音を小さくしたのでしょう。

ヴゥがないのは、日本語では、文字はすべて母音を含んでいるからです。「ん(ン)」だけが子音単独の文字です。

「ヴァ」と「ウァ・ワ」が近いというのは、ヘブライ語の文字に、ワウまたはヴァウという文字があるのですが、古代ヘブライ後だと、これは、VかWか、どちらか曖昧な音になります。

英語のWは、記憶では、Vと同じように、上の歯を下唇に当てるのですが、「振動」させないで、破裂させた時の音のはずです。日本語の「わ」は、唇で出す音ですが、英語のWの子音は、下唇と上の歯が関係しているのです。

why, what, where, whe, which が、日本語だと「ハ行」と「ワ行」の中間のような音になるのはよく知られていますが、別に「W」の子音でもよいのです。ただ、その場合、日本語の「ハ行」とは、違った音だということです。

そういうことからすると、Vの音を、日本語の既存の文字で表そうとすると、工夫して、「ウ」に濁点を打つのが、英語などの原音の再現に近いということになるのです。この場合の「ウ」は、日本語の「ウ」というより、英語の「w」というのが妥当なのですが。

(「ウ」は、母音の「アイウエオ」の「ウ」でもあるのですが、実は、半母音・半子音の「ワ・ウィ・ウ・ウェ・ヲ」の「ウ」でもあるのです。母音に濁点という発想はすごいかも知れませんが、実は、半子音または「ワ行」子音の「ウ」に濁点をつけているのだと考えるのが妥当です。以上の説明も、そういうことを述べているのです)。

(日本語の文字表だと、「ha・ハ」の濁音が「ba・バ」のように思えますが、音から云うと、日本語でも、「pa・パ」の濁音が「ba・バ」なのです。近似的に、(半)子音の「ワ」の濁音が「ヴァ」だとも云えるのです。だから、「ウ」や「ワ」に濁点を付けるというのは、それほど、唐突な発想ではないのです)。

追記:小学生の頃に、五十音表か、あるいはその類のなかで、「か」行の文字に、「ぱ・パ」のように、小さな丸がついた文字がありました。これは何と読むのか分からないので、先生は、これを知らないのか、とクラスのなかで云い、これは……といって、説明しそうになって、結局、説明しなかったことがあります。

あれは、「カ行の気息音」だと今は思うのですが、そういう表記法が一時はあったのかも知れません。小学生に「ヴ」を見せても、いまは読める子供が多いような気がします。「カの気息音」と違って、「ヴ」のつく文字表記は世のなかに氾濫していますから。
 

 
母音の「ウ」に濁点を付けて、「ヴ」にしたのは、すごいということですが、これは、西欧語について少し知っていると、自然に出てくる可能性のある発想です。

バイオリンの例にあるように、ヴァイオリンの「ヴァ」が「バ」で表記されているように、ヴァは日本人には、バに近い音として聞こえるというか、近似的な音はというと、バになるようです。

西欧語だと、ヴァ・ヴのような子音は、実は、ワ・ウのような半子音に非常に密接に関係しています。Wa, Wi, Wu, We, Wo というのを作って、仮に英語式に読む...続きを読む

Q数学「I」II「II」「III」「A」「B」「C」の違いについて

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Aベストアンサー

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指導要領が変わると、「I」「II」「III」「A」「B」「C」の区分も変わったりして、迷惑な話です。

参考URL:http://www.mext.go.jp/b_menu/shuppan/sonota/990301/03122603.htm


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