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日本語には五十音図がありますが、外国語には母音と子音を組み合わせた五十音図のような表はあるのでしょうか?
私の知る限りでは中国語には「ピンイン」というのがあり、母音と子音の組み合わせを表で一覧できます。でも英語にはなかったような・・・
他の外国語にはそのような表はあるのか、またあったとしたらURLや参考書籍などお教えいただければと思います。宜しくお願いいたします。

gooドクター

A 回答 (5件)

質問者の方への回答は、下の書き込みで終わっているのですが…


No.3の方の記述との整合性のために、念のための補足です。


> 母音と子音を組み合わせないで使う方が多い外国語

世界の言語は、いずれも、子音と母音とで成り立っています。
( w や y のような「半母音」的なものも大きくは子音扱いで)
これは、どの言語についても同じです。少なくとも音声学的にはそのように分析して扱います。
ちなみに、子音は、「調音点」(吐く息をどこで遮って音を出すか)と「調音法」(吐く息をどのように遮って音を出すか)の組み合わせで作られ、母音は、「口の構え」と「舌の位置」の組み合わせで作られます。これも、世界のどの言語でも同じです。

なお言えば、「調音点」には、歯や舌や喉などいわゆる「音声器官」のあらゆるパーツが用いられます。
そこで作られる(調音される)音も、音声学では「歯音」「舌音」「喉音」などの名前を付けて呼びます。
韻書に見える反切表や、日本のいろいろな五十音図にも、これらの名前が使われています。


> 日本語のように 「必ず」 母音と組み合わせて子音を
> 使う(開音節といいます)方が世界の言語の中では珍しいかと

日本語は、1つの音節が *原則*として〈子音1つ+母音1つ〉で成り立つ言語です。
子音=consonant、母音=vowel、のそれぞれ頭文字を取って、これを「cv構造」と呼びます。
(「原則」と言ったのは、「例外」があるからです。つまり「必ず」ではありません。←下記の「特殊拍」の場合を参照)
世界の言語には、cvv(二重母音) や cvc(子音終止=「閉音節」と呼びます) の構造を取る音節により組み立てられる言語もたくさんあります。
これらを組み合わせると、cc のような子音の連続がザラに起こりますし、
組み合わせ以前に、音節末に子音が連続する cvcc のような音節構造も多く見られます。
(英語における音節内での子音連続では、rhythm や Alps などが挙げられるでしょう。)
日本語は原則「開音節」(母音終止)ですが、言語によって、音節を構成する、子音と母音の組み合わせ方が異なるわけです。
No.3さんのおっしゃりたかったのはこの辺のことかと思われますが、術語や概念に混乱と誤解とがかなりあるようです。


> また例えば英語では
> a とスペルしてもその音は様々です。

専門的にはこれを、「音声」と「音韻」のレベルの違い、と呼びます。
一般に、言語の表記は(音声ではなく)音韻と対応します。
日本語でも、音韻として区別しない、音声上の厳密な違いはたくさんあります。


> 日本語には
… 略 …
> 子音だけの字がないですよね。「ん」は例外。

「ん」(撥音)と「っ」(促音)と「ー」(長音)の3つ(「特殊拍」と言います)は、
もともと日本語にはなかったものです(音の変化などによって、平安時代以降に生じました)。
この3つが音節末に含まれると、日本語にも cvv (「ー」の場合)や cvc (「ん」「っ」の場合)が現れます。
(上に触れた「例外」は、これのことです。)

以上は全て、音声学の基礎知識です。ご参考までに。
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「五十音図」のように


言語を組み立てる単位となる「音節」のバリエーションを子音と母音の2つの軸で整理したものを、
「反切表」と総称します(表のかたちを取る場合が多い)。
日本語の「五十音図」は、この「反切表」の一種です。

どんな言語も、子音と母音の組み合わせで音節を構成しますから、
やろうと思えば「反切表」は作ることが出来ます。
実際に作られているもの、存在を知られているものとしては、
韓国朝鮮語の「カギョピョ」(No.1の方がおっしゃっているのはこれです)や、
中国語の「韻書」のたぐい(書名で言えば『切韻』『広韻』など)が有名です。

ハングル(←言語名ではなく文字の名前です)は、
もともと(音声学の知識のある)有識者たちが人工的に作った音素文字ですから、
言ってみれば、朝鮮語の音節を分析的に整理した反切表が先に(頭に)あって、
それを文字に組み上げたのがハングル、というようなものです。
「韻書」は、漢詩を作る時に「韻を踏む」必要があるので、それ用の参考書として
漢字一字一字が表す音節の構造を、子音・母音の両面から整理したものです。
ピンインのように英字を用いず、
同じ「声母」(子音のこと)を持つ漢字、同じ「韻母」(母音のこと)を持つ漢字、を組み合わせて表します。
このように音節を子音と母音とに分解して扱う操作を、「反切」と呼びます。
(「反切表」の呼び名はここから来ています。)

中国語の韻書も、日本語の五十音図も、もとはといえば悉曇学での概念や手法を真似たものです。
(悉曇学とは、古代インドのことば(梵語=サンスクリット語)の研究です。)
No.2の方がおっしゃるように、仏教を本格的に学ぶためには、
漢訳仏典を読むため漢文(中国語)の勉強や仏教の源流である古代インドのことばを学ぶことは必須でした。
そういった学問の系統にそって、反切表の概念や手法が持ち込まれ、日本で五十音図が作られたのです。
我々が見慣れている今の五十音図以外にも、いろいろな五十音図がありました。
詳しくは、馬淵和夫『五十音図の話』(大修館書店)などをどうぞ。
内容は専門的ですが、一般向けに書かれていて面白いですよ。

長くなりましたのでこの辺りにしておきますが、
なお詳しくは、言語学大辞典や、国語学大辞典、国語学研究辞典、などで
上に書いたキーワード「反切(表)」「韻書」などを引いてみるとよいでしょう。
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この回答へのお礼

No5のご回答とともに、専門家の方にたいへん詳しくご回答いただき有難うございます。じつはお礼がたいへん遅れたのはご紹介いただいた馬淵和夫『五十音図の話』(大修館書店)を入手して読んでいたためです。
私にもわかりやすく、とても良い本を紹介していただき有難うございました。

お礼日時:2005/09/14 02:26

>外国語には母音と子音を組み合わせた五十音図のような表




母音と子音を組み合わせないで使う方が多い外国語の場合、
そういう発想自体ありえないですよね。

日本語のように 「必ず」 母音と組み合わせて子音を
使う(開音節といいます)方が
世界の言語の中では珍しいかとおもいますよ。

ですから逆に日本語には
母音と子音を組み合わせた五十音図はあっても、
子音だけの字がないですよね。「ん」は例外。


また例えば英語では
a とスペルしてもその音は様々です。
母音と子音の組み合わせを字であらわすことは
不可能で、音声記号であらわすしかない。

音声字母表は、世界共通のものがありますよ。
五十音表とはいえないけれど・・。


ご質問自体が
音声学の基礎知識を欠いています。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございました。日本語の特殊性もよくわかりました。
これから音声学を学んでいこうと思います。

お礼日時:2005/09/14 02:28

インドのサンスクリット(梵語)を表記する文字(デーヴァナーガリー文字)は音節文字です。

子音と母音の組み合わせを一覧表にする習慣があります。サンスクリットの入門書には必ず載っています。

日本語の五十音図は平安時代に中国へ留学して梵語を学習する機会を得た仏教の僧侶が梵語の音節表を日本語に応用して作り出したものだと、どこかで読んだことがあります。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございました。五十音図に関しては書籍を購入して勉強させていただきました。

お礼日時:2005/09/14 02:29

ハングル(韓国文字)ではありますね。



参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%B3% …
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この回答へのお礼

URLを教えていただき有難うございます。
とても参考になりました。

お礼日時:2005/09/14 02:29

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