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大楠公(楠木正成)をウイキで読んでいてつくづく思うのですが・・・

今の小・中学校では、「忠義」という概念をまったく教えていないでしょうか?
「愛国心」くらいなら論議の対象になるのでしょうが、「忠義」はまったく見向きもされていませんか?
小学生にそんな話をしたら、ハトに豆鉄砲でしょうか?
(もっとも、今は、先生でさえ理解できない言葉かも知れませんが・・(-_-;)

わたしは人間にはそんな心情があってもよいと思うのですが、こんな話を小学生の孫に話し始めたら、「じいじいは頭がおかしい」とわらわれるでしょうか?
「昔はこんな話があった」といえば、おとぎ話くらいには受け止めてくれるでしょうか?

A 回答 (4件)

小学生でも教え方次第ではないでしょうか。


幼い頃から大河ドラマを見て育てば、時代劇に馴染み、興味を持つと思いますが、そうでなければ社会人になってからでも駄目です。

戦国時代の事がまるで分からない社会人も少なくありませんが、そもそも時代劇に関心のない人ばかりです。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございました。

お礼日時:2007/10/09 21:08

忠義というのは、


基本的には「自分よりも上位の概念」に対して尽くすことであり、
そこに現代的な意味を考えるのは
なかなか難しいのではないでしょうか。

なぜそこまでして忠義を尽くさなくてはならないのか。
忠義を尽くすべき対象はどのようにして選ぶのか。それとも与えられるものなのか。
一度決めたら忠義の対象を変更できないのか。
尽くす対象のしていることが間違っていることがわかっていても忠義を尽くすのか。
意味のない行為でも忠義のためには行うのか。
死んでまで忠義を尽くすのは正しいのか。
など疑問は尽きません。

逆に子供、家族、友人を大切にする、
というのは忠義とは呼びません。
ただし、人間の価値が平準化した現代は
こちらの方が価値としてはわかりやすい。

単なる懐古的な美しさではなく、
これらの疑問に対する回答があってはじめて
自信を持って忠義を伝えられるのではないかと思いますが。

なお、wikiにもあるように楠木正成については
明治以降のイメージ形成が大きいので、
特に一般的な価値観というわけでもなかったことにも留意すべきでしょう。

とはいえ、教訓を伝えることから離れて
歴史物語として太平記の時代をマンガでもいいから読んでみるというのは
それはそれで面白いのではないかと思います。

この回答への補足

おっしゃること、すべてごもっともです。

では、単刀直入にお聞きしますが、現代の中学生、高校生、大学生に楠木正成の話をしても全く理解は得られない(であろう)とお考えでしょうか?
(日本の国から忠義の概念は消え失せたか?)

マンガから入るのはいいでしょうね。
ここらあたりで反応をうかがってみます。

有難うございました。

補足日時:2007/10/04 23:11
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忠義心を発揮するには人を見る目が必要です。


この人になら忠義心を発揮しようと思えるだけの人を見る目が出来てから教えないととんでもない人に忠義心を示しても困るでしょう。

封建時代は主君という忠義を示さなければいけない人物が固定されていたので、小さいころから教えた方が都合が良かったでしょう。
でも今のように忠義心を持つ持たないからして自由な時代では、この手のものを教えるのは遅くてもかまわないと思いますよ。
別に学校が教える必要も無いでしょうし。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございました。

お礼日時:2007/10/09 21:08

大楠公を考える場合、「忠義」の前にまず楠正成の「親子の情」に


注目してほしいと思います。
 「桜井の決別(文部省唱歌)」をしっていますか? 戦前なら、この歌を知らない人は一人とていなかったでしょう。♪ 青葉茂れる桜井の・・・ です。日本人の情操教育の根幹をなしていたと思っています。
 この歌の2番以下の歌詞には、まず、「忠義」より先に、まだ幼い
我が子正行(まさつら)への思い、母親の心情を思う歌詞があって、
その後に「忠君」が出てきます。つまり、より近しい親兄弟への思い、近親者への思い(正成は湊川ヘ前桜井で我が子正行のみならず、妻や子供のある部下はみんな故郷し、死出の旅 にでたのはごくわずかだったという)。
 「忠君愛国」「滅私奉公」も上述のような思いがあってこそ、と私は考えています。 論語」にいう 修身・斎家・治国・平天 に通ずる
考え方と思っています。
 楠正成は、戦後、軍国主義の象徴のとしてこき下ろされましたが、
再評価され、「復権」されるべきと考えています。
 わけの分からぬ教育改革を云々するより、今の小学校で楠正成を正しく理解し、教えたら効果は絶大でしょう。(もちろん、伝説上の楠正成は 江戸、明治の時代に脚色されたところはあります)。

 この欄に楠正成の名前が好意的に出たことをうれしく思います。
「桜井の決別」の歌をご存じないなら「Google」で調べてみてください。伴奏つきで出てきます。

 利己・個人主義 ばかりの時代、却って生きにくい社会を形成して
しまっています。「己をむなしくして生き、他人を思いやり、信義・忠節を尽くす」。この方がよほどよい人間関係を形成できるのではないでしょうか。戦後レジュームというのか、何でもかでも軍国主義の弊害にに結び付けて全否定した日本の伝統的な考え方や思想を少しづく復活させていく努力が望まれます。

この回答への補足

わたしのこの質問の原点はこの歌にあります。
この歌をweb上で見つけて、歌と一緒に歌詞を追っているうちに
涙がぼろぼろと出てきて、この質問を書いたのです。(-_-;)

共感できる方がいらっしゃったことを大変嬉しく思います。

ただ、わたしの考えはこの歌には親子の情もありますが、先ず忠義の思想が根底になければ、”強い”共感は得られないのではないでしょうか?
この歌を今の小・中・高・大学生にいきなり聞かせたら、どういう反応をするか、大変興味があります。

「追記」
この歌の題名は「大楠公」のようです。
「桜井の決別(わかれ)」は副題ではないでしょうか?

補足日時:2007/10/07 20:10
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